FXのポンド円は難しく大損リスクがある?実は大儲け出来る面白い人気通貨でもある

FXのポンド円は難しく大損リスクがある?実は大儲け出来る面白い人気通貨でもある

FXを始めると、大抵の人は「クロス円」といって「ドル/円」とか、「ユーロ/円」のように、日本円の通貨ペアから取引を始める人が多いはずです。

そして、その中に1つだけ乱高下の激しい通貨があることに気が付くはずです。

そう!

ポンド(イギリスの通貨)

イギリスの国旗(ポンド円/FX外為取引)

国際通貨コードは「GBP」で、主要通貨としても数えられる存在。

ポンドは乱高下が激しい故、実際にポンドで強制ロスカットを喰らって退場したという話はよく聞きます。

FXの通貨の中で一番の「破壊力」があるといっても過言ではありません。

でも、そんな絶賛破壊力満点のポンドですが、トレーダー間の中での意見は完全に両極に分かれ、「危ないから絶対にやらない方が良い」という人もいれば「儲かるから絶対にやるべき」という人などなど…

僕個人的には、ポンドは超絶オススメの通貨です。

まあ、僕は過去にポンドで超苦い経験をしているんですが、それでもFXの通貨の中で特にオススメしているのもあるし、個人的に好きな通貨でもあるんですね。

という訳で、以下では何で僕がポンドをオススメしているのかということと、過去のポンド取引での痛い経験、美味しい経験などご紹介しながら書いていこうと思います。

ポンドという乱高下の激しい通貨について

僕はFXを10年以上やっていますが、主な取引通貨ペアは「ポンド/円」「ポンド/米ドル」「ユーロ/ポンド」といった感じで、超絶ポンド愛好家です(笑

ポンド円を見ていても分かりますが、他の通貨と比べて値動きが断然激しい通貨ですよね!

「乱高下が激しい」というと、一部のトレーダーは「危ない」「危険すぎる」という人もいるんですが、シンプルに考えて欲しいのは、値動きが激しいからトレーダーは稼げるということです。

※動かなければ負けませんけど、勝ちもしません。

当然、利益とリスクは比例しますから、危ないという意見も十分に分かります。

ただ、FX取引って高レバレッジを掛けることができるので、ポンドに限らず超高レバレッジでの取引を行えば、どの通貨も例外なく危険な取引と化します。

要は取引の仕方の問題なんですよね。

とはいえ、やっぱり1日の値動きが激しいポンドは、ポジションを取ってすぐに大きな儲けが出ることもあるので(その逆も・・・)、やってて面白いんですよね。

ポンド円の恐怖体験

僕はかつてポンドで「この通貨はヤバイ・・・」と思うような恐怖体験をしたことがあるので、ちょっとご紹介させて頂きますね。

僕がFXを始めたのは2007年頃だったんですが、この年数を見て「あぁ、あれか・・・」と感づいた方もいるかもしれません。

聞いたことはあるという方も多いと思いますが、2008年9月に起こった「リーマンショック」の”直前”にFXを始めたんですね。

自分でも凄いタイミングだったと逆に感心しています。。。

この記事を書いている今現在のポンド円の相場は、「1ポンド=139.740(139円後半)」です。

それを踏まえた上でコチラをご覧ください。。。

FXポンド円の全期間チャート①

なんと、ポンド円の最高値は251円台(2007年7月)となっていて、過去のチャートを見てみればどれだけ乱高下が激しい通貨か分かるかと思います。

ちなみに僕がFXを始めたのが、まさにこの頃なんですね。

当時はポンド円を245円前後で取引していたのを今でも鮮明に覚えています。

それからリーマンショックで徐々に下がり始め、そろそろ上がるだろうという根拠のない自信から、「ポンド全力買い」をしたんですが…この後どうなったかもう分かりますね??

ちなみに、損切ラインとか全く設定していません。

・・・無事死亡しました。

FXポンド円の全期間チャート②

リーマンショックで徐々に下がって、一旦下げ止まって上昇するかと思った矢先(画像矢印の部分ですね!)、今度は「世界金融危機」が襲い、為替相場に破壊的衝撃をもたらします。

忘れもしません、、、当時の僕は都内の営業会社で働くサラリーマンだったんですが、たしか昼過ぎだったと思います。

社員の一人が「為替相場ヤバイことになっているよ!!」と言って、全員でパソコン開いて釘付けで見ていました。

そりゃあもう、ポンド円を全力買いしている僕は、全身ガクブル状態です。

当時はガラケーがまだ主流で、休憩時間に面倒くさいID・パスワード入力をしてFX画面に入ってみると、

強制ロスカット

・・・そして無事、死亡完了へ

ホント一瞬の出来事で、FX投資を始めた直後に凄まじい洗礼を受けた気分でした。

このリーマンショックでは、190円台から138円まで一気に落ち込んでいたと記憶しています。

でも、もしコレ売りで入っていたらどうなっていたか、、、軽く1,000万円以上の含み益が出ていたくらい爆益ウハウハだったんですね。

まあ、何度も言いますが、僕は死亡した側の人間なんで何も言えねぇ状態ですが、僕のように強制ロスカットを喰らった人もいれば、少し前の仮想通貨にもあったような「億り人」状態でウハウハだった人も多数いたはずです。

FXでは、下がっても儲けが出せるため金融危機とか為替がヤバイ的なニュースが流れても、投資家にとっては待ちに待ったイベントに過ぎないんですね。

大切な資金が一瞬にして溶けてしまったことは凄く残念ではありますが、同時にFXの怖さを最初の段階で知れたのはデカイ、むしろ貴重な体験が出来て良かったと今では思っています。

まあ、リーマンショックは100年に1度の金融危機とか言われているくらいですから、その影響にモロに巻き込まれたのは、ある意味で貴重な体験だと言える……はずです。

この恐怖体験で強く思ったのは、損切の大切さとレバレッジ管理などです。

レバレッジは、日本のFX口座では法律で25倍までに制限されていますが、以前は300倍~400倍とかでしたからね。

※レバレッジとは、少ない資金で大きな資金を運用できることです。

それでも、今でもなお25倍のレバレッジを掛けて取引が可能ですし、海外口座であれば普通に400倍とかで取引も可能です。

レバレッジを掛けすぎると投資の域を超えてギャンブルになるので、そういった取引方法では短期に稼げても長期的に利益を上げ続けるのは困難でしょう。

当時の僕は、常時50~100倍くらいのレバレッジで普通に取引していたので、結構危ないことやってたな~と思います。

でも、レバレッジを掛けれるからこそ儲けることが出来るという事実もあります。

とはいえ、思惑と外れた場合は早めの損切が出来ないと取り返しのつかないことにもなり兼ねないので、その大切さを学べた気がします。

損切出来ない人って「損を出したくない」「待てば上がるかも」という思考でなかなか切れないことが多いんですが、僕は機械的にバツンと切れるようになりました。

その点は、過去の相場に感謝さえしています。。。はい。

そうそう、別に急落したのはポンドだけじゃなく、ドル円も史上最安値を更新したし、他の通貨もビックリするくらいの値動きをしているので、ご興味がある方は2008年9月頃のチャートをチェックしてみて下さいね!

ポンドの美味しい体験

上記でも書きましたが、僕は主にポンドで取引をする、大のポンド好きです。

基本的に中長期的な取引よりも、短期トレードが好きで、1日~1週間ほどで決済してしまう事が多いですね。

僕がポンドで一番美味しい思いをしたのは、2019年の4月後半くらいからあった米中貿易戦争問題の時に売りで入って、1回の取引で570万ほどの利益を上げることが出来ています。
※この時は、1ヶ月以上保有していたと思います(精神的にキツイです・・・)

それから、EU離脱(ブレグジット)問題などもあって、何かと売短期で利益を上げやすい場面が多かったです。

一応、今まで色んな通貨ペアで取引を行ってみて、僕は「ポンドが一番合ってるかなぁ~」という理由でポンドを中心に取引しているというのもあるんですね。

まあ、なので自分の得意な通貨ペアを見つけることが一番だとは思いますが、ポンドほど価格の乱高下が激しい通貨は無いと思うので、短期的なトレードが好きという方には外せない通貨になると思っています。

「値動きが激しい」=「短期間で大きな利益を上げることが出来る」
※ただし損切は必要

これが、僕がポンドをオススメしている最大の理由ですね。

相場の歴史は繰り返す

リーマンショックは100年に1度の金融危機と言われていますが、じゃあ100年はこれほど相場に影響を与える出来事は無いのかと言うと、それは違います。

FXポンド円の全期間チャート③

リーマンショック後もなんやかんやで、下がり続け「1ポンド=116円台」を付けていますね。

その後は上昇して、195円台と世界金融危機が発表されるくらいの水準まで戻していますが、そこから急落して117円台と「あれ?前のやつは100年に1度じゃなかったの?」と突っ込みたくなるような値動きをしているのが分かるかと思います。

まあ、変動する値幅に違いはあれど、僕らが生きている間の今後も世界を驚かせるような為替変動は必ず来ます。

為替に影響を与えるモノは色々な要素がありますが、予想だにしないものがいきなり為替に大打撃を与えることもあって、こればかりは予測がほぼ不可能でしょう。

困ったことにFXでは、損切しない方が勝率が高いなんて事実もあったりします。

その理由については、以下の記事で詳しく書いていますので、ご興味がありましたらご覧になってみて下さい。

FXでは「ここだ!」と思う時には、レバレッジをいつもより掛けてリスクを取らなくてはいけない時もあります。(利益を出す為!)

でも、そんな時にいつか必ず来る為替の大変動に巻き込まれ思惑と外れたら一発退場を喰らってしまう場合もあります。

まさに、過去の僕ですね…

なので、特に大きな取引をする場合は損切ラインをしっかり決めてポジションを取ることが重要だと常々思っています。

まとめ

僕がポンドをオススメしている理由としては、

値動きが激しい分、短期で大きな利益を上げる可能性が十分にあるという事です。

何度も言いますが、リスクも同じだけあるのが投資なので、思惑と外れた場合は機械的(欲や感情の無い)損切も必要となってきます。

とはいえ、ポンド以外にも色々な通貨があるので、色んな通貨ペアにチャレンジして、その中から自分の得意な通貨ペアを見つけ出してみるとの面白いかもしれませんね!

 

 

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