この記事は、以下の「【Filmora11】新たに追加される機能の詳細や使い方(part1)」の続きとなります。
まだpart1をご覧になっていない方は、
お手数ですが、最初にそちらをご覧いただいた後に当記事をご覧いただければと思います。
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もくじ
この記事で紹介する機能について
▸ ⑥「Speed Ramping(スピードランピング)」
▸ ⑦「auto beat sync (オートモンタージュ)」※mac非対応
▸ ⑧「mask(マスク機能)」
▸ ⑨「インスタントモード」※mac非対応
※part1(別記事)の続きとなり、そちらでは全9個の機能のうち5個を紹介している為、この記事では続きの⑥~となっております。
それでは、以下でそれぞれの新機能を詳しく説明していきますね!
新機能⑥「Speed Ramping(スピードランプ)」
「Speed Ramping」は、素材のスピード(再生速度)を自由かつ簡単に調整できる機能です。
この機能を使うには、シーケンス(編集エリア)の上部にあるメニューバー内の10時~11時を指す時計のマークをクリックします。
表示されたオプションメニューの中に「スピードランプ」という項目があるのが確認できますね。
「Speed Ramping」を選択すると、色々なパターンが表示されます。
どのパターンを選んでもキーフレームは自由に動かすことが出来るので、動画を見ながら速度を調節すると良いですね!
ちなみに、キーフレームを中央の「1X」より上げると再生速度がアップ、下げるとスロー再生となります。
例えば、画像の様に波状にすると「遅くなる」⇒「速くなる」を繰り返しながら再生するといったイメージになります。
↑画像のボタンからキーフレームを任意の場所に追加したり、不要なキーフレームを削除することも可能です。
また、動画を一時停止させたい場合は該当箇所を選択した上で「雪のマーク」をクリックし、フリーズタイムを指定するだけで実現可能です。
このように、「Speed Ramping(スピードランプ)」を利用すれば再生速度の調整や一時停止といった設定を簡単に行う事が出来るようになるので凄く便利な機能と言えます。
新機能⑦「auto beat sync (オートモンタージュ)※mac非対応」
「auto beat sync (オートモンタージュ)」は、複数のデータと指定した時間を元に自動で1つの動画を作成してくれるという機能です。
動画データを選択した上で上部メニューバー内にある「ツール」をクリックし、表示されたオプションメニュー内の「オートモンタージュ」を選択します。
①使用するデータを読み込ませます
②完成動画の長さを指定します
③BGMの選択やエフェクトの細かな指定が出来ます
④全ての設定が完了したら「分析する」をクリックすると自動で動画が作成され、プレビュー画面に映し出されます。
「Auto Beat Sync(オートモンタージュ)」で自動作成した動画データはシーケンスに反映させることも可能なので、ここからさらに自分好みに再編集することが出来ます。
新機能⑧「mask(マスク機能)」
新たに追加された「mask(マスク機能)」では、
動画の特定の部分を選択して、オーバーレイを使って動画を隠したり、
複製、露出、修正したりすることができる機能となります。
「mask(マスク機能)」を使用するには、シーケンス内の動画データをクリックした後に「ビデオ」の項目内にある「マスク」を選択します。
そうすると、いくつかのパターンが表示されます。
また、指定したマスクに対して「境界線のボカシ」や「大きさの調整」、さらには「キーフレーム」を用いて自由にマスクを移動させることも可能です。
この機能は、キーフレームで自由にマスクを移動表示させられるというのが魅力的な部分と言えるのではないでしょうか。
使い慣れればかなり面白い編集が出来る可能性を秘めた新機能と言えそうです!
ちなみに、キーフレームの使い方は以下の記事で詳しく説明していますので、ご興味がありましたら是非ご覧になってみて下さい。
新機能⑨「インスタントモード ※mac非対応」
「インスタントモード」は、動画編集初心者向けに用意された機能です。
大まかに説明すると、
「テンプレートを選択」⇒「素材を導入」⇒「自動合成」⇒「編集」⇒「エクスポート」の5ステップだけで動画を作れる機能となります。
「インスタントモード」の場所は、フィモーラを立ち上げてすぐの画面の左に「インスタントモード」という項目がありますね。
ここをクリックすることで「インスタントモード」機能を使用することが出来ます。
最初にテンプレートがズラリと出てきますので、その中からお好みのテンプレートを選択します。
テンプレートの再生ボタンをクリックするとプレビュー画面が表示されます。
気に入ったテンプレートを見つけたら「このテンプレートを使用する」をクリックして次に進みます。
次に動画に使用する素材をフィモーラ内に読み込ませます。
※最低5個以上の素材を読み込ませないと動画を作成することが出来ないようです。
読み込みが完了したら画面右下の「自動作成」をクリックすると自動で動画が作成されます。
出来上がった動画のプレビュー画面が立ち上がりますので、ここでは文字を任意のモノに変更・追加などの編集が可能です。
また、テンプレートも別のタイプに変更することも可能となっています。
全ての編集が完了したら、画面右下にある「エクスポート」をクリックすれば1つの動画として完成です!
最後に一言
以上、
「Filmora11」で新たに追加される機能を2記事に渡って説明してきました。
バージョンアップによって嬉しい機能が多々追加されたフィモーラですが、通常は高度な編集技術が必要な機能を初心者でも簡単に使う事が出来るという操作性の良さは健在で、これがフィモーラ最大の魅力と言っても良いですね!
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※動画編集ソフト「Filmora(フィモーラ)」の様々な機能や使い方に関しては、以下の画像をクリックして移動したカテゴリーページの中で紹介しています。
「コレだけ知っていれば大丈夫!」と思うような機能や使い方を事細かに説明していますので、ご興味がありましたら是非ご覧になってみて下さいね!
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