プログラミングスクールはやめとけ【向いていない人(失敗する人)の特徴と思考】

プログラミングスクールはやめとけ【向いていない人(失敗する人)の特徴と思考】

プログラミングを勉強する上で絶対に必要なのは、「自分の作りたい”モノ”を明確にする」と言うことで、それによって学習するプログラミング言語が異なってきます。

プログラミングと一言でいっても、実際に調べてみると言語の多さにビックリして「本当に習得できるのかな・・・」と不安になる人もいると思います。

そこで、作りたいものを明確にすることで、それに必要な部分だけを学べばいいという事になりますから効率が良くなるという訳なんですね。

実際にプログラミングを勉強してみると、「難しい」「自分一人では無理」と思うこともあるかも知れません…

そんな時は「プログラミングスクール」で受講することで、その道のプロに指導をもらいながら効率よく学習し、プログラミングを習得することが出来ます。

確かにプログラミングスクールに通えば、一人で独学で勉強するよりかは何倍も効率よく学習が進められますが、多くの人の意見を聞いてみるとプログラミングスクールは、「必要ない」「行くべき」と意見は完全に分かれるところ…

つまり、プログラミングは独学で十分という人もいれば、スクールに通って受講した方が良いという人など様々なんですね。

僕はプログラミングを勉強する際にプログラミングスクールを利用したことがあるので、勉強に行き詰って悩んだり、また受講しようか悩んでいるのであればスクールを利用してみるのも全然アリだと思っています。

実際に得るものが沢山あるので、今後のプログラミング習得に有利に働くのは間違いないでしょう。

・・・ただ、「こういう人にはプログラミングスクールは向いていないなぁ」と思う部分もありますので、その点を以下で詳しく書いていきます。

プログラミングスクールで完璧を求めてはいけない

プログラミングスクールに通えば、その道のプロが教えてくれるのだから「自分の知りたい(作りたい)分野を100%完璧に理解できるはず」と思っている人も多くいると聞きます。

プログラミングスクールの受講料は決して安くはないし、プロの人に教えてもらえるのだからそう考えるのも無理は無いと思います。

ただ、プログラミングスクールで学べるのは、「基礎的な部分」だけであって、後は勉強の仕方とか、プログラミングスクールを通う事でしか得られない“気づき”を学習初期の段階で知る事ができるという点だけです。

例えば僕を例にして話をしてみますが、僕が受講したのは「テックアカデミー」「ワードプレスコース」と言うのを受講しました。

このコースの最終目的は「ワードプレスの自作テーマを作る」です。

※ホームページ(ブログ)のテンプレートをワードプレスではテーマと呼びます。

確かに学習が終了したころには自作テーマが作れるようになりましたが、作るために最低限必要な知識で作っただけのショボイテーマです。

有料テーマのような立派なモノを作るにはまだまだ知識不足で、それ以上は習ったことを応用しながら自分自身でスキルを磨いていく必要があります。

とにかく完璧を求める人は、受講が終了したころには有料テーマのような立派なモノが作れるようになっていると思うはずです。

でも、プログラミングスクールの期間程度では、そのレベルまで到達するのはかなり難しいです。

なので、自分が納得いくようなものが作れなくて「物足りなさ」とか「不満」を抱き「思っていたのと違った」という感覚になってしまいがちです。

ちなみに、僕がテックアカデミーで受講した時の事を詳しく書いた記事が別(丘のリンク)にありますので、もしご興味がありましたらご覧になってみて下さい。

そもそも物事に完璧は無い

プログラミング学習だけでは無く、他のものにも全く同じことが言えますが、そもそも完璧なんてものはありません。

世の中の変化(新しいサービスの出現や人々のニーズなど)はとても激しく、もし仮に今完璧なものを手に入れたとしても、それが数ヶ月後には完璧である保証はどこにもありません。

そして、学習において完璧を求める最大のデメリットは挫折する可能性が非常に高くなるという点です。

プログラミングでメチャクチャ良い作品を作ろうとすると、勉強する範囲も膨大になって、コレを最初から全て覚えようとしても初心者ではさすがに厳しいとしか言いようが無いんですね。

ブログ運営を例にしてみると、初心者がやりがちなことで記事コンテンツやデザイン面に対し、最初から完璧を求めるすぎるというものがあります。

・・・ただ、何の知識も無い人がいきなり完璧なんて作れる訳も無く、その状態で完璧を求めるとやりたいこと(書きたいこと)も書けずに手が止まってしまい、結局は挫折したり諦めるという例がメチャクチャ多いんですね。

もし「完璧」というものがあるのだとしたら、それは時間を掛けて経験を積んだ先にあるもので、最初から求めるというものでは無いです。

すぐに他人に答えを求めるのはNG

分からない事(知りたいこと)がある場合に人は「他人に回答を求める」または「自分で調べる」、このどちらかの行動を取るはずです。

情報社会においてネットで調べれば何でも分かるようになった今、分からない事をすぐ他人に回答を求めると自己成長しないんですね。

これはプログラミングスクールでも全く同じことが言えます。

「スクールにお金を払って利用するんだから分からない事はすぐに聞いて当たり前でしょ」と思うかもしれませんね…

まあ、これはその通りなんですが、問題は受講期間中でプロの先生が付いている時は問題ありませんが、受講期間が終わって教えてくれる人がいなくなった時に自己解決が出来なくなるというのが1番の問題といえます。

学校でいくら教えるのが上手な教師がいても、成績が良い人と悪い人がいるように、どんなに良いスクールに通ったところで結局は自分次第なんですよね。

ちなみに、プログラミングスクールでは生徒に考えさせるために、分からない事に対してすぐに答えを与えるのではなく、答えを自分で探せるようなヒントしか言わないことが多いです。

なので、人によっては「スクールに通っているのになんですぐに教えてくれないんだ」と不満に思う人もいると聞きますが、そういった人はプログラミングスクールに対してマイナスのイメージを持ちやすいと言えます。

なので、分からない事があればまずは自分で調べまくって自己解決力を身に付ける。

それでも分からない場合は他人に聞くというのがこれからの時代は特に重要です。

大切なスキル「検索力」が身に付かない

分からない事があればすぐに他人に回答を求めるのは「自己解決力」が身に付かないと上記で書きましたよね。

でも、実際にネット上で調べてみると分からないと思っているほとんどの事は解決できます。

これはプログラミングでも全く同じことが言えます。

今の時代、誰もがスマホを持っていてネットを使うことが出来ますから、分からない事をすぐに聞くと「そのスマホは何の為にあるの?」と他人からの印象がメチャクチャ悪いです。

それに、いちいち聞いて返答をもらうまでのタイムラグが凄く無駄ですし、何よりも相手の時間を奪う行為でもあるので、今は分からない事は「検索」で自己解決するスキルが必要です。

検索力を身に付けておけば、プログラミングスクールを卒業した後も作りたい作品を検索のみで実現できるようになるので、絶対に検索力を鍛えるというのを意識すべきです。

プログラミングにも得意不得意がある

人間には誰しも得意・不得意があって、これはプログラミングも例外では無いでしょう。

なので、学習において飲み込み(吸収)が早い人もいれば、そうでない人もいて当然です。

とはいえ、時間を掛ければ大抵の人はプログラミングの習得は可能だと思うし、最初は覚えるのに時間が掛かってもその後に急速に伸びる人だっています。

でも、やっぱプログラミングを全くやったことない人からすれば、最初は「難しい」と感じる人が多いはず。

プログラミングスクールが多々あり需要があるのを見るとそれが伺えます。

プログラミングスクールって、期間が限られているし長期間受講するとなるとかなり高額になるので、出来れば短期間で覚えたいところだけ覚えてしまう方が効率が良かったりします。

でも、全くプログラミングに触れたことが無い人が、短期間でプログラミングを思えようとした場合、思うように勉強が進まず期間中に満足の行くような結果にならない場合もあります。

これの対処法としては、初めからプログラミングスクールを受講するのではなく、まずは無料で利用できる「プロゲート」とか「ドットインストール」で基礎的なことを学んでみる。

実際にプログラミングに触れてみて、面白いと感じたり、自分でも作品を作ってみたいと感じた場合は、プログラミングスクールも視野に入れてみると良いですね。

簡単に案件を取って稼ぐレベルにはならない

コロナ禍で在宅ワークが進む中、フリーランスなど自分で稼ぐチカラが求められる時代になってきましたね。

その影響もあって、プログラミングに目を付ける人が多くなっているように思います。

実際にプログラミングの案件には高単価のものがあるので、そういった案件を自分で取って稼ぐようなフリーランスに憧れる人も多いはずです。

そこで、プログラミングスクールを受講すれば、すぐに案件を取れるまでに成長できるようになると思っている人も少なからずいます。

・・・が、プログラミングスクールを卒業してすぐにお客さんに満足してもらえるようなサービスが作れるのかと言えば、正直これはかなり難しいと言わざるを得ません…

上記でも書いたようにプログラミングスクールで学べるのは、基本的な基礎の部分でそれより上は自分自身で経験を積んでいく必要があります。

それに、自分がプログラミングを始める前からずっとその道を進んできたプロの人が大勢います。

客観的に自分が誰かに仕事をお願いする立場だったら、どちらに願いするか…やっぱ経験豊富なプロの方ですよね。

なので、プログラミングスクールを受講したからと言って案件を取って稼ぐようなスキルが身に付くというものでは無いので、「プログラミングスクールを受講すればフリーランスになれる!」という人はそのギャップに注意すべきだといえます。

もし、本気でフリーランスとしてのスキルを手っ取り早く身につけたい場合は、プログラミング関係の仕事に「就職」するのが一見、遠回りのようで一番の近道になるはずです。

稼ぐ為に必要なスキル(本質)

僕はプログラミングスクールで受講後、比較的すぐにワードプレスのテーマを作成するという案件(結構高単価)を取る事ができました。

ただこれは、僕のプログラミングのスキルで選んでもらえたという訳では無く、ブログ運営の実績で選んでもらえたんですね。

これはどういう事かと言うと、、、僕はブログを5年以上運営していて、全部で4サイト持っているんですが、一応そこそこのSEO対策とかブログを運営していく上で必要な知識がある方だと思います。

サイトを作るということは、作ったら終わりでは無く、作った後に集客出来るようなサイトに育てて行くのが重要です。

そこで僕は、ワードプレスのテーマ作成と作成後のコンサルをセットでスキルを販売し、それが上手くユーザーの目に留まってくれたといった感じです。

このように、この人に依頼すれば「稼げるかも」「サイト作成以外にもメリットがある」と思われるようなスキルがあれば、それは強力な武器になることは間違いないでしょう。

最後に…

上記では、「プログラミングスクールはやめとけ!」と思うような人の特徴だったり考えを中心に書いてきましたが如何だったでしょうか。

プログラミングを習得するには独学であろうと、プログラミングスクールで受講する場合であっても、継続して勉強し続けるのが大切です。

そして、分からない事は調べて自己解決してスキルを磨けば誰でもレベルアップして自分だけの作品が作れるようになるはずです。

すぐにプログラミングを身につけたい場合は、その道に最先端を行く企業で働くのが一番で、プロを目指すのであればやっぱ就職して実践経験を積むのが一番早いですね。

ただ、こういったパソコンを使う分野っていうのは趣味レベルでもずっとやっている人はプロ顔負けのような凄い人がメチャクチャ多く存在するのも事実です。

結局のところ、プログラミングが面白く好きでやっているという事と、それを継続するというのが他の何よりも大切な事と言えますね。

 

 

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