個人事業主の自社ホームページの必要性について考える【個人(フリーランス)は情報発信が大事】

個人事業主の自社ホームページの必要性について考える【個人(フリーランス)は情報発信が大事】

自分で仕事をするのであれば「(自社)ホームページは持っていて当たり前」というイメージが昔は強くありました。

ホームページを持っていれば、自分の会社概要や事業内容(サービス)を知ってもらう事が出来ますし、お問い合わせを頂き仕事に繋がるケースだって多々あります。

なので、ホームページを持っているか持っていないかだけで、ビジネスチャンスの幅が段違いというのは明白で、自分で事業を始める人は「とりあえず」でもホームページを開設しておくという人は多くいます。

・・・ただ、現在は昔とは状況が全くと言って良いほど違ってきています。

ブログ、YouTube、SNSで情報発信する人が多くいる今、昔ほどホームページの必要性が無いのではないかとの疑問視をされることも多く聞きます。

僕もこの記事を書いている現在はフリーランスとして活動していますが、自分のホームページは持っていません。

⇒ ブログメインで、YouTubeやTwitterで情報発信しています。

僕の周りで、まあまあ成功している人でも自社ホームページを持っている人はごく少数で、僕自身「ホームページはあまり必要ないかも…」と感じることが多いのが正直なところです。

そして、それ以上に個人レベルであればやらなくてはいけない事があると感じています。(←タイトルにもあるように情報発信ですね!)

以下では、個人事業主やフリーランスなどの「個人レベル」でのホームページの必要性と、なぜ情報発信が重要なのかについて書いていこうと思います。

ホームページが無くなる時が来る!?

・・・ホームページ自体が無くなる事はないでしょうが、「使わなくなる時代が来る」という可能性は十分にあり得ます。

⇒ あくまでも可能性の話なので、一つの意見程度にご覧いただければと思います。

とはいっても、これは個人事業主(フリーランス)とかの「個人レベル」での話です。

※法人だとホームページが無い方が「今時ホームページも持ってないの?」という悪い印象がメチャクチャ強いです。(←今後も変わらないと思っています)

僕も含めて僕の周りでも個人で事業を行っている人の中には、既にホームページを持っていない人が多くいますが、その最大の理由は以下の項目が挙げられます。

  • ホームページだけでは認知されない
  • 現在は情報発信する媒体が多く存在する

以上、こんな感じの理由ですが、

以下でさらに詳しく項目ごとに説明していきますね。

ホームページだけでは認知されない

ホームページというのは「名刺代わり」にもなるので、しっかりと自分(自社)のホームページを作っておけば、自分や会社のことをユーザーに詳しく伝えることが出来て、コンタクトを取る事も可能となります。

それに、ホームページをしっかりと持っているというだけで、どことなく印象も良いのは確かです。

ただ、今と昔で決定的に違うのは、昔はとりあえずホームページを作っておくだけで、誰かしらの目に触れて興味のある人からお問い合わせが来るという事は普通にありました。

しかし、現在はただホームページをアップしただけではまずユーザーが訪れることはありません…(絶望的なくらいに…)

Googleのアルゴリズムの強化で検索順位で上位表示が難しくなっている

上記で書いたように、なんで昔はとりあえず作ったホームぺージでもユーザーが訪れてくれていたのに、今はそれが不可能なのかと言うと、、、

「Googleのアルゴリズムの進化(強化)」

の影響をモロに受けるからです。

厳密に言えば、Googleの検索順位を決めるロボットのAIが年々強化されていて、現在は昔と比べ物にならないくらい精度が高くなっています。

⇒ 特にコンテンツの質を重視する傾向が強くなっています。

なので、とりあえず作っただけのホームページをそのままにしておいても、ネット上で新規ユーザーを集めるのはほぼ不可能に近いと言っても過言ではありません。

それくらい、Googleのアルゴリズムは厳しくなっているんですね。

ホームページのデメリットの部分

ユーザーを集めるには、有益なコンテンツを作成してGoogleからの評価が上がれば、検索順位で優遇されて上位表示される可能性も高くなってきます。

ただそれには、コンテンツ作りが欠かせませんよね。

でも、ホームページってあんまり更新するところが無い場合が多いはずです。

例えば、更新するとしたら「新しいサービス(商品)始めました!」「年末休暇のお知らせ」…と言ったように「お知らせ情報」くらいでは無いでしょうかね…

⇒ 基本的に良質なコンテンツをホームページに作ったり、頻繁に更新するという事はほぼ無いと思います。

そうなると、自分のホームページが上位表示される可能性がある場合と言うのは、「サイトのタイトル」で検索された場合とか、「地域 〇〇」とかごく限られた場合のみになってしまう事がほとんどです。

※確かにサイトのタイトルでピンポイントに検索されれば上位に出てくるでしょうが、そもそもサイト名を知っていなければ出来ない事です…(←不可能ですよね)

現在は情報発信する媒体が多く存在する

今は、ブログやYouTube、SNSなど個人レベルでも簡単に情報発信できる媒体が多く用意されていて、ホームページよりも圧倒的に集客力が強いです。

それに、今は会社の名刺に自身のブログやYouTubeチャンネル、SNSのURLを載せていることも多く見ることから、これらの媒体はホームページの代わりとしても有効なことが伺えます。

・・・というのも、一昔前までは名刺にブログとかTwitterのURLが記載されているだけだと「え?何でホームページじゃないの?」「ホームページは持っていないの?」という印象が強かったように思います。

ですが、情報発信する人が多い今は状況がガラっと変わり、これらの媒体が如何に強い影響力を持っているかが広く認知されている証拠でもあると言えます。

⇒ むしろホームページ以外の媒体の方が圧倒的に多くの情報を届けることが出来ますからね!

Googleのアルゴリズムに対応していくならブログは必須

会社のホームページってそれほど更新することが無い場合が多いですが、ブログは全く違います。

会社のホームページでは書けないような事、自分の持っている価値ある事などを好きなだけ情報発信できる場となります。

更新頻度が多ければ、それだけ多くの記事ストックが溜まるという事でもあるし、価値あるコンテンツを発信し続ければGoogleからの評価が上がり、検索順位でも優遇されて新規ユーザーの獲得がしやすくなってきます。

これは、ホームページをただ作っただけでは、まずあり得ない事です。

僕はホームページは持っていませんが、ブログ運営は5年以上前からやっていて、仕事の件でお問い合わせを頂くのも9割以上がブログ経由となっています。

⇒ ブログの何らかの記事を見て興味を持ってくれた方が「お問い合わせページ」にてメールをくれるという感じです。

昔はホームページを作って「待てば」そのうちユーザーが訪れて、お問い合わせをくれるというのが普通だったかもしれません。

でも今は、自分からどんどん「攻めて(情報発信して)」、ユーザーに価値を届けることが何よりも重要です。

ブログ以外にも情報発信できる媒体は多々ある

上記でも書きましたが、ブログ以外でもYouTubeやTwitterなどのSNSは集客力が強く、情報発信の場としてこれ以上ない媒体となります。

特にYouTubeは、「動画コンテンツ」としてユーザーに価値を分かりやすく提供できますし、他の媒体のURLを張り付けたり、お問い合わせ専用のメールアドレスも掲載できることからビジネスに繋げやすいと言えます。

※チャンネル登録者数1,000人、直近12ヶ月の総再生数4,000時間という基準をクリアすれば、収益化も出来ますので副業としても人気が高いですよね!(←いわゆるユーチューバーってやつですね)

情報発信する媒体は多々あって、どれが良いというのは「自分の運営しやすいもの」をやればいいと思いますが、今は情報発信するかしないかで認知度にかなりの差が出ますので、こういった集客力の高い媒体もフルに活用すべきです。

ホームページ作成+集客力の高い媒体を運営する

個人事業主(フリーランス)などの「個人レベル」では、立派なホームページを持たずとも、ブログやYouTube、SNSといった媒体で事足りることも多かったりします。

ですが、ホームページを持つメリットもあります。

ホームページを持つメリットは、何といっても「信用性のアップ」が第一に挙げられます。

これは、逆の立場に立ってみると分かりやすいですが、仕事をやっていると聞いて、その人がホームページを持っているとやっぱ印象は良いです。

ただ、ブログやYouTube、Twitterなどで多くのアクセス数やフォロワー(チャンネル登録者数)を獲得している場合は、変にただ作っただけのホームページを持つよりもずっと印象が良いです。

なぜなら、「この人は実績のある人」だという事が一目見ただけで分かるからです。

実際にやってみるとよくわかりますが、ブログやYouTube、SNSで結果を出すのって簡単なことでは無いです。

なのに、目に見える実績がある人の場合、その道で結果を出す方法を知っているという事が総合して判断が出来るので、ユーザーは「この人に仕事をお願いしたい」と言った感じで仕事に繋がるケースも多々あります。

なので、一番お勧めなのはホームページを作ったらそれに満足せずに、集客力の強力なブログやYouTube、SNSのいずれかも同時に運営することです。

「ブログ ⇒ ホームページ」「YouTube ⇒ ホームページ」「SNS ⇒ ホームページ」と言った感じで、他の媒体から自分のホームページに導線を引っ張って集客している人を見たことがあるはずです。

※見たことが無いという人は、ブログのリンク、YouTubeの概要欄のリンク、SNSの最後のリンクなど、意識的に見てみるといいでしょう。

ホームページに多くのアクセス数を集めるには、こういった他の媒体をいかにうまく利用するかが現在はメチャクチャ重要と言う事ですね!

最後に…

以上、いずれホームページが必要ない日が来るかも?(個人事業主orフリーランスに限る)という話をさせて頂きましたが如何だったでしょうか。

一つ言える確かなことは、現在はホームページを持たずともそれに代わるものが多々あるということ。

⇒ そして、それらはホームページを作るよりも集客力に優れているということ。

確かにホームページがあれば相手からの印象は良いですが、そもそも見てもらわなければ意味がありません。

もちろん、自分で事業を始めるにあたってホームページを作る事は大切な事だとは思いますが、それ以上に現在は情報配信して自分からユーザーに認知してもらう方がもっと大事な事だと思っています。

・・・まあ、ホームページが必要なくなるかは置いといて、今後はブログやYouTube、SNSといった媒体で情報配信する流れがさらに強くなると予想されるので、「ホームページは持つべきか?」と疑問に思っている方の一つの参考になれば幸いです。

 

 

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