今はネット上で簡単に物が買える便利な時代になりましたよね。
例えば、Amazonや楽天などのショッピングモールを利用する方は多いでしょうし、個人でもネットショップでモノを販売している人は多いので、そういった媒体を利用するって時もあるでしょう。
僕も、ここ数年は食材以外の買い物は基本的に全てネットからの購入となっています(笑
実物を見て買い物をするという楽しさはありませんが、わざわざショップに足を運ばなくても良いという気楽さが便利すぎです…
…ちなみに、ネットでモノを購入する際って今時は、
ほぼ必ずと言って良いほど「レビュー(評価)」が商品ごとにありますよね。
⇒ 星(☆)5つとかのアレです!
レビューには、実際にその商品を購入したユーザーの声がモロに見ることが出来ます。
なので、高評価であれば印象はメチャクチャ良くそれを見たユーザーの購入を後押しするほど絶大な効果があります。
逆に評価が悪ければ購入を止めさせてしまうことにも繋がるほど、これまた逆の意味で絶大な効果があると言えます。
僕もネットで商品を購入する時は一応、このレビューは見るようにはしています。
恐らく、この記事を見ている方でもレビューを気にするという方は多いと思います。
⇒ やっぱ、実際に使った事のある人の声は参考になりますからね!
ただ…
その「レビューの内容を100%信用するな!」という事を以下で詳しく書いていこうと思います。
もくじ
レビュー(評価)の影響は絶大
商品レビューの数が多ければ多いほど、購入者が多く人気のあるものだという事が判断できますよね。
レビューの数が多いに加え、高評価が多ければ多いほど「良いモノ」というイメージが強いです。
逆に、レビュー数が多いけどそのほとんどが低評価だったら「なんかヤバイのかな・・・」「問題ある感じ?」というマイナスのイメージが強烈に残るはずです。
例えば、「電気スタンド」が欲しいなぁ~と思ったとしても、検索して見ると同じ価格帯で類似商品がいっぱい出てきます。
その時に、何が購入する決め手になるのかと言うと、「気に入ったデザインやカラー」や「使い易さ」もあると思いますが、「レビュー」多いに購入の判断材料として影響を与えるのは間違いないでしょう。
「お?この商品良いな!」というものがあって、その商品のレビューがメチャクチャ良ければ、まあ購入ボタンをポチりますよね(笑
逆に、悪いレビューがメチャクチャ多かった場合は、「見た目は良いんだけど問題ありそうだから、他の商品をチェックしてみよう・・・」という感じでブラウザバックしたという経験もあるのではないでしょうか?
また、たった高評価が多くても、そのなかのたった1個の低評価のレビュー内容がヒドイものであった場合も、見た人に与えるイメージの影響というのは絶大だったりします。
このように、レビューというのは人々に与える印象を大きく左右する効果があるんですね。
レビュー内容は100%信じてはいけない理由
確かにレビューというのは、購入者の生の声がそのまま反映された掲示板のようなものなので、これからその商品を購入しようとする場合の参考としてとても役に立ちます。
参考にはなりますが、そこに書いている言葉を100%鵜呑みにするのは危険な思考と言えます。
その理由としては、
- ステマの可能性(自演/ヤラセ)
- アンチ(嫌がらせ)
- 購入者の一方的な感情
↑これらの可能性も決してゼロでは無いからです。
ステマは当たり前のように行われている!?
ステマ(ステルス・マーケティング)とは、消費者から広告と認識されないよう、主にクチコミ(レビュー)やSNSなどを使って宣伝する手法の事です。
⇒ 分かりやすく言えば「サクラ(ヤラセ)」というのが一番しっくりくる表現ですね。
そんなことまでして宣伝することがあるのかと思う方もいるかも知れませんが、世界中の大手企業でも普通に行っている宣伝手法です。
実際に企業がSNSで影響力のあるインフルエンサーにお金を払って、自社商品を宣伝してもらうということは良く行われていると言います。
インフルエンサーもお金を貰っている以上、「120%購入を勧めるレビューになる」というのが想像できるかと思います。
⇒ インフルエンサーにとって、「購入数=結果(実績)」になりますからね…
また、僕もブログやYouTubeなどで情報発信をしていますが、こんな個人レベルでも「レビュー数(高評価や登録者数なども)増やしませんか?」というお誘いがメールで度々来るんですね(笑
⇒ 世の中には、意図的にレビューを付けて利益を得ている企業も存在するんですね…
こういった企業が成り立っているという事は、それを利用している会社(または個人)も多くいるということが伺えます。
⇒ 思っている以上に、世の中はステマで溢れかえっているのかも知れませんね(汗
そして、そういったレビューには本心は無く、「120%良い事」しか書かれません。
なので、レビューを見てそれをそのまま全て信じてしまうのは危険だという事が分かるかと思います。
アンチ(嫌がらせ)のレビューの可能性も
情報社会である今、「アンチ」という言葉は知らない人の方が少ないはずです。
一応書いておくと、アンチとは人の嫌がることを目的として行動する生物です。
例えば、レビューが低い「低評価」の場合は完全に以下の2つに分かれると言って良いですね。
▸「厳しい指摘」
▸「嫌がらせ」
低評価の内容が的を得た厳しい指摘であれば、それを真摯に受け止め改善する必要も出てくるかと思います。
⇒ この場合は、コチラを思ってのレビューだと受け入れるべきですよね!
しかに、中には「嫌がらせ目的」でレビューをする人も一定数いると言われています。
コレは、SNSやYouTubeのコメント欄などに湧くアンチを見ていれば、まさに外の通りだということが伺えます。
アンチは、「こうやったらこの人は困るだろう」とか「嫌がるだろう」というのを常に考えて行動する人たちなので、そのレビューは「120%悪い内容」になるのは想像が付くでしょう。
⇒ 商品とかどうでも良くて、その人を困らせるためのレビューですから、そういったレビューを真に付けてしまうのも危険ですよね。
一方的な感情でレビューする人も…
色んな媒体で多くのレビューを見ていると、「いや、それはアナタが悪いよね・・・」と思いたくなるようなレビューも存在します。
例えば、商品説明を良く読まずに購入して、後々レビューで文句を言ったり、思っていたのと違うだけでレビューで悪評を撒き散らす…などなど…
誰でも匿名で簡単に書き込めるレビューの中には、上記で書いてきたステマやアンチ以外にも、一方的な怒りや感情任せのレビューも多く存在しているのが現実です。
万人受けするモノはこの世に無い
どうせ商品を購入するなら少しでも良いモノを購入したいと思うのは当たり前ですよね。
そして、それを判断する時にレビューは役立ちます。
ただし、
基本的に世の中には、万人受けするモノなんて無いという当たり前の事実があります。
例えば、スマホだとiPhone派もいれば、絶対にアンドロイドが良いという人もいますよね。
パソコンだったら、Windows派もいれば、最近はプログラミングの普及の関係でMac派もかなり多くなっているように思います…
このように、「絶対にこの商品が良い!」という人もいれば、その逆で「この商品は私には無理!」という人もいるんですね。
⇒ そうでなければ、世の中にこれほど多くの商品で溢れかえっているわけないですからね(笑
確かにレビューは、その商品の事を知る上でかなり参考にはなりますが、所詮は参考の域を出る事は無いというのを念頭に入れておく必要があると言えます。
⇒ 結局は自分が良ければ全て良しですからね!
複数の情報を集めて総合して物事を判断するのが大事
レビューはとても重要な情報ではありますが、それでもネット上に無限出回っている1つの情報に過ぎません。
その、たった1つの情報だけを鵜呑みにしてしまうのって、この情報社会ではかなり危険な思考なんですね。
例えば、その情報が間違っていた場合、100%自分も間違った方向へ行く可能性が大という事になります。
そう考えると、狭い情報だけにとらわれるのはヤバイですよね!
今時、分からない事はパソコンやスマホでググれば何でも出てきます。
それに加え、検索エンジンの進化によって有益な情報しか検索上位に出てこないようにもなっているます。
⇒ 検索スキルさえ磨けば有料級の情報が簡単に手に入ります。
ここで重要なのは、
⇒ 一つの情報だけで完結しようとせずに、複数の情報を取り入れ総合的に判断するという事です。
複数の情報を取り入れれば、多くの情報が手に入りますから知識量も増えますし、それが自分にとって合っているのか合わないかの判断もしやすくなります。
情報で溢れかえる現代は、特に検索力や情報の精査が必要だと常々感じさせられる今日この頃です…
コメントを残す