【LAN経由】複数のパソコン間でデータ(ファイル)を自由に移動できる共有フォルダーの作り方【Windows/Mac】

【LAN経由】複数のパソコン間でデータ(ファイル)を自由に移動できる共有フォルダの作り方【Windows/Mac】

パソコンを2台以上の複数台もっていると、データをパソコン間で移動したいとという場合が多々出てくると思います。

データをパソコン間で移動する方法はいくつかあります。

例えば、

▸「USBメモリを使う」

▸「メールでデータを添付する」

▸「無料のファイル便サービスを利用する」

↑といった感じで方法を用いれば、パソコン間でデータの移動が自由に行えます。

…が、これらの方法だとたま~にやる分には良いかもしれませんが、頻繁にデータを移動する場合はかなり面倒に感じるはずです。

▸それにUSBやメールだと容量の大きなデータを送れない場合もあります。

そこでお勧めの方法が「共有ファイル」を作る方法です。

共有ファイルを作っておけば、そこにデータを入れるだけで別のパソコンからそのデータを瞬時に取り出すことが可能となり作業効率が格段にアップします。

という訳で、

以下では、パソコン間でデータを移動する時に便利な「共有ファイル」の作り方を詳しく説明していきます。

パソコンの「共有設定」を有効にする

まず最初に、パソコン内の共有設定を有効にしていきます。

パソコン間でデータファイルを自由簡単に移動できる共有フォルダーの作り方①

画面の「右下」のタスクバー内にインターネットのアイコンがあります。

※タスクバー内に表示されていることもあれば、↑画像のように隠れている場合もあります。(お使いの環境によって表示が異なります)

パソコン間でデータファイルを自由簡単に移動できる共有フォルダーの作り方②

インターネットのアイコンの上で「右クリック」を押すと表示される「ネットワークとインターネットの設定を開く」を選択します。

パソコン間でデータファイルを自由簡単に移動できる共有フォルダーの作り方③

表示された「設定」の中にある「ネットワークと共有センター」を選択します。

パソコン間でデータファイルを自由簡単に移動できる共有フォルダーの作り方④

左サイドにある「共有の詳細設定の変更」を選択します。

パソコン間でデータファイルを自由簡単に移動できる共有フォルダーの作り方⑤

ここに「ファイルとプリンターの共有を有効にする」という項目があるので、そこにチェックを入れます。

パソコン間でデータファイルを自由簡単に移動できる共有フォルダーの作り方⑥

ちなみに、「すべてのネットワーク」の項目を開くと一番下に「パスワード保護共有」という部分があります。

これは、共有するパソコンに接続する際にパスワードを求めるか否かを設定する項目となりますが、自分だけで使う場合は「無効」にした方が設定が楽なのでお勧めです。

必要項目にチェックを入れ終わったら、右下の「変更の保存」をクリックします。

これでパソコン内の設定は完了です!

共有フォルダーの作成と設定

次にデスクトップ上に共有フォルダーを作成と設定を行っていきます。

パソコン間でデータファイルを自由簡単に移動できる共有フォルダーの作り方⑦

まずはデスクトップ上で右クリックを押して、

「新規作成」「フォルダー」で新規フォルダーを作成します。

パソコン間でデータファイルを自由簡単に移動できる共有フォルダーの作り方⑧

ここでは、フォルダー名を分かりやすく「共有フォルダー」にしましたが自分の好きな名前を付けても大丈夫です。

分かりやすい(管理しやすい)ような名前にしておくと良いでしょう。

パソコン間でデータファイルを自由簡単に移動できる共有フォルダーの作り方⑨

次に、作成したフォルダーを右クリックして、

「アクセスを許可する」「特定のユーザー…」を選択します。

パソコン間でデータファイルを自由簡単に移動できる共有フォルダーの作り方⑩

表示された画面で、「Everyone」という名前を追加します。

パソコン間でデータファイルを自由簡単に移動できる共有フォルダーの作り方⑪

追加した「Everyone」の右にある「アクセス許可のレベル」をクリックして、「読み取り」「読み取り/書き込み」に変更。

設定が完了したら右下にある「共有」をクリックします。

パソコン間でデータファイルを自由簡単に移動できる共有フォルダーの作り方⑫

共有をクリックすると↑このような画面が表示されることがありますが、プライベートでの使用であれば「いいえ~」を選択して「終了」さればOKです。

共有フォルダーにプロパティを設定する

次に共有フォルダーのプロパティを設定していきます。

パソコン間でデータファイルを自由簡単に移動できる共有フォルダーの作り方⑬

共有フォルダーを右クリックして、「プロパティ」を選択します。

パソコン間でデータファイルを自由簡単に移動できる共有フォルダーの作り方⑭

上の「共有」タグをクリックして、「詳細な共有」を選択します。

パソコン間でデータファイルを自由簡単に移動できる共有フォルダーの作り方⑮

画面が開いたら最初に一番上の「このフォルダーを共有する」にチェックを入れます。

その後に「アクセス許可」を選択します。

パソコン間でデータファイルを自由簡単に移動できる共有フォルダーの作り方⑯

開いた画面のグループ名またはユーザー名に「Everyone」が確認出来たら、アクセス許可の全てにチェックを入れます。

⇒ 一番上の「フル コントロール」にチェックを入れると自動的に全てチェックされます。

チェックを入れたら「OK」をクリック。

これで基本的な設定は全て終了です!

別のパソコンから共有フォルダーにアクセスする

全ての設定が終わったら、同じLANで接続している他のパソコンから共有フォルダーにアクセスできるようになります。

以下は、別のパソコンから共有フォルダーへアクセスする方法となります。

パソコン間でデータファイルを自由簡単に移動できる共有フォルダーの作り方⑰

まず最初に、画面の一番左下にあるWindowsマークを右クリックして「エクスプローラー」を選択します。

パソコン間でデータファイルを自由簡単に移動できる共有フォルダーの作り方⑱

「ネットワーク」をクリックします。

パソコン間でデータファイルを自由簡単に移動できる共有フォルダーの作り方⑲

「コンピューター」の項目で、共有フォルダーのあるパソコンを選択します。

パソコン間でデータファイルを自由簡単に移動できる共有フォルダーの作り方⑳

ここに「共有フォルダー」がありますね!

ここからパソコン間でのデータの受け渡しが可能となります。

パソコン間でデータファイルを自由簡単に移動できる共有フォルダーの作り方㉑

すぐ使用できるようにデスクトップ上に共有フォルダーのショートカットを作っておきましょう!

以上、ここまで行えば完全完了です!

最後に一言…

以上、PC間でデータ共有する簡単な方法をご紹介してきました。

「LAN経由」で、専用の「共有ファイル」を作成してデータ共有する方法となります。

この共有方法だと、自宅で複数のパソコンを使用している場合でも他のPCへ瞬時にデータを送る事が出来るので便利です。

⇒ 他のPCに送りたいデータを共有ファイルに入れて、他のPCから該当のデータを取り出すだけでOKです!

是非、

PC間でデータ共有したい時の一つのご参考にして頂ければと思います。

 

 

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