ブログでアクセス数を稼ぐにはGoogleの検索エンジンで上位表示させるというのが絶対に必要で、逆を言えば検索エンジンで上位表示できない限りアクセスは集まらないという事になります。
※上位表示=1ページ目(1位~10位まで)
検索エンジンで上位表示させる施策(対策)を「SEO(検索エンジン最適化)」と言い、日本ではGoogleの検索エンジンの利用率が9割前後となっていて、まさに「Google1強時代」が長く続いています。
つまり、SEO対策とはGoogleの検索エンジンに適した(優遇される)ように対策するということを指します。
そのSEO対策として、もっとも意識しなくてはいけないものの一つに「キーワード」があります。
キーワードに関しての詳しいことは後述しますが、簡単に言うと記事の「タイトル」にユーザーが検索しやすい「単語」を入れることを指します。
ブログの成長は、このキーワードの選定次第で決まると言っても過言ではありません。
・・・キーワードの選定と言っても、「ビッグワード」「ミドルワード」「スモールワード」と言ったように、選定の仕方にも様々な種類が存在するんですね。
そもそも、立ち上げたばかりのブログにどうやってユーザーが辿り着くことが出来るのか…それは、このキーワードが重要な役割を果たしているんですね。
ここでは、キーワードの重要性や選定の仕方(考え方)について詳しく書いていこうと思います。
もくじ
ブログ記事のキーワードってどの部分?
ブログ運営は「キーワードの選定が大事!」と良く言うけれど、ブログを始めたばかりの初心者だと「そもそもキーワードって?」と疑問に思う事もあるかと思います。
この画像は、当記事のタイトル部分ですが、このタイトルの中に「ブログ」「初心者」「キーワード選定」などの単語が散りばめられていますよね。(←これがブログのキーワードと呼ばれる部分です。)
これは、「ユーザーが検索するであろう単語」を僕なりに考えて、また検索ボリューム(どのくらい検索されているか)なんかも考慮して決めています。
何でこのキーワード選定が重要なのかと言うと、GoogleとかYahoo!で調べたいことを検索する時に、文字を入力して検索しますよね。
そして、出てくる検索結果というのは、入力した文字が入っているサイトがズライと表示され、1番重要視される部分が「タイトル(h1タグ)」なんです。
なので、タイトル部分には「ユーザーが調べる(検索する)であろう単語」を詰め込むのが理想と言うことになります。
※ただし、ただ単語を並べただけの不自然なタイトル付けはNGです。
また、パソコンでは32文字まで表示されるので「32文字以内でユーザーが検索するであろう単語を”自然に”入れる」というのが理想と言われています。
・・・32文字以内と言うのはあくまでも「目安」とだけ捉えていれば良いですね…(←僕は文字数に関してはほぼ気にしていません…
また、SEOにおいてキーワードはタイトルが重要視されるのは間違いありませんが、勘違いしてはいけないのがタイトル以外の部分も意識されるという事です。
→ 特に「見出し(h2)」はタイトルの次に重要で、実際にこの部分が検索結果として表示されているのをかなり多く見かけます。
なので、タイトルや見出し部分は時間を掛けてでも、ユーザーが検索するであろう単語をしっかりと調べた上で決めるべきだと言えます。
ユーザーがブログに辿り着くまでの仕組み
これはGoogleの検索窓、、、
そして、これがYahoo!の検索窓…(Yahoo!もGoogleの検索エンジンの採用しています)
このどちらかを利用している人が多いかと思いますが、ここで調べたいことを「検索」しますよね。
例えば「ブラックバス釣り」と入力して検索すれば、タイトルや見出し、本文にブラックバス釣りという文字が書いてあるサイトがヒットして検索結果に表示されるという事です。
また、関連性が高くGoogleの検索エンジンからの評価が高い記事も表示されることもありますね。
何れにしても、キーワードの選定はユーザーが検索するであろう単語を散りばめる必要性が理解できるかと思います。
凄く頑張って価値の高い情報を詰め込んだとしても「釣りに行ってきた」みたいなタイトル付けでは検索されることが無く、自分のブログの存在を知ってもらう事が出来ないのでアクセス数は稼げません。
つまり、キーワード選定を疎かにしているとユーザーは自分のサイトに辿り着くことが出来ないという訳です。
キーワードの検索数(ボリューム)はツールで調べる
コチラは「Google Trends」といって、Googleが提供している検索ボリュームを調べられるツールです。(無料)
※入力したキーワードの「人気度」を0~100の数値で表示してくれます。
ユーザーが調べそうな単語だと思っていても、実際に調べてみると全然検索されていなかったという事も良くある話ですが、こういったツールを用いればそれを回避することが出来ます。
なので、しっかりとツールを使いこなすことも出来るようになっておくべきですね!
キーワードの「ビッグ」「ミドル」「スモール」とは?
キーワード対策(SEO)にも多くの考え方があって、大きく分けると「ビッグワード」「ミドルワード」「スモールワード」の3つに大別できます。
- ビッグワード ⇒「釣り」(1つの単語
- ミドルワード ⇒「釣り 初心者」(2つの単語
- スモールワード ⇒「釣り 初心者 始め方」(3つ以上の単語
こんな感じで、1つの単語(人気キーワード)で検索順位の上位に表示することが出来れば、多くのアクセス流入が期待できるのは想像が出来るかと思います。
これがビッグワードですね。
そして、ミドルワードやスモールワードの様に複数の単語を組み合わせたキーワード対策も必要です。
ちなみに、キーワードが長くなるのをシッポに見立て「ロングテールキーワード」とも呼ばれます。
基本、ブログでのキーワード対策はロングテールと言っても良いです。
その理由は多々ありますが、まず1つの単語だけじゃなく複数の単語を入れた方が検索結果に引っ掛かりやすいので複数のキーワードを入れない方が勿体ないというのが第一に挙げられます。
そして、ブログのアクセス流入ってビッグワードで上位表示して大量にアクセス数を稼ぐというよりも、複数の記事のロングテールキーワードから総合して大きなアクセス数に繋げている場合がほとんどです。
むしろ、もし1つでも人気のビッグワードで上位表示できれば恐ろしいくらいのアクセス流入が見込めます。
・・・が、人気のビッグワードというのは超強豪が上位を占めている為、始めたばかりの初心者がいきなり上位表示させるのは不可能です。(ベテランでもキーワードによっては難しいです)
なので、ブログ運営でアクセス数を集めるには「強者と戦わない」と言う事と、「複数のキーワードを組み合わせて選定する」というのが極めて重要になってきます。
また、ビッグワードというのはかなり抽象的なキーワードでもあります。
例えば「釣り」で検索上位に表示したとします。
単に釣りと言っても「海釣り」か「川釣り」か…または「アジを釣りたいのか」「マグロを釣りたいのか…」などなど、サイトに訪れてくれたユーザーが求めている記事が無いとすぐに離脱してしまいます。
そこで、「海釣り 初心者 始め方」「ブラックバス釣り お勧め ルアー」「東京 アジ釣り 時期 場所」など、ターゲットを明確にして複数のキーワードを選定すればアクセス数は落ちますが、それに興味のある人しか来ないので最後まで記事を見てもらえる可能性が高いし、関連性の高い商品を販売している場合も購買率が極めて高くなります。
※アフィリエイトをする場合は特にこの考え方が重要になります。
記事を作る時は、まずターゲットを明確にし、その人が検索するであろうキーワードを選定 ⇒ その人の為に価値ある情報を書くということですね。
記事を量産するという事は、キーワードを量産するという事でもあるので、タイトルの付け方までしっかりやって初めて記事としての意味を成すと言えます。
上位表示されているブログのタイトルを参考にするのもアリ!
タイトルの付け方に関しては、何が正しくて何が間違いと言うのは無いと思っています。
一応、32文字以内(前後)が理想だと言われていますが、理由としては32文字以内にすることで検索結果で文字切れせずに表示できるので、なるべくそうした方が良いかもね…と言うだけです。
多くの記事を見てみると、文字数が長くても上位表示されているものも多く存在するし、長くなる場合は重要な単語をタイトルの前方に持ってくることで表示の問題は解決できます。
とはいっても、長すぎる記事で上位表示されているものはあまり見たことが無いので、やっぱ長すぎはNGだと言えます。
そして、一番参考になるのが現状で上位表示されている人たちの「書き方」です。
タイトルの入れ方に決まりは無くても、上位表示されているという事は少なくともGoogleの検索エンジンに評価されているという事なので、参考になるのは間違いありませんよね。
なので、まだあまりキーワードの付け方に慣れていない場合は、自分が運営しているブログのジャンル上位にいる先輩たちの「キーワードの選定と散りばめ方」、「タイトルの文字数(長さ)」なんか見て参考にしてみると良いですよ!
最後に一言…
上記では、一言で「キーワード選定」といっても、その選び方の種類や考え方は様々あるという話をしてきました。
立ち上げたばかりのブログは、まだ誰にも存在が知られていない関係で、検索エンジンからの流入を意識しない限りアクセス数は伸びてきません。
そして、それに必要なのが「キーワードの選定方法」で、いくら良い記事を書いたとしても、この部分を調べずに思い付きで決めてしまうと、思うようなアクセス数が集まらないということに陥る可能性もあるんですね。
なので、上記でも紹介したツールなどを用いて最初はロングテール(ミドルワード・スモールワード)から狙っていくのが理想です。
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