「努力すれば、いつか必ず報われる」
「頑張れば必ず結果が出る」
↑恐らくこの言葉は、小さい頃から耳にタコが出来るくらい聞いてきた言葉では無いでしょうか。
社会人になりたての頃は、この言葉を信じて、ただひたすらに努力したり頑張ったという人も多いはずです。
…ただある時に、
どんなに努力しても、また頑張っても全然報われないし結果も出ないという現実を知って挫折する人も多いかもしれません…
何かを成し遂げるためには、努力や頑張りは絶対条件であることは間違いありませんが、それをしたからと言って必ずしも良い方向へ進むとは限らないんですよね。
ここで、気になるのが結果を出す人と、結果を出すことが出来ない人の違いだと思います。
その違いとは、
▸「結果が出ない人は、何も考えずに作業している」
▸「結果を出す人は”成長曲線”を意識している」
以下では、結果を出す為に必要な「成長曲線」の考え方についての話をしていこうと思います。
結果を出す為に必要な「成長曲線」とは?
成長曲線とは「成功曲線」とも呼ばれますが、以下の図をご覧ください。
良く、このような図で表されていて、見たことがあるという人も多いかもしれませんね。
図の3本の線をそれぞれ説明すると、、、
①の緑色の線は、すぐに結果を出してしまうような、いわゆる天才肌的な人の軌道ですね。
⇒ 基本、真似しようとして真似できるものでは無いです。
②の青色の線は、時間の経過と作業量の蓄積により徐々に成果が伸びていくパターンで、一般的な社会人がこの軌道を辿る事が多いです。
また、努力すれば結果が出ると思い込んでいる人が思い描く理想の軌道でもあります。
③の赤色の線は、これが典型的な「成功曲線」と呼ばれるもので、最初は全然結果が出ないのに対し、一度ブレイクするとその伸びが天井知らずといった軌道を描きます。
⇒ 独立や副業など、自分の力で何かを成し遂げようとする人は、ほぼ例外なくこの軌道を辿る事になります。
独立する人に諦める人が多い理由
独立(起業やフリーランス)、副業など自分自身の力で結果を求める人では、ほぼ例外なく③の軌道を辿ると書きましたね。
でも、実際にほとんどの人は
「努力すれば報われる」と信じ、頑張ってさえいれば徐々に結果が出ると思い込んでいる人が多いです。
⇒ つまり、②の軌道を辿ると信じているんですね。
でも、現実は厳しいもので新しく始めたものがすぐに結果が出るとは限りませんよね(汗
ましてや、いきなり大きな結果が出るなんてほぼ無いと言って良いです。
むしろ、努力量に対して結果が全然付いてこない期間の方が長い場合が多いので、理想と現実のギャップから挫折する人が多いという訳です。
ちなみに、この成長曲線による理想と現実のギャップについては、以下の記事でも詳しく説明しています。
ご興味がありましたら、是非ご覧になってみて下さい。
結果を出すには成長曲線の「向き」を意識する
成長曲線の図を見ても分かるように、結果を出すには線の向きをいかに「上向き」に出来るかが重要だという事が言えます。
なぜなら、今この時に努力し頑張っているのは自分だけでは無く、全国に何万といるからです。
例えば、100人ヨーイドンで同じ時期に独立したとします。
自分以外の99人の成長曲線が青色で、自分が赤色の軌道だったとします。
このまま、変わらず並行のままだと、一生追いつけない事が分かりますよね。
つまり、成長曲線を上向きにしない限り、どんなに努力し頑張っても同時期に始めた人にすら永遠に追いつけないんですね。
なので、既に結果を出している先行者に追いつくなんてまず不可能です。
それに、後続の人にどんどん追い抜かれてしまいますので、大きな結果を出すのは控えめに言って絶望的と言わざるを得ません…
逆に、成長曲線が赤色の線のように上向きだった場合は、
今は他よりも劣っていたとしても、すぐに追いつき追い越すことが出来ます。
実際には、こんな図で自分の成長曲線を表すことが出来ないし、上向きであるかどうかなんて知る事も出来ません。
だけど、意識することは可能ですよね!
結果を出す人というのは、
▸「明確な目標(ゴール)を設定する」
▸「他の誰よりも努力量が違う」
▸「自分の好きな分野を攻める」
▸「ライバルを知り誰もやってない事をする」
▸「常に新しい挑戦をする」
これ以外にも多々ありますが、↑もうこんなことは当たり前にやっていますからね。
何も考えずにただ頑張っているだけでは、結果が付いてこない理由が分かりますよね!
最後に一言
以上、結果を出す為に必要な「成長曲線」の考え方について詳しく書いてみましたが如何だったでしょうか。
この図を見ると、「競争社会」に立たされているという事が改めて分かるような気がしますね…
とはいえ、自分で何かにチャレンジして大きな結果を出す為には、絶対に必要な考え方になります。
何が何でも達成した目標や夢があるという人は、是非この記事で書いてきた「成長曲線」を日々、意識していくと良いですね!
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