僕はこのブログを含め計4サイト運営していて、ブログ歴はトータルで5年以上になります。
その関係で、初めてブログを始めようとしている方からご質問を頂くことも多々あるのですが、中でも特に多い質問に「日記の記事を書いていて稼げるか?」と言うものです。
ブログを運営する上で1番重要なのが「何のためにブログを書くか」ということですが、例えば「日常の出来事」とか「思い出を記録しておく(備忘録)」というのは、いわゆる日記系のブログですね。
ブログは継続が難しく、途中で諦めてしまう人がメチャクチャ多いので、自分の好きなことを好きなように書くというのは継続させるためには非常に重要です。
なので、日常とか思い出など日記を書くというのは継続してブログを行う上では凄く有効な手段の一つと言えますね。
・・・ただ、稼ぐ為に書くとなると話は別です。
ブログで稼ぐには「他人に価値を提供する(情報発信)」がメチャクチャ重要で、これが出来ていないと稼ぐのは難しいです。
これらの事から、日記系のブログは稼げないとは言いませんが「稼ぎづらい」と言わざるを得ません。
とはいえ、日記ブログの特徴を生かせば稼ぐことも可能です。(やり方次第)
以下では、なぜ日記ブログが稼ぎづらいのかという理由と、日記ブログでも稼ぐ為に行う施策や考え方について詳しく書いていきます。
もくじ
日記ブログが稼ぎにくい理由について
日記ブログが稼ぎにくい理由については、以下のことが挙げられます。
- アフィリエイト案件が扱いにくい
- 客観的ではなく主観的な記事内容になりやすい
僕が思うところで言うと、大きく分けて上記の2点ですね。
以下では、さらに詳しく書いていきますね。
アフィリエイト案件が扱いにくい
ブログで収益化する方法と言えば、「アフィリエイト」と「Googleアドセンス広告」が最もメジャーです。
アフィリエイトやGoogleアドセンス広告の仕組みとか、どういったサービスなのかまだ良くわからないという方は、以下の記事(リンク)で詳しく説明していますので、ご興味がありましたら是非ご覧ください。
ブログで稼ぐにはアクセス数(PV数)が必要になりますが、ある程度のアクセス数で大きく稼ぐ為には「アフィリエイト」を上手く取り入れる必要があるんですね。
理由としては、Googleアドセンス広告で稼ぐには膨大なアクセス数が必要であるという事と、アフィリエイトは高単価な案件が存在し、そういったジャンルを扱うことで比較的少ないアクセス数でも収益が上がりやすいからです。
ただ、アフィリエイトで稼ぐとなると記事コンテンツの質がかなり重要になります。
アフィリエイトと言うのは、取り扱った商品を代理で売るようなスタイルですから、「とにかく価値を提供する」ということが出来ていなければ自分のブログから商品購入に繋げるのはかなり難しいです。
これを日記ブログで継続的に行っていくのは、少々難しいと言わざるを得ないと言えます。
客観的ではなく主観的な記事内容になりやすい
上記の内容と少し被る部分もありますが、日記ブログと言うのは客観的な記事ではなく主観的な記事内容になりがちです。
例えば、その日の出来事とか思い出なんかを記事にする場合、自分の好きなことを好きなように書いたとします。
⇒ そうすると、思いっきり主観的な内容になることのほうが圧倒的に多いはずです。
はじめから、普通に「日記を書く」という目的であれば全く問題ありませんが、そうではなく「稼ぐ為」に記事を書くのであれば、主観的な内容ばかりでは稼ぎにくいというのは上記でも書きましたね。
極端な例を出すと、営業マンが自分の事を考えずに一方的に商品を押し売りしてきたら、それはもう迷惑行為の何物でもないですよね。
※それと同じことをしちゃっているというイメージです。(あくまでも極端な例です)
もう主観的な記事で普通に稼ぐことが出来る人は有名人だけです。
有名人と一般人では「価値」が全く異なり、有名人は本人自体に価値があってブログを見にユーザーが訪れますが、名の知れていない一般人は記事コンテンツの質で勝負する以外、道はありません。
なので、稼ぐ為にはとにかく客観的な観点で記事を書くのが重要です。
ただ、日記ブログと言うのは自分の事(主観的)を発信することが多いはずなので、その場合は客観的に記事を書くのは少々難しいし、そもそも書きづらいというデメリットは絶対に出てきます。
そうなれば、やはり日記ブログは稼ぐ為にやるには向いていないと言えます。
Googleアドセンス広告なら収益は見込める
まず、ブログというのは継続さえして定期的に更新を怠らなければ、徐々にでも確実にアクセス数は伸びてきます。
そして、アクセス数の増加とともに収益が伸びる広告が「Googleアドセンス広告」なんですね。
Googleアドセンス広告は、アフィリエイトのようにリンクを踏んで購入に至らなければ収益が得られないというものでは無く、広告をクリックした時点で収益が確定します。
ただ、その代わりアフィリエイトのような高額報酬ではなく、1クリックの平均が20円~30円ほどの少額報酬となります。(ジャンルによって変わります)
1クリック辺りの報酬額は少ないですが、記事内容に関係なしにアクセスさえ上がってこれば、それに釣られるように収益も上がるのがポイントです。
このことから、Googleアドセンス広告はジャンルにとらわれないブログ(日記ブログ)に設置する広告としては最適だと言えるんですね。
ただし、多額の報酬を得るにはかなりのアクセス数が必要となります。
僕の一つのブログを参考にすると、10万PVの時点でアドセンス報酬額は2万~3万円でした。
なので、月10万円稼ぐとなると目安となる月間PV数は30万PVは必要になってきます。
※この数字がどれほどのものかはブログを運営して日々アクセス数をチェックしていれば分かります…
とはいっても、日記ブログでも長く継続していればアドセンス収益は確実に伸びてきますので、好きなことを好きなように書いているだけでお金も貰えると思えば、それはそれで良いですよね!
ちなみに、以下の記事で「アフィリエイト」と「Googleアドセンス広告」どっちが良いかについて詳しく説明しています。
アフィリエイト収益を日記ブログで得るには
稼ぐ為にブログを書くには、アフィリエイトで報酬が得られるような記事づくりが必要…だけど、自分の好きなことを好きなように書く日記ブログもやりやいという場合もあるかと思います。
そんな時にお勧めの方法としては、、、
- 特定のジャンルに日記も混ぜる
- 価値を提供すること意識して書く
特定のジャンルに日記も混ぜる
これは僕がお勧めしている方法の一つでもあるんですが、何か特定のジャンルを決めて、基本的にはそのジャンルの記事だけを量産していくんですが、たまに全く違った日常の事とかどうでも良い事を書くといった感じです。
例えば、「パソコン」に関するジャンルのブログを立ち上げたとして、普通に書く記事と言うのは、とにかく「パソコン」に関する有益な情報をどんどん配信していきます。
ただ、同じジャンルばかりやっているとたまに違ったジャンルの事を書きたくなることってあると思うんですね…
そういう時に、たまには違った記事も書いてみるといった感じです。
最初から日記だけを扱うブログにするのではなく、アフィリエイトで稼げるようなジャンルを設定しつつ、日記も書くというやり方です。
特定のジャンルだけを扱った、いわゆる特化ブログで扱っているジャンル以外の記事を書くと見た目が悪くなりそうで嫌だという人もいますが、たまに違った記事(どうでも良い事でOK)を書くと筆者の人間味が出て、返ってプラスになる事の方が多いように思います。
それに、主軸(メイン)のジャンルで価値ある情報を配信しまくっていれば、たまに違った記事を書くくらいどうってことないです。
ちなみに、ブログのジャンルの決め方について詳しく書いている記事がありますので、こちらも併せてご覧になってみて下さい。
価値を提供することを意識して記事を書く
稼ぐ為に絶対に必要なのは、相手の立場になって「この商品を買うことで得られるメリット」とか「相手のニーズ」に答える、、、つまり「価値を提供する」と言うことが重要だと、上記で何度も書いてきましたね。。。
日記ブログだと価値を提供できないのかと言うと、全くそんなことは無いですよね。
日常で感じた疑問とか、新しい発見などがあった場合、同じようにその情報を知りたいと思っている人は世の中には沢山いるはずです。
そういう人たちに向けて記事を書くといった感じですね。
また、価値を提供する上で最強なのは自分が実際に経験したことです。
経験談、失敗談、成功談…などなど、実際に経験している人が言う話は、ネットで情報を見て話しているだけの人と比べて圧倒的に信憑性が増しますよね。
書きたいことを好きなように書く日記ブログでは、意識していなければついつい主観的な内容になってしまいがちですが、その中でも価値を提供する方法は絶対にあります。
価値を提供するには、「どうやって書けば伝わるかな・・・」と常に考えて書くことが必要になるので大変なことは多いですが、稼ぐ為にブログを運営するのであれば必要だし、やっておいて損することも無いです。
最後に…
上記では、日記ブログは稼ぐという観点では稼ぎにくいジャンルではあるけど、書き方次第で全然稼げるという事を書いてきました。
ホント、やり方次第ですね。
ちなみに、アフィリエイトのだから必ずしも報酬が良いという訳ではなく、アフィリエイトのジャンルでも報酬が高い低いが存在します。
稼ぐ為には報酬が高いジャンルで、かつ自分の得意なジャンルを選ぶのが理想です。
日記ブログでは、言ってしまえば特定のジャンルだけを取り扱わなければいけないというものでは無いので、何でも取り扱うことが出来るのがメリットと言えそうですね。
なので、アフィリエイトASP(A8.netが有名どころ)を見る時は、どれが単価が高くてどれが低いのかといったジャンルの単価の違いも把握しておくと良いですよ。
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