ブログは基本的に「文字」がメインになりますから、その書き方(見せ方)でユーザーの印象はかなり変わってくるほど重要なものです。
特にブログ運営を始めたばかりの初心者の方では、「どういう感じで書くのがいいのだろうか・・・」と悩むことも多い部分のはずです。
とはいっても、書き方には人それぞれ特徴があって、むしろ特徴がある方が人間味が帯びていて良い事もあります。
なので、最初は自分の好きな通りに書いてみて、まずはブログそのものに慣れるのを最優先にするべきです。
その過程で、システム(機能)の使い方や「どうやって書けば見やすいか(伝わりやすいか)」など細かな部分も分かってくるようになってきます。
なので、ブログを書く上で「書き方の”コツ”」はあまり気にしなくても良い部分ではあるように思います。
・・・ただ、書き方のコツというか、ブログで実績を出している有名なブロガーさん達に共通している部分(書き方)は存在します。
書き方のコツがあるとすれば、その辺りを参考にするのが理想かなと思いますので、以下では「有名ブロガーに共通する書き方」と「初心者が失敗しないに押さえるべきポイント」も同時に説明していきます。
もくじ
結論を最初に書いて理由を後から書く
有名なブロガーさんたちの記事を見ていると、記事の「核」となる結論の部分を「タイトル」にいれるか、冒頭のホント最初の方にバンっと書いているパターンは非常に多く目にします。
つまり、結論を最初に言ってから後はその理由付けと言った感じですね、
ビジネスの世界でも「先に結論を言え!」という言葉は良く聞きますが、日本人は理由を言ってから結論を言うという話し方をする人が圧倒的に多いです。
・・・が、アメリカではその真逆で先に結論を言ってから理由は後から説明するのが主流です。
どっちの方が聞き手側としてストレスが無いかと言うと、これは圧倒的に後者の「結論が先」です。
結論を先に言うという事は、質問したことに対して即答えを述べるという事なので、聞き手は欲しい情報が一瞬で手に入ります。
※ブログで言うなら、ユーザーが欲しい情報がすぐ見つかる(一瞬で問題解決できる)と言うことになります。
コレが逆に、理由を先に述べて結論が後の場合だと、聞き手は求めている答えをなかなか聞けないのでイライラしてしまいます…
例えば、「今日契約が取れたか?」と聞いたとして、すぐに聞きたい情報は「yes」か「no」ですよね!?
つまり、理由が先で結論が後という話し方は、遠回りに答えを言っているのと同じで、聞き手は求めていない事をダラダラと聞かされることになるので、答えを得るまでの間の内容って頭にほとんど入らない事が多いんですね。
※ブログで言うと、スクロールしてもなかなか欲しい情報が見つからない…
これで答えが見つからなければ結構、、、いや、かなり最悪ですよね(汗
なので、「結論から先に言う(書く)」というのは、ブログで伝える時も有効な手段として使え、有名ブロガーではこの傾向が強く見られると言って良いです。
中にはタイトルを見ただけで、「あぁ、そういう事ね」と内容を見なくても結論が分かってしまうようなものもあったりするくらいです(笑
必ずしも結論を先に書く必要は無い
結論を先に書き、後から理由付けする方が伝わりやすい事が多いですが、全部が全部そうとも限りません。
見出しが多い場合は、書く見出しごとに重要な事を書く場合もありますので、その場合はいきなり結論を全部乗せるなんて無理ですよね。
また、あえて理由から先に書いて結論を先延ばしにすることでページの滞在時間を延ばす施策をすることも大切ですし、重要な事を後に置いて価値を高めるなどのテクニックも時に重要です。
なので、何も結論を急ぐ必要は全くないです。
■ココ重要です!
特に初心者の方が陥りやすい注意点ですが、ベテランの人のタイトルを真似るというのがあります。
上記で、タイトルで結論が分かってしまう場合があると書きましたが、初心者はこの部分は真似る必要は無い、、、というか真似ない方が良いです。
タイトルの付け方はSEO(検索結果で上位表示させる事)に直結する部分で、ここにはユーザーが調べるであろう単語を入れる必要があります。
そうでないと、初心者のブログが検索で見つけてもらう事はできなく、なかなかアクセス数が集まらないという状況に陥ります。
有名な人は、その人の名前とか既にお気に入り登録されている場合は多いので、基本的にタイトルは何かいてもアクセスは集まる状態になっています。
※芸能人のブログなんかがまさにこの状態です。
なので、タイトルの付け方で参考にすべきは、自分が狙ったキーワードで上位表示されている人たちのブログです。
その上で、自分でもニーズの高いキーワードを選定し、それをタイトルに組み込むというSEO対策が必要です。
1文1文が短く改行やスペースが多い
コレは僕も意識して書いていますが、有名ブロガーの方って1文の文字数があまり多くなく、さらに改行を良く使い、上下のスペースも多用する傾向が多く見られます。
これは完全に「見やすさ」を意識しているからですね。
ブログは画像を用いてイメージしやすくしたり、今は動画を組み込んで分かりやすく説明することも出来ますが、基本的には「文字」で伝えるのがメインです。
なので、如何にユーザーが見やすいように工夫するのが重要です。
例えば、改行を全く入れないで、さらに文章と文章の間にも全くスペースが無い状態になると、文字が密集していてパッと見た感じ「見にくい」というイメージが強く残ります。
人は、長話をされると最初と最後のインパクトのある部分しか頭に残らなく、中間の部分ってほぼ記憶にないと言われるんですね。
⇒ 確かに長話されると、表面上では聞いてるフリをしますが、頭の中では「早く終わらないかな・・・」ってなることありますよね!?
まあ、ブログはネット上に掲載されている文字を読むので聞き逃しというのはありませんが、それでも見やすさを重視して1文1文を短めに書いた方が伝わりやすいのは確かにあります。
また、パッと見た感じ文字だらけで見ずらいイメージを与えるよりは、「改行」を多く「スペース」も多用して見やすい工夫は参考にすべきポイントと言えます。
見やすさは大事だけど本当に大事なのは情報(質)
ブログ記事の文章を見やすくするために「改行」や「スペース」を多用するのはとても重要な事ですが、一番重要なのはユーザーが求めている情報がしっかりとあるかどうかです。
メチャクチャ極端な例ですが、、、、
- 文字が密集して見づらいけど欲しい情報がちゃんとある
- スッキリして見やすいけど欲しい情報が全く無い
これだと、前者の「文字が密集して見づらいけど欲しい情報がちゃんとある」と言う方が断然価値の高い記事と言えます。
文字を見やすく書くのはユーザー目線から言っても凄く大切な事ですが、それよりも意識すべきところは「記事内容(価値ある情報)」です。
見やすさばかり意識して、内容の薄い記事になってしまっては意味が無いという事ですね!
自分が話しているように文字を書く
文章の書き方は人それぞれで、書籍のようにピシッと書く人もいれば、自分が人と話しているような感じをそのまま文章にする人など様々です。
ただ、どんな書き方にしろ重要なのは「伝わるように書く」という本質的な部分がクリアできていればOKです。
ブログと言うと文章力が必要だと思われがちですが、実は文章力が無くても伝える書き方さえ出来れば全然問題ありません。
でも、書籍のようにピシッとした文章を書くのって凄く難しく、それこそ文書力が必要です。
なので、それが苦手な人は「自分が話しているように文章を書く」というのがオススメ!
※実際に有名ブロガーさんたちも自分が話しているような感じで文章を書いている人は多いです。
むしろ自分だけのブログですから、無理に書籍のような書き方を意識せずに自分の色を出した方が、人間味が伝わって逆に好印象を与える事だって多いんですね。
しかも今は情報発信する人が多いので、人と同じことをするよりも、人と違う事をして差別化を図るのも凄く重要です。
自分が運営するブログですから、自分の色をどんどん出していく方が良いかもしれませんね!
見出しを使い分けるのが上手い
検索エンジンで上位表示されている人のブログを見ると、大体が見出しを多く使っている場合が多いです。
※とにかく見出しの「使い方」が上手いんですね!
見出しを多くするにしても、情報量とか伝え方が上手くないと多用すること自体が難しいんですよね…(汗
⇒ 見出しをいっぱい指定しているという事は、それだけ記事を書くことに慣れていて、かつ圧倒的な情報量を有し、それを伝えるのが上手いという事が伺えます。
なので、初心者の方には難しいように感じるかもしれませんが、この見出しを多く設定するやり方を取り入れるのは全然アリだと思っています。
例えば、記事を書くときに出来るだけ多くの見出しを作る事は、必然的に文字数も多くなり記事が充実するというメリットがあります。
※必ずしも文字数が多ければ良いという訳ではありませんが、質を意識して価値ある情報を書こうとすれば文字数が多くなることがほとんどです。(SEO的に有利に働くこともあります)
太字(強調)や文字色を上手く取り入れる
これは有名ブロガーの方に限らず、恐らく記事を書くときに「文字の1部を太字」にしたり、「部分的に色を付ける」というのは、ほとんどの人がやっているはずです。
例えば、重要な部分を太字にして、さらに大事な部分は色を付けるといった感じですね。
まず、記事の全てが全く変化の無い文章と、太字や文字色を上手く取り入れている文章では見た目が違いすぎます。
黒一色の文章よりも、所々に異なるカラーが合ったり、太字があった方が全体的の印象が違うのはイメージしてみると良く分かるかと思います。
色を多用しすぎてカラフルになるのはどうかと思いますが、多少の色の違いでアクセントを付けるのは、それだけで印象が良くなるという観点からやらない方が勿体ないです。
また、重要な部分に色を付けると、ユーザー目線からしてみれば「ここが重要な部分なんだな」「読んでもらいたい所なんだな」と思ってもらえるので、必要最低限の「太字」「文字色」は使った方が良い、、、というか使わないと損です。
※高速でスクロールしていても、色が違う部分があるとパッと手を止めて確認することってありませんか?
それくらい「色」が与える影響は大きいんですね!
記事ストックが多く更新頻度が高い時期が必ずある
これはもう始めたばかりの初心者はどうにもならない部分ですが、有名ブロガーのほとんどの人は「膨大な記事ストック」、そして「更新頻度が高い期間」が必ずと言って良いほどあります。
もう毎日更新なんて当たり前(1ヶ月に30記事ペース)、何なら1日2記事~3記事、それ以上も書いている人だって普通にいます。
今、ブログで結果を出している人って更新頻度がそれほど高くなくても、過去にメチャクチャ努力している時期がほぼ確であるという事なんですね。
昔に頑張りまくって作成した記事ストックから膨大なアクセス数があるから、今は更新頻度を落としても多くのアクセス数を維持できているといった感じです。
なので、初心者が出来る事・やるべき事と言うのは、、、
⇒ 記事ストックをためる事です。
毎日更新はかなり大変な事ですが、1ヶ月毎日更新すれば30記事のストックが出来ます。
それを3ヶ月も続ければ、約90記事の記事ストックが出来ます。
※これを延々と続けていれば、もの凄いストックが出来ますよね!
ブログは継続がモノを言うといわれますが、その理由は継続すること自体が難しく途中で挫折する人が多いという事、、、
そして、継続していれば記事ストックが増えてきてアクセス流入が増え、それが結果に繋がるという事です。
ブログを書く上でのコツは、、、
- 結論を最初に書いて理由を後から書く
- 1文1文を短く書きスペースも多用する(見やすくする)
- 自分が話しているように文章を書く
- 見出しを小分けに使い分ける
- 太字や文字色を上手く取り入れる
といった事が挙げられますが、それも継続できなければ全くの意味をなさないものとなるので、まずは「多くの記事ストックを作る」と言うことを意識して運営すると良いですね!
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