ブログ運営の定番と言えば「WordPress(ワードプレス)」ですね!
なんせ、このワードプレスというブログのソフトウェアは、世界の3割以上を占める巨大な市場となっているんですね。
※「世界」の3割ですよ!凄すぎですよね…
これはつまり、世界中に存在するウェブサイトの3割以上がワードプレスで出来ているという事を意味しています。
他のも様々なウェブサービスが存在する中で、これだけのシェアを獲得しているのは凄いですよね!
利用者が圧倒的に多いワードプレスですが、巷では「ワードプレスはSEOに強い!」と言われることが多いようですね。
これはまあ、間違いでは無いと思いますが、SEOの本質的な部分でいえば「ワードプレスだから特別SEOに強い」というものでは無いとも思っています。
なので、ワードプレスだから上位表示できるという訳ではありませんので、そういった認識を持っている方は注意しなくてはいけないですね。
これは、何がどうやって記事の順位を決定づけているかを調べれば分かります。(後ほど詳しく書きます)
以下では、ワードプレスがなぜSEOに強いと言われているのかについて、またSEOの本質的な部分を僕なりに詳しくまとめて書いていきます。
もくじ
ワードプレスがSEOに強いと言われる理由
まず最初に、ワードプレスがSEOに有利だといわれる理由について紹介してみますね。
- 独自ドメイン
- 自由にカスタマイズできる点がSEOに有利
- Googleがワードプレスを”お認め”に?
独自ドメイン
これからブログを始める初心者の方は、無料ブログ(共有ドメイン)か独自ドメイン(有料)かで迷うことが多いかと思います。
どっちが良いかについては、これはブログを何に利用するかによって変わってくるかと思いますが、本気でブログ運営をしたり、ブログで稼ぎたいと思う方は「独自ドメイン一択」で間違いないです。
※無料ブログだと、Googleアドセンス広告の審査すら通らなくなっているので、出来る幅が狭まる点から本気で運営するなら無料ブログを使う理由はありません。
これは僕の考えですが、Googleアドセンスの審査が出来ないということは、Googleの検索エンジンからも不利な傾向が強くなっているのではないかと思っています。
まずSEOの観点からすれば、最初は無料ブログの方が強い傾向にありますが、長く運営していれば独自ドメインの方が有利に働くのは間違いないでしょう。
これは、僕自身ブログを運営していてそう思いますし、人気のキーワードを検索して見ると上位に無料ブログがほとんどないことからもそれが伺えます。
まあ、独自ドメインであれば別にワードプレスでなくても良いと思いますが、世界の3割以上もシェアを占めるブログサービスで、しかも初心者でも簡単に独自ドメインが利用できることから、「独自ドメイン=ワードプレス」という認識が強くなっているように思います。
※以下の記事では無料ブログと独自ドメインのメリット・デメリットをより詳しく説明しているのでご興味がありましたらご覧になってみて下さい。
自由にカスタマイズできる点がSEOに有利
ワードプレスはサイトデザインのカスタマイズが自由にできますし、プラグインというインストールすることで機能を拡張することも可能です。
自由にカスタマイズ出来るということは、その時代に合った最適なモノに変化させることが可能なので、将来的な観点から言ってもSEOに有利だといえます。
また、プラグインも豊富でSEO対策を手助けしてくれるものを取り入れれば、SEOの知識がまだあまり無い初心者でも簡単に必要な項目を設定し、少しでもSEO対策を強化することが可能です。
プラグインも必要なものを自分でインストールしたり、不必要になったものは削除して、、、といった感じで自由に使うことが出来ます。
数多く存在するプラグインの中から、自分のサイトに必要なモノ、そして時代に合ったものを自由自在に選別して使用できる点は、やはりSEOにかなり有利に働くといっても過言では無いと思っています。
SEOに有利だと言われているワードプレスは、SEO対策に欠かせないサイトマップを作成する機能がデフォルトで備わっていない弱点があります。
しかし、これはプラグインを導入し設定することで解決できますので、最低でも以下の記事で紹介している2つのサイトマップに関するプラグインを導入することをオススメします。
Googleがワードプレスを”お認め”に?
何かを検索する時によく使われるサイトは、日本ではGoogleかYahoo!のどちらかが圧倒的に多いですよね。
Yahoo!もGoogleの検索エンジンを採用していますので、どちらの検索窓から調べても検索結果は同じです。(※キーワードによって若干の違いはあるようです)
そして、ブログでアクセス数を集めるには、Googleの検索エンジンで上位表示されなければいけません。
もし、凄く人気の高いキーワードで上位表示が出来たなら、たった1つの記事からだけでも爆発的な検索流入が見込めます。
そもそも、「SEOに強いということ = Googleの検索エンジンに有利」とも言い換えることが出来ます。
では、実際のところどうなのかと言うと、数年前になりますがGoogleのDeveloper Advocateを担う方がブログの中で「皆で協力してワードプレスを素晴らしいWEBサービスにする為、ワードプレスの専門家(エンジニア)が欲しい」といった内容を書かれています。
(ソース:「WordPress @ Google:パートI」)
それすなわち、Googleがワードプレスを高く評価し、SEOの面で有利に働く可能性が高いとも判断できなくもないです。
実際にワードプレスのプラグインでは、Googleが提供しているものも存在するので、Googleの検索エンジンに有利になってくる可能性はあるかもしれません。
SEOの本質的な部分を知ろう!
上記では、巷でよく言われているような「ワードプレスがSEOに強いといわれる理由」の中でも代表的なモノをピックアップしてみました。
他にも色々とありますが、実際のところSEOの本質を知ればワードプレスだから絶対にSEOに有利とかそういう事じゃないって理解できるはずです。
日本では「Googleの検索エンジン」の利用者数が圧倒的に多いので、Googleに認めてもらうようなSEO対策が必要になるということが分かるかと思います。
そのGoogleでは、検索順位を決定づける際にどんな部分を評価対象とするのかと言うと、
- コンテンツの質(最重要)
- サイトの表示速度
- コンテンツを見つけやすい構造になっている
などなど、、、といった感じで色々と挙げるものはありますが、何と言っても一番は「コンテンツの質」で、これはGoogleも明言しています。
コンテンツの質というのは、オリジナリティがあって、それがユーザーにとって有益な情報で、且その情報が正確なものであるかということです。
つまり、いかにユーザーにとって価値を提供することが出来る記事(サイト・ブログ)なのかというのがSEOの本質的な部分です。
僕も数年前にプログラミングを始めて、今ではワードプレスのテーマ作成を受注できるまでになって、何件も案件を任せて頂きました。
そして、かなり多いご要望で「とにかくSEOに強いテーマ(テンプレート)の作成をお願いします」というのがありますが、そういった方には僕は包み隠さずSEOの本質的な部分をしっかりと説明したうえで受注を頂くようにしています。
確かにサイトの作り(構成)というのはSEOに重要は働きがありますが、今の時代その辺は誰でもやっているんですね。
というか、どのサイトでも立ち上げ当初(デフォルト)で既にSEOに有利な構造の作りになっていると思って良いです。
じゃあ、どこで勝負するかといえば、これはもう「コンテンツの質」なんですよね。
他に無いような価値あるコンテンツこそが、最強のSEOと言っても過言ではないです。
後は、キーワード選定(超大事)とかマーケティング思考を取り入れていけば良いですね。
ブログ(サイト)自体は情報発信ツールでしかない
SEOというのは、結局のところワードプレスが有利とか、他のサービスがどうこうとかはあまり関係ないんですね。
少なくとも、独自ドメインであればどこを使っても気にするレベルでは無いと言えます。
コンテンツというのは書く人によって生み出されていくものですから、それを構築するブログ(サイト)は、情報を配信してユーザーに届けるための一つのツールに過ぎないという事ですね。
確かに、初心者でも簡単に立派なブログやサイトを立ち上げることが出来て、使い勝手もいいので、そういった意味ではワードプレスは凄くお勧めであることは確かです。
このブログもワードプレスを使っていて、僕自身も初心者の方にはワードプレスをオススメしていますからね!
ワードプレスはSEOに有利な点も多く存在しますが、一番は自分自身で書く(作る)コンテンツの質によってGoogleの検索エンジンからの評価は大きく異なるので、「ワードプレスを利用すれば上位表示が出来る!」という認識はナンセンスです。
大量のアクセス流入を狙うには、人気のキーワードで上位表示をさせる必要が絶対に出てきますので、
- ワードプレスに備わっているSEOの設定をしっかりやる
- 使えるSEO対策のプラグインを導入する
- キーワード選定をしっかりやる
- 後はひたすら良質の記事を書いて書いて書きまくる
SEO対策の施されているシステムでも設定しないと意味が無いので、出来るところはしっかりやって、キーワードを選定して、後は良質な記事を作成することに時間を割く、、、といった感じですね!
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