成功するために人と会いまくって人脈を作るのは時代遅れの無駄な行為

どうも!フリーエンジニアのガクです。

この記事では、「今の時代に人と会いまくって人脈を作るのは時間の無駄」という話をしていこうと思います。

ただ、勘違いして欲しくないのが「人脈を作る」ということ自体は凄く大切なことで、今あなたが何かしらの分野で実績があり、同じ実績のある人同士で会って人脈を構築する場合は別です。

経験も実績も何も無い状態から、いきなり人と会いまくって「人脈を作るのが正義だ!」と未だに思っている人に是非、読んでいただきたい記事となってます。

そうやって、何もない状態からいきなり人脈を作ろうとすると何が待ち構えているかを僕の実体験も踏まえて書いていこうと思います。

また、どうやったら良い人脈が作れるのかということにも触れていきますので、ぜひ最後までご覧いただければ幸いです。

なぜ人脈を作ろうとするのかについて考えてみる

「まずは人脈が大事」

この言葉は僕の周りの人たちが口を揃えて言っていた共通のワードでした。

何かしらの分野で独立して起業、またはフリーランスとして働くにはその分野に詳しい人と会って情報を得るということは非常に重要です(それが出来ればの話ですが・・・)

何を隠そう、この僕自身も「人脈が大事」そう「とにかくまずは人脈、人脈、人脈…」そう信じてやまなかった一人だったのです。

僕は今はフリーランスエンジニアをやっていますが、その前はショッピングモール(楽天市場とヤフーショッピング)、さらにはショップサーブというレンタルサーバーを借りて自社サイトを作り、メンズファッションを中心に取り扱うネットショップの運営を一人でやっていました。

そこで、売上を上げるにはまず人脈が必要だと思って、手当たり次第に会える人とはとりあえず会って、話が合えば情報交換をしていたのを今でも鮮明に覚えています。

当時は、とにかく人脈を作れば、

  • 取引先が増えるはず
  • 仕入れ先情報が手に入るはず
  • 最新の情報が手に入るはず
  • 結果的に売り上げアップに繋がるはず!

そう思って、ありとあらゆる人と会いまくって一月で多い時に30人~40人とお会いする・・・なんてことを繰り返していくうちに日に日に”知り合い”が増えていきました。

しかし、そこでふと気づいたことがあります。

それは、自分が思い描いていたことは、ただの幻想だったということに・・・。

無意味な人脈を集めると不幸になる

  • 取引先が増えるはず
  • 仕入れ先情報が手に入るはず
  • 最新の情報が手に入るはず
  • 結果的に売り上げアップに繋がるはず!

人と会いまくることで得られであろう上記の期待は、すべてブチ壊れ幻想えと消え失せた訳なんですが、では逆に人と会いまくることで起こることを下記に書いていきます。

意味のない人脈の悲劇、それは、、、

  • 売り上げが全く増えないという現実
  • 意味のない飲み会・・・時間だけ消費する現実
  • 逆にモノを売りつけられる(営業される)
  • マルチの勧誘がメチャクチャ多い!多すぎ!!

売り上げが全く増えないという現実

何もない状態から人脈を作りまくっても、取引先が増えるわけでもないし、仕入れ先情報が手に入るわけでもないし、結果的に売り上げは全く変わりません。

まあ、業種によっては取引先は増えたりすることは多少あるかもしれませんが、基本的になかなかそうはならないということですね。

まあ、これは冷静になって考えてみれば当然のことです。

仮に、もしあなたが超影響力のある有名人だとして、何も実績のない人に価値ある情報を教えますか?ってこと。

答えは、悩む暇もなく「NO!」ですよね。

例えば、ユーチューバーでチャンネル登録者数を一気に増やすためには、有名ユーチューバーとコラボするという方法がありますが、ほとんどの場合は実現しません。

なぜなら、有名ユーチューバーが底辺ユーチューバー(言い方悪いですが)とコラボしても全くメリットが無いですからね。

なので、何もない状態から人脈を探しても、寄ってくる人というのは「同じレベルの人間」しかいないということです。

とはいえ、その中でも得るものはあるとは思いますが、血眼で人脈を探している時間があるのなら今やっていることに集中して努力した方が何倍もマシってもんです。

意味のない飲み会・・・時間だけ消費する現実

人と連絡先を交換しまくって一番苦に思ったのが、この「時間だけ消費」するということです。

話していくうちにある程度に親しくなった人からは、

「○○日に飲みに行かない!」

「〇〇が美味しい店があるから今度いこうよ!」

「可愛い女の子がいる店あるから今度紹介するよ!」

といった感じで、とにかく飲みの誘いが多くなりました。

たまになら良いか・・・と思って行ってみても話し合う内容は仕事の内容とは全くかけ離れたものがほとんど。

当時、ネットショップを一人で運営していた僕は、仕入れ・商品登録・在庫管理・受注管理・発送業務・サイト構築などすべて一人で行っていたので無駄に時間が奪われるのはさすがにキツかったですね・・・。

よく、「お金は稼げば取り戻せるけど、過ぎた時間は取り戻せない」と言いますが、そのことを良く実感した時期でした(苦笑

逆にモノを売りつけられる(営業される)

飲み会に誘われて、その話の中で営業されることも多かったですね。

どうでもいいことで話が弾んで、ちょうどよく酒に酔ったタイミングでいきなり営業の話を繰り出してくるからタチが悪い(汗

どんな営業が多かったかというと、自社で開発したオリジナル製品とかウォーターサーバーの契約が圧倒的に多かったような気がします。

「ちょっと今月の営業成績が悪くて・・・」

「今月あと〇〇件取らないとヤバイ、たすけて・・・」

といった感じで情を乗せて話してくることも多かったですね(笑

幸い、僕にはこの辺りの情が全くなかったので「こういうことでしか売ることが出来ないのなら遅かれ早かれオワコンだと」と普通に言えたので、何かを買わされたり契約したということは全くなかったですね。

もし、押しに弱くてなかなか本音が言えない方で、同じような状況になったとしたら「嫌われる勇気」でお断りすることをお勧めします。

むしろ、それでそういう人と縁が切れると考えれば、自分にとってプラスでしかありませんからね!

マルチの勧誘がメチャクチャ多い!多すぎ!!

何もない状態から不特定多数の人と会おうとして、寄ってくる人間はマルチの勧誘がマジで異常なくらいメチャクチャ多いです。

向こうも勧誘するという目的があるのですぐに会って話をする約束を取ることが出来ます。

ただ、実際に話してみないとマルチの勧誘だと分からないのがメンドクサイところなんですよね。

向こうもいきなり「マルチの勧誘です!入りませんか!」なんて超絶オープン状態で話してくる人なんて120%いなくて、すご~く回りくどい感じで「この人は勧誘できる人なのか?」を見極めにやってきます。

ただコレ、慣れてくると(勧誘されまくると)けっこう初期の段階で「あ、これマルチだな」って分かるようになってくるんですよね(笑

で、このマルチの勧誘はありとあらゆる場所にいて、ツイッターやフェイスブックなどのソーシャルメディア、ジモティーなどの掲示板、ランサーズやクラウドワークスなどのクラウドソーシングにまで幅広く生息?し、もはやありとあらゆるネットワークがマルチの巣窟になっていると思った方がいいです。

いきなりラインに勧誘してくるやつとか、アレほぼ間違いなくマルチですから(笑

シンプルに迷惑なのでやめて頂きたい。

マルチの他に、不動産投資の勧誘とか保険の勧誘なども多く聞くので注意した方がいいかもしれないです。

良い人脈を作るために行うたった一つのこと

何もない人が一から人脈を作るためには、最初から何振り構わず人と会うことではありません。

では、まず最初に何をしないといけないのかというと、

「実績を作る」

という事です。

先ほども例に挙げましたが、有名ユーチューバーが底辺ユーチューバーとコラボしないのは「目に見える実績が無い」からというのが大きな理由ですね。

でも、実績があれば話は変わってきます。

コラボすることで、相手の視聴者がコッチのチャンネルに流れ込んできて興味を示せば登録者増加に繋がる可能性も高くなります。
つまり、他の層から人を呼び込めるというメリットがあるんですね。

それだけじゃなく、実績のある相手はそこに辿り着くまでに様々な努力をしてきた人間だということが分かるので、その人自体に興味を持ってもらえるようになります。

例えば、中学校時代に部活動をやっていて全国大会に出場したとか、さらには全国1位になったことがあるとかだとヤバいですよね。


色んな高校から推薦が来て引っ張りだこ状態になるはずです。
しかも、学費免除という超VIP待遇のところも少なくありません。

これは、社会に出てからも同じことが言えます。

例えば、面接でめちゃくちゃ「良い事」を話して、面接官にも良い印象を与えることが出来ても、それでも「会社にとって利益になるか?」「結果を出してくれるだろうか?」という不安は拭えません。

でも、しっかりとした実績を見せれば、極端な話なにも喋らなくても「この人はこんな実績があるからウチでも結果を出してくれるだろう」と印象はかなり違ってきます。

僕は、フリーランスエンジニアになった時に過去の経験を生かして人脈作りは一切せずに、ポートフォリオ(作品集のようなもの)をとにかく作りまくって、仕事を受注する時にそれを見てもらっていました。

実際に作った作品を見れば僕のレベルも知ってもらえるので、圧倒的に受注率が上がって高単価の仕事も取りやすくなりました。

突出した実績は現代の最強の武器になります。

コチラから「何かさせてください」じゃなく、相手から「是非あなたにお願いしたいです」という状態を作り出すことが出来れば言うことなしの最強ですね!

ここまで来て初めて、良い人間関係が出来ていくことに気付かされました。

実績あっての人脈

今ほど情報が簡単に手に入らない時代であれば、とにかく自分の足で動いて多くの人に会って話をすることは何よりも大切なことだったと思います。

その名残で「とにかく人脈が必要」と思い込んでしまう人が大勢いるのだと思いますが、何も実績が無いうちに今それをやったら僕みたいにヤバイ現実にブチのめされる可能性が高いです。

そもそも、いわゆる凄い人というのはツイッターやブログ、ユーチューブを通して情報発信していることが多いので、その分野で長けている人の考え方とかサービスなどの情報は別に直接会わなくてもネット上で集めることが出来るんですよね。

というか、実績が無い人が実績のある人に会うことはかなり難しいので、それをネット上で集められるというのは逆に良い時代ともいえます。

そして、そういった情報なども参考にしてまず自分が最初にやらなくてはいけないのが実績作りです。

実績が出来れば、同じく実績のある人と絡んであって話し合いの機会を設けることも可能になるし、なによりも何かに真剣に打ち込んでいる人って周りから見ればすごく魅力的に見えるんですよね。

自分から人脈を作ろうとするんじゃなく、周りを巻き込むような魅力的な人間になれると良いですよね!

最後に一言!

といった感じで、人脈を作るにはまず自分の実績を作るという話でした。

実績が無いのに人に会いに行くって、言い換えれば商品もないのに営業しているようなものですから、相手にされなくて当然ですよね。

でも、最初は時間がかかってでも地道に努力して実績を作れば、その後は驚くような良い結果が付いてくるかもしれませんね!

最後までお読みいただき有難うございました!

 

 

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