PDCAサイクルは時代遅れ!ブログ運営にも役立つPDR仕事術で効率化を図ろう!

PDCAサイクルは時代遅れ!ブログ運営にも役立つPDR仕事術で効率化を図ろう!

あらゆる仕事で取り入れられている「PDCAサイクル」、この言葉は一度は聞いたことがある人は多いはずです。

PDCAサイクルとは、「Plan→ Do→ Check→ Act」の4段階の工程を繰り返し行うことで、業務を継続的に改善して向上させていくというものですね。

昔から、ビジネスの世界では「PDCA!PDCA!」と、このPDCAコールが響き渡るくらい、多くの企業で取り入れられてきた有名なものです。

・・・が、最近は「PDCAって時代遅れじゃね?」という風潮が強まってきているようです。

そして、そのPDCAサイクルに変わるものとして「PDR仕事術」というが取り入れられるようになってきて、今後の主流になってきそうです。

何でも新しいモノ・考え方に切り替わるのは、時代の流れだなぁと感じるとともに、時代に遅れないように新鮮な考え方を取り入れるのが望ましいといえます。

ここでは、「PDRって何?」ということについて詳しく書いていこうと思います。

PDCAサイクルもそうでしたが、これはビジネスは勿論、ブログ運営なんかでも、この考え方は役に立ちます。

なので、その進化系であるPDRは是非、取り入れて頂きたい考え方といえます。

PDCAサイクルの歴史について

ビジネスの世界では耳にタコが出来るくらい聞かされたって人も多い「PDCAサイクル」ですが、この言葉が流行ったのってそれほど昔ではないですよね。

多分、4~5年くらい前あたりから急速に広まって、様々な企業で取り入れられるようになった感じがします。

PDCAサイクル一覧

画像はPDCAサイクルを簡単に説明する時に良く用いられるものです。

「Plan→ Do→ Check→ Act」

■Plan(計画)
⇒ 将来の事業(行動)計画を立てる(目標設定や問題提起など)

■Do(実行)
⇒ 立てた計画に沿って実行・業務・テストする

■Check(評価)
⇒ 進捗速度や品質チェック、成功と失敗の要因を掴む

■Action(改善)
⇒ 計画の中の問題点や課題を改善し、PlanへGO!…

●簡単に言うと、最初に計画を立てて実行し、その中で問題点があれば改善していきましょうというのがPDCAサイクルの基本ですね。

といった感じで、工程がいっぱいあって何だか分かりづらいな~と思いながらサイクルを回していた方も多いかもしれませんね。

僕がサラリーマンをやっている時の会社では、「とりあえずPDCAだ!」的な考え方があって、このサイクルに沿って自分が思う所を書き出し提出するというのが定着していました。

計画を立てて実行するという行動があることで、社員全員が引き締まった感じで業務をこなすことが出来ていたかもしれません。

ただ、実際にPDCAサイクルをやってみると「これって効率悪くないか?」という意見も多く、このサイクルに疑問を持つ人も少なくなかったんですね。

PDCAサイクルが登場したのは戦後すぐ

PDCAサイクルとよく聞くようになったのは比較的最近だと思いますが、実はこのサイクルが登場したのは、第2次世界大戦後すぐのことなんですね!

めっちゃ昔の考え方じゃん…って感じですが、その考え方が今になって広がるのは凄いですよね(笑

「そんな古い考え方を今に持ってきて大丈夫??」と言いたくなく人も多いかもしれませんが、古い知識を学んで新しい発見をする「温故知新」という言葉があるように、このサイクルを取り入れた結果、大きな成果を出した企業も多数存在しているのが事実。

ただ、このPDCAサイクルを使っていたのは、もともとは「製造業」なんですね。

なので、PDCAの本質的な考え方としては、何度も何度も同じモノを作る過程で「どうすれば製品を良くできるか」「品質向上できるか」というのが目的です。

※車やバイクのパーツとか、機械の部品などですね。

でも、今の情報社会では「データ」や「サービス」を提供することが多くなっています。

こういったモノは、部品のように作ったら変更が出来ないというものでは無く、「アップデート」を行うことで中身を変更することが出来ます。

皆さんお持ちのスマホも定期的にアップデートされて最新のものに更新されますよね!

アプリやゲームもそうですけど、今後はネットがさらに進化して、ネットに繋がるものであれば何でもアップデートによって更新が可能になるはずです。

今は車だってネットに繋がる時代ですから、様々なものがネットで解決する「ソフトウェア」に切り替わってくる(実際に切り替わってきている)はず。

そうすると、もうPDCAの考え方は古すぎると言わざるを得なく、もっと現代に合ったやり方や考え方を取り入れるべきだと言えます。

ブログ運営にPDCAを取り入れるメリット

PDCAというのは、最初に計画を立てて実行し、物事が上手くいっていなければ改善するというのが基本的な考え方です。

この考え方は既に時代遅れだと言われているけど、ブログ運営なんかでは結構役に立ったりします。

例えば、ブログを書くとなると「1ヶ月で何記事書くか?」「クオリティー(文字数など)」なんかは、目標設定しやすい部分ですよね。

とはいえ、継続して書くのはなかなか難しいものがあるので、こうやって目標設定して何が何でも達成するという対策は有効です。

そして、「1ヶ月で20記事」「1記事辺り1,500文字以上」という最低限の目標を設定して取り組み、その過程で遅れていないか、逆に早すぎないかを確認しながら取り組んだとします。

そして、1ヶ月後に当初の立てた目標が達成していれば、次は1ヶ月で25記事書けるんじゃないか、文字数も2,000文字以上いけるんじゃないかと、クオリティーを高めた上で、また新たな目標設定をしてPDCAサイクルを回して、どんどんクオリティーを高くしていくことが出来ます。

ブログ運営だけじゃなく、PDCAサイクルというのは立てた目標のクオリティー(質)を高めることに特化したサイクルともいえると思います。

PDCAサイクルの問題点(欠点)

上記でブログ運営の例を出してPDCAサイクルのメリットを書きましたが、PDCAの最大の問題点は「計画が最初から上手くいくことなんてあるのか?」というところが言えます。

皆さんも何か新しいことを始めると例外なく壁にぶち当たるという経験をしたこともあるはずです。

つまり、どんなに完璧と思えるような計画を立てても、上手くいくことなんてほぼ無いんですよね。

しかもビジネスの世界では色んなことがもの凄いスピードで変化します。

なので、計画通りに物事を進めたとしても、外的要因によって計画を変更せざるを得なくなることも多々あります。

また、ブログ運営を例に出させて頂きますが、記事の順位を決めるGoogleのアルゴリズムの変動や新しいサービスの出現など、ビジネスで成果を上げるには計画通りに事を進めるのも確かに大事ですが、臨機応変に変化に対応する能力が特に大事です。

計画途中で習性を余儀なくされると、その後の計画が全て変わることもザラにあります。

最初のP(プラン)が崩れると、全てが総崩れになる、、、それがPDCAサイクルの最大の欠点だと言えます。

様々な独自サービスが出て、目まぐるしく変化する現代では、PDCAサイクルは遅すぎるし効率が悪すぎるんですね。

PDCAサイクル⇒PDR仕事術の時代へ

PDCAが時代遅れと言われる今、新たに「PDR仕事術」の考え方が定着しつつあります。

PDR仕事術の考え方

「PDR」というのは、「Prep(準備)→ Do(実行)→ Review」の3サイクルで回すシンプルな考え方です。

「Prep → Do → Review」

■Prep(準備)
⇒ 始めるための「最低限」の準備をする

■Do(行動)

■Review(評価)
⇒ 行動した結果、「どうなったか」「何が分かったか」

☆Reviewでは、次の改善点を生かして次(Prep)へGO!
これを高速で回転させるのが「PDR仕事術」です。

PDCAサイクルの効率が悪いのは、最初に立てたP(プラン)が崩れると後の計画も総崩れになるという所にあります。

なので、一番最初のプランの部分から変えていってしまおうという考えが現代では重要だと言えます。

皆さんも何か色々と調べていたり、実際にやって経験しているうちに「こっちの方が良いよね」「これは違うな」「これも追加してみよう」と思ったことが多々あるかと思います。

つまり、やりながら追加や修正をバンバン行うといった感じですね。

その新しい考え方が「PDR仕事術」という訳ですが、

この考え方は、プランを立てるという概念を捨てることにあります。
※PDRで最初に「P」がありますが、これはPlan(計画)ではなくPrep(準備)になっていますね!

そして、画像を見てもらえば変わるかと思いますが、PDCAサイクルよりも工程が少なく、早いスピードでサイクルを回すというのがポイントとなっています。

また、計画を立てないで実行をするので、「自分で考える力」や「新しい発見」をすることが多いのもPDRの特徴だと言えます。

PDRの特徴をザックリまとめてみると、

  • 計画を立てない
  • 高速でサイクルを回す
  • 新しい発見をする

例えば、ブログを始める場合で超極端に言うと、「ブログで副収入が欲しいなぁ~」と思ったら、とりあえず始めるといった感じです。

いちいち、最初から月10万稼ぐ為にはどうすればいいのかを調べたり、事細かに計画を立てる必要は無いんですね。

まずはやってみて、その中で学んで次のステップに行く、、、1段ずつ階段を上っていくようなイメージですね。

それがPDRの考え方です。

で、ブログ運営をするとなると、まず必要なのがサーバーやドメイン、それぞれの設定など、まずはそこからですよね。

ちなみに、僕も使っていますがお勧めのサーバーである「エックスサーバー」の特徴だったり、無料ブログや有料サービスの違いなどは以下の記事に書いています。

で、実際にブログを開設するための行動をして記事を作成してみて、ここでReview(評価)が入るといった感じですが、最初は数記事書いても全くと言っていいほどアクセスが無いし、アフィリエイト収益もゼロだし、、、といった感じで色々と問題点や課題などが出てきて、じゃあ「次」は何をするかといった感じで1ステップずつ進んでいく感じですね!

PDCAと決定的に違う点は、PDCAが計画を立ててそれに沿って物事を実行に移し、問題点や改善点があれば手を加えてと、最初のプランに沿って「長期的」に物事を運んでいきます。

それに対して、PDRは凄く短いスパンで物事を考えます。

そしてPDRには「計画」はありません。

ネットで情報を集めるのは超簡単ですが、実際にちょっとでもカジル程度にやっただけでも「実際にやった人にしか分からない発見」があるはずです。

良く、情報を集めまくって世界を知ったように語る人がいますが、実際はビックリするほど中身のない人が大勢いたりします。

それだけ、実際に行動してみた前と後では見える世界が異なります。

なので、とにかく実際に手を付けて学んで、その過程で出てくる問題や課題を次に繋げるサイクルのは凄く大切なんですね。

PDRが主流になる理由

PDCAサイクルは非常に効率が悪いといわれる背景は、昔は1つの会社にずっと務めるのが当たり前の時代がありました。

一つの会社に入れば、計画に沿った業務をこなせば問題なかったかもしれませんが、今は違いますよね。

転職するのは当たり前だし、独立して自分のサービスを作る人も大勢います。

ネット社会は今後もさらに拡大するでしょうから、この動きは急加速するはずです。

特に、個人でサービス(価値)を作り出すことが求められるようになっている現代では、PDCAサイクルは遅すぎるんですね。

計画を立てるのは重要ですが、今後は「とりあえずやってみる」という行動力の方が「より速く多くの学びを得る」ことができるPDR仕事術の方が重宝されるはずです。

最後に

PDR仕事術は、考え方的にはとてもシンプルで取り入れやすい考え方だと思います。

ネットで調べれば何でも出てくる現代でも、実際にやってみないと分からないことはイッパイありますよね。

また、他の人が上手くいっている方法でも、自分が同じように上手くいくとは限らないので、成功法というのは実際にやって自分自身で探さないと結局ところ無いんですよね。。。

記事の中でブログ記事にPDCAを取り入れるメリットを書きましたが、結局のところやってみないと何も始まりません。

やりたいことがあれば、始める前に考えたり悩んだりせず、「まずはやってみてから!」という考え方が特に必要だと言えます。

コレって結局、自分自身で壁をつくっちゃってるパターンなので、それで手を付けずに終わってしまったら勿体ないです。

なので、まずは難しいことは考えずに「PDR」の考えを取り入れて、やりたいことに必要な最低限のものを調べて、実際にやってみるのが良いですね。

やるだけで終わらず、改善点や問題点を見つけて次に繋げるという行動を続けていれば必ず結果は付いてくるはずです!

 

 

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