2020年に大流行したコロナの影響で、在宅ワークに移行する企業やフリーランスに移行する人が急激に増え、それによって「自分の力で稼ぐ」というスキルの必要性も見えてきたように思います。
年が変わって2021年になった今もコロナは収束する目処が全く立っていないし、今後も同じような事が起こらないとも限りません。
今まで「安定」していたものが一気に崩れ落ちるということが実際に起こった今、自分で稼ぐという力の必要性を感じる人も多いはずです。
実際に副収入を得ようと「副業」を始める人も多く、これは働き方改革の影響と言うよりもコロナ問題が続く今、その影響の方が強いのは間違いないでしょう。
では、副業を実際に始めてみようと思ってもその種類は多々あります。
有名どころで言うと、、、
- ブログ運営
- YouTube配信
- 記事ライティング
- 動画作成
- プログラミング案件
上記以外にも多々あるかと思いますが、この中では記事作成(ライティング)とか動画作成と言うのは初心者でも敷居が低く比較的案件が取りやすいです。
とはいっても、参入者が多くなっている関係で今までよりもなかなか高単価で案件が取りにくくなっているのが現状です。
なので、今後も稼ぎ続けるためには頼まれた記事や動画を「ただ作って終わり」ではなく「プラスα」のスキルが絶対に必要になってくると感じます。
以下では、今後も自分で稼ぐ為に身に付けた方が良いスキルについて書いていきます。
自分で稼ぐ為に身に付けるべきスキル
最初は副業から始めて、結果が出たらフリーランスに移行して副業でやっている仕事をメインの仕事にしようと考えている人が凄く多くなっているように感じます。
そもそも自分で稼ぐ為には、案件をもらう(仕事をもらう)必要がありますよね。
例えば、動画編集とか記事作成(ライティング)、ホームページ作成といった仕事であれば、「ランサーズ」とか「クラウドワークス」といった、クラウドソーシングサービスに登録(無料)することで案件を簡単に探すことが出来ます。
僕も以前はここをメインに仕事を探していて、主に動画編集やプログラミングの案件を頂いていました。
ただ、徐々に案件が取りにくくなってきたり、案件自体の価格が安くなってきていると感じています。
これは、参入する人が多くなってきて同じスキルを持っている人同士で価格競争が起こっているのが一番の理由でしょう。
つまり、案件の取り合いが過激化しているという事ですね。
ブログの人気に火が付いたころは、記事作成(ライティング)も1記事1,000文字~1,500文字程度で1,000円以上とか当たり前だったんですが、今では高い質が求められるけれど価格は安いといった感じで、仕事を受ける側が完全に不利な状態と言わざるを得ない状況です。
YouTubeの人気に火が付いた当初も動画編集の仕事はゴロゴロあって、そこまでクオリティーは求められていないけど結構な高単価な案件が多かったです。
ですが、今ではクオリティーはそこまで求められていないにしても案件が取りにくくなっていて、しかも単価も安くなってきているなぁと感じます。
これも、記事作成(ライティング)と同じように、参入者が多くなってきたのが大きな理由なのは間違いないでしょう。
何でもそうですけど、「先行者利益」という言葉があるように、最初に始めた人はまだライバルが少ない関係で得る恩恵もデカイんですよね。
でも、それはいつまでも続くと言うことは無く、しっかりと時代に合ったスキルを身に付けた人だけが稼げるという状態に落ち着いていくといった感じですね。
じゃあ、どういったスキルを持っていれば変わらず案件を取って自分で稼いでいけるのかというと、それは「稼がせる」というビジネスの本質的な部分があるかどうかです。
例えば、今までは依頼されたことをそのままやるだけでも案件を取って稼ぐことが出来ました。
でも、同じスキルを持っている人が溢れてくると、今までは依頼主(企業など)が「仕事をお願いする立場」だったのが、今度はコッチが「仕事ください」と立場が入れ替わります。
今までと同じように戦っていると、案件の取り合いとか価格競争に巻き込まれるのは想像が付くと思います。
でも、もし「記事を作る(ライディング) + SEO対策のサポート」とか、「動画作成 + 再生数を稼ぎやすい動画の情報を与える」といった感じで付加価値があったらどうでしょう。
つまり、コンサル的なサポートですね。
実際にここまでやっている人ってあまりいないですが、ずば抜けて稼いでいる人たちは「稼がせる」という事を必ずと言って良いほどやっているんですね。
例えば僕がプログラミング(ワードプレステーマの作成)で高単価の案件を取った時の話をしてみます。
僕は、プログラミング歴で言うとまだまだ浅い方で、知識もほぼ初心者に毛が生えた程度です。
ただ僕は、ブログ運営で月間45万PVという実績があって、今でもブログアフィリエイトでは結果を出せているので、「SEO対策」とか「こういったキーワードで記事を作るのがお勧め」といった知識には自信があったんですね。
なので、「ワードプレステーマ作成」+「作成後SEOサポート」を抱き合わせで仕事を受けるようにしていました。
そうすると、数多くある中から僕を選んで頂ける方から結構なお声をもらうことが出来たんですね。
考えてみれば簡単な話ではありますが、サイトは作ってからが始まりで、その後の集客が一番重要な部分です。
なので、サイトを作った後の「アクセスアップの施策」というサービスは、サイトを作る以上の価値があるんですね。
なので、頼まれた仕事をそのままこなすだけではなく、どうすれば稼げるか・集客が出来るかを一緒に考えて良い方向に導くスキルがあれば、今後も問題なく稼ぎ続けることが出来るでしょう。
スキルを身に付ける為にやるべきこと
他人に稼ぐ為のサポートをするためには、以下のことをすることが大切だと思っております。
- 実際に自分で経験して実績を作る
- ポートフォリオを作成する
実際に自分で経験して実績を作る
他人に「稼がせる」為には、自分で経験してその道で確かな実績を作らないと厳しいです。
例えば、全く実績が無い人が言う言葉と、実績のある人が言う言葉って、全く同じ内容だったとしても実績のある人がいう言葉にはかなり信憑性が沸きます。
逆に、実績が無い人の言葉は全くと言って良いほど信憑性が無いですよね。
なので、稼ぎたいと思う分野に自分も飛び込んで実際にやってみるのが手っ取り早いです。
例えば、記事作成(ライティング)で稼ぎたいならブログ運営をしたり、動画編集で稼ぎたいならYouTube配信をやってみたり、、、といった感じですね。
仕事をお願いする立場になって考えてみると分かりやすいですが、誰に頼みたいかというと、やっぱ「この人はこの道で稼いでいるなぁ~」と思う、いわゆるプロの人ですよね!?
稼いでいる人に作品を作ってもらえれば、同等の作品が作ってもらえると判断できますし、事実ベースでの経験談なんかも聞ければそれほど為になることは無いですからね。
上記の事から、自分で確かな実績をしっかり持っているというのは、自分で稼ぐ為の強力な武器になります。
ポートフォリオを作成する
ポートフォリオと言うのは「作品集」の事で、今まで自分で作った記事や動画、プログラムで作ったシステムなどを公開しておくといった感じですね。
ポートフォリオで何が分かるのかというと、、、
- 実績
- スキルのレベル
この2つが一瞬で判断できるのが大きいですね。
案件を取る際にポートフォリオを提示すれば、「この人はこの道で実績のある人だ」と言うことが判断でき、特にネット上での案件のやり取りは実際に合うわけでは無いので信用性がかなり重視され、この部分をカバーすることが出来ます。
それに、依頼する側が一番知りたいのは「目に見える実績」です。
自己紹介に、動画編集歴10年・プログラミング歴10年とか書いたり、自己アピールを長々と書くことも重要かもしれませんが、それよりも「どのくらいの作品を作ることが出来るのか」という部分を一番知りたいんですね。
作ってもらいたい作品と、スキルのレベルが合致していれば頼みやすいし、案件を取った後のトラブルも極めて少ないです。
別に経験年数が1年未満だったとしても、立派な作品を作れる人は沢山いると思います。
そういう人はポートフォリオを作り込むことで、経験年数を余裕でカバー出来ます。
僕もプログラミングで高額案件を取れたのは、コンサルを抱き合わせにしたと言うこともありますが、このポートフォリオを見て案件をくれる方も多くいらっしゃいました。
もう、ポートフォリオを作り込んでしまえば、自分で多く語る必要はないんですね。
それほどまでに、実績とは自分の財産になるという事なんですね。
情報発信することの大切さ
自分で稼ぐスキルを身に付けるには「稼がせる」というスキルが必要不可欠という話をしてきました。
ただ、簡単に出来ることでは無く、まずは自分でしっかりとその道で実績を作らないといけないです。
そして実績を作るために欠かせないのは「情報発信」です。
情報発信と言えばブログやYouTubeが有名どころですが、プログラミングの作品とか自分の趣味でもそうですが、それを多くの人に届けるためにはとにかく価値ある情報を配信しまくる事です。
そうしているうちに、徐々に自分と言う存在が知られていって「その道の凄い人」という確かな実績が出来てくるんですね。
無名から始めて実績が出るまでの過程と言うのは凄く価値あることで、それがそのまま誰かを「稼がせるスキル」として役に立つはずです。
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