30代オッサンがテックアカデミーでプログラミングスクールを受講してみた時の話

echAcademy (テックアカデミー)を受講してみた感想やメリットデメリット

僕がプログラミングを始めたのは30代になってからなんですが、最初は何を勉強したらいいか分からず、ネットで色々と検索していると「プログラミングスクール」の存在を知りました。

プログラミングスクールといっても、スクールに通うのが必須なところもあれば、完全オンラインで完結するところもあるんですね。

僕の性格はと言うと、、、人見知りが激しすぎて極めて根暗、しかもプログラミング30歳定年説とか存在するらしく、そんな僕がスクールで若い子たちと会うのは、真夜中の廃墟に一人で凸するくらい恐怖でしかなかったため完全オンラインで完結するスクール限定で探すことに。

そして、実際に受講をしたのがTechAcademy (テックアカデミー)という完全オンライン型のプログラミングスクールです。

プログラミングスクール代は決して安くはありません。

なので、プログラミングスクールに通おうか迷っているけど、

「本当にお金を出すだけの価値はあるのだろうか?」

「自分でもプログラミングを習得することが出来るのだろうか?」

そう考える人も少なくないはずです。

なので、この記事では僕が実際にTechAcademy (テックアカデミー)を受講して感じたことや得られたもの、メリットデメリットを包み隠さず全て洗いざらい書いていこうと思います。

TechAcademy (テックアカデミー)を受講しようか迷っている方のご参考になれば幸いです!

TechAcademy (テックアカデミー)の特徴

最近では、YouTubeの広告とかで厚切りジェイソンさんが出演している広告でもお馴染みのプログラミングスクールで、上記でも書きましたがテックアカデミーはスクールに通うということは一切ありません。

全てネット上(オンライン)で学習するというスタイルのプログラミングスクールとなります。

学習方法は、オンライン上の教材を自分のペースで行い、分からない部分は質問しつつ課題をクリアして自分の作品を作ることをゴールに勉強していくことになります。

なので、自宅で全て完結させたいという方にうってつけのプログラミンスクールと言えますね。

テックアカデミーの注目すべき特徴(ポイント)としては、

  • 週2回のメンタリング制度
  • 期間中は質問し放題
  • 転職保障コース(32歳未満限定)
  • 転職サポート(年齢制限なし)
  • オンライン教材は学習期間終了後も閲覧可

といった感じのものがあります。

メンタリング制度

テックアカデミーは、受講すると専属のメンターが付いて、週2回のペースでビデオカメラを用いてメンタリングを行い進捗や不明な点を質問できるという学習スタイルとなっています。

メンタリングというのは、人材育成や指導方法の一つですが、まあ単純に学校の先生をイメージして頂いて大丈夫かと思います。

プログラミングは挫折する人も多いと聞きますが、そんなプログラミングを習得できるようモチベーションを高めるなど、メンタルケアするのもメンターの大事な仕事だと思います。

僕の担当の先生は、僕よりも年下の方でしたが、

「暗号みたいで覚えられる気がしませんね(笑顔)」って言っても、常に励ましてくれました。。。(本当にスミマセン)

でも現在はフリーランスとして活動していて、普通に案件(受注)を取れるまでに成長できたので、とにかく諦めなければ何とかなります。

というか、毎日コードを書いたり見たりしていると自然に慣れてきます!

メンタリングには、ビデオカメラを使ってお互いの顔が見える状態で行います。

こんな感じのAmazonとかで1,000前後で購入できる安いものが1個あれば十分です。(USBに繋いで使用する)

ちなみに、メンターは現役のエンジニアの方なので、現役バリバリでプログラミングの仕事をしている人と直に話が出来るのも嬉しい点で、価値ある時間だと思います。

※メンタリング時間は1回30分となっていますが、実際は25分間となっています。

内訳:25分がメンタリング、残り5分はメンターがメンタリング内容をまとめる時間。(たぶんテックアカデミー側に提出するものだと思われます)

25分は長いようで、意外と短いので質問内容を事前にメモなどに取っておくのがオススメです。

期間中は質問し放題

テックアカデミーに申し込むと「Slack」というアプリに登録して、学習期間中はここから情報の共有や質問をするのに使います。

質問は24時間することが出来ますが、メンター側からの返答対応時間は15時~23時までとなっています。

ここでは、専属のメンターだけではなく、複数のメンターが待機する掲示板へ質問が出来るため対応時間であれば比較的すぐに返答がもらえます。

最初は「分からない事が分からない状態」なので、「こんな質問して大丈夫かな・・・」と思う方も多いみたいですが、完全オンラインという特性上、この質問し放題の掲示板こそがテックアカデミーを利用する最大の利点となるので、どう思われようが質問したもん勝ちの精神でどんどん質問することをお勧めします。

期間が限られていますし、結果的に理解して覚えてしまえば勝ちですからね!

転職保障やサポート体制もあるので就職でも有利

プログラミングの仕事に就きたいという方は、転職保障の「TechAcademy pro」に申し込むのも一つの手です。

コチラは、12週間でプログラミングを習得して就職までお手伝いしてくれるというものになります。

ただし、このコースは32歳未満の方が対象となります。

とはいえ、テックアカデミー自体に年齢制限はありませんし、32歳以上であっても転職サポートといって、履歴書のようなものを作成して企業側からのスカウトを待つというサービスは使えるので、就職を目指す方は登録をしておくと良いですね!

オンライン教材は学習期間が終わってからも閲覧できる

テックアカデミーは、オンライン教材を使って自身で学習を進めていくスタイルのプログラミングスクールとなりますが、学習で使用するオンライン教材は学習期間が終了した後も自由に閲覧することが出来るようになっています。

ほぼ全てのプログラミンスクールでは、期間終了とともに閲覧が出来なくなりますが、テックアカデミーはその縛りが無く、公式ページでも特に期間を定めていないと明記されています。

なので、テックアカデミーがある限りずっと見続けることが出来るといっていいでしょう。

しかも、教材がアップデートした場合、その最新の情報を見ることが可能なので学習終了後も予習や復習に使用できるのは嬉しいポイントだといえます。

僕が体験して思ったことを書いていく

上記では、テックアカデミーの特徴をザックリ説明させてもらいましたが、ここからは僕自身が受講して思ったことを書いていきます。

まず、僕のスペックから、、、

  • プログラミング初心者
  • 35歳手前(受講時)
  • パソコンを打つのは得意(ブログ歴5年~なので・・・)
  • 人見知り、根暗、口下手

僕が受けたコースは「WordPressコース」なので、このコース内容をもとに書いていきます。

まず、WordPressコースのゴールは、「自作テーマの作成」で最初にHTMLとCSSでベースサイトを作っていき、その後にPHPに置き換えてテーマを作成するという流れになります。

※ホームページのテンプレート(ひな形)をWordPressでは「テーマ」と呼びます。

なので、WordPressコースでは主にHTML、CSS、PHPの言語を学ぶことが出来ます。

ただし、このコースの目的はテーマを作ることにあって、それに必要最低限のHTML、CSS、PHPしか学びません。

HTMLとかCSSは、結構、、、というか、かなりザックリと進めていくので初心者にっては結構なスパルタ教材だなぁと感じたのが本心です。

この時点で感じたのは、HTMLとCSSの基礎は予め学習しておいた方が良いという事です。

今では、「ドットインストール」とか「プロゲート」など、無料でプログラミングの基礎が学べるサイトが充実しているんですよね。

なので、そこでHTMLとCSSの基礎を学習してみて、もっと色んなことが出来るようになりたいと思ってからプログラミングスクールを学習した方が効率よく出来るんじゃないかって思っています。

で、HTMLとCSSの学習が終わったら、今度はPHPに入っていくわけなんですが、これがマジで難しいです(汗

ってか、教材に書いていることが「何言ってんだコイツ・・・」状態で、一気に難易度が上がります。

つまり、教材の内容がスパルタっていうか、ザックリ進んでいくので初心者にとってはかなり難しく感じるはずです。

過去の記事でも書いているんですが、プログラミングは覚えようと(暗記しようと)するとマジで効率が悪くなります。(というか、暗記は不可能です)

なので、分からない部分があったとしても最初は「こんなことが出来るんだ」となんとなく理解すればいいので、実際に手を動かしてコードを書いて、こう書いたらこう動く(表示される)と理屈を理解した方が手っ取り早いです。

また、PHPもWordPressのテーマで使用するものだけしか出てこないので、テックアカデミーの教材とは別でネット検索をして出てくる「PHPの基礎」を勉強したり、PHPだけで出来る超簡単な作品を作って理解を深めるのもオススメです。

メンタリングを有効活用するために

人見知りが激しく、根暗な僕は人と話すこと自体に抵抗がありました。

・・・けれども、プログラミングを習得したいという一心で、「やっぱ現役エンジニアと会話できるこのチャンスを有効活用すべきだ!」という理由から、テックアカデミーで受講しようと決めたというのもあります。

僕と同じように、人と話すのがちょっと不安でメンタリングに苦手意識がある方もいるかもしれません。

僕も最初は不安だったけど、実際に話してみると面白かったですね。

プログラミングの話は勿論、現在の仕事内容とかトレンド情報まで教えてくれたり、ときにお互いのプライベートな話もしたりしてコミュ障気味な僕でも「次のメンタリングが待ち遠しい」と思ってたくらいです。

で、メンタリングする時は必ず分からない部分とか疑問に思った部分など何でもいいのでメモにまとめて、メンタリング時にそれを見て質問していくのが良いですね。

メンタリングは実質25分間しかないので、「何を質問しよう・・・」「あれ?なに聞こうとしたんだっけ・・・」という状態になってしまうと、非常に時間が勿体ないので、事前に準備をしておくと効率よく話が進んで価値ある時間に出来るはずですよ。

メンターの当たり外れがあるってマジ!?

僕も受講した後に色々と調べて知ったのですが、専属のメンターには当たり外れが激しいという声が多々見受けられます。

具体的にどんなものかと言うと、

「こっちから質問しないと沈黙ループ」

「特に質問が無い場合は数分で終了」

「超上から目線でモノを言う」

「メンタリング日のドタキャン」

などなど、色んな情報が出回っていて、人それぞれ捉え方もあるので本当のところは分かりませんが、メンターと言えど人である以上、やはり相性もあるんだと思います。(ドタキャンは論外ですよね・・・)

僕の担当だったメンターの方は、僕が質問するだけじゃなく、向こうも色々と質問を考えてくれたり、お勧めのサイトURLとか使い方を動画を通して事細かに教えてくれました。

なので、上記のことをネット上で見つけた時はちょっと信じられなかったですね。。。

テックアカデミー自体、受講生がいっぱいいるので、そういう声も多くあるのは当然かもしれませんが、もしそんなことが本当にあったとなれば、本部に連絡して早急に対応してもらうべきでしょう。

メンタリングを受けてモチベダウンするとか、マジで意味ないですからね!

テックアカデミーの受講期間と料金

4週間プラン8週間プラン
社会人:149,000円
学生:129,000円
社会人:199,000円
学生:159,000円
12週間プラン16週間プラン
社会人:249,000円
学生:189,000円
社会人:299,000円
学生:219,000円

テックアカデミーの受講期間は、上記の4つから選択できるようになっていて、出来るだけ費用を抑えたいのであれば、短期の4週間プラン、逆にゆっくりと学習したいのであれば8週間、それ以降のものを選ぶと良いですね。

4週間プランは金額が最も安いですが、時間がたっぷりと取れる場合じゃないと厳しいかもしれません。

僕が受講したWordPressコースの目安は、計160時間となっており、それぞれのコースによって目安の時間は異なってくるので、自分のライフスタイルと受講するコースを照らし合わせて決める必要があります。

僕が実際に受けたのは「8週間プラン」ですが、ぶっちゃけ4週間プランで良かったかなと思いました。

その理由ですが、当時僕はフリーランス状態で1日の時間はたっぷりと取れる状態だったんですね。

にも関わらず「時間に余裕があった方がゆっくり勉強できるしいいか」と思って、8週間プランにしたわけなんですが、別に4週間だろうと16週間だろうとやることは同じなんですよね。

ただひたすらオンライン上のテキスト(教材)を進めていくだけ。

会社員では難しいと思いますが、仮に1日6時間~8時間とか取れるって方は4週間の短期集中でやった方が断然安く受講できて、こっちの方がオススメです。

オンライン教材は受講期間が過ぎた後も閲覧が可能なので、学習自体は実質半永久的に出来ますからね。

※ただし、受講期間が終わったら「Slack」からの質問は一切できなくなります。

とにかく長期間メンターに質問をしまくりたいとか、メンタリングを多く行いたいなどの理由が無い限り、無理に余裕を持って期間を選ぶ必要は無いと思います。

また、スクールを申し込んでから受講期間が開始されるまで、1週間ほど待ち?期間がありました。

ネット上でも期間が空くという情報が多かったので、恐らく申し込んだからといってすぐに受講が始まるという訳ではないはずです。

でも、その待ち期間でも教材は普通に見れて学習も進めることが出来るんですね。

まだ受講が始まっていないのでメンターに質問こそ出来ませんが、この待ち期間も有効利用して教材を進められるところまで進めることをオススメします。

その過程で、分からない部分をメモとかに取っておいて受講期間が始まってから質問しまくる。

最初ブーストをかけて、最終課題(僕が受けたWordPressでいうとテーマづくり)に多くの時間を充てた方が余裕をもっていい作品が出来るかなと思います。

ちなみに、僕は時間が余りすぎたのでテーマを2個作ることが出来ました。

Slackこそ使い倒すべき!

テックアカデミーで受講する最大のメリットは、期間中であればSlackアプリにてメンターに質問し放題という所だと思います。

僕もWordPressを受講して、正直「この教材って初心者には難しすぎません?」って思うくらいの内容でしたが、「分からない!」ってなった時にすぐに質問できるという環境にあるので、悩んでいる時間があったらすぐに質問することです。

とはいえ、調べればすぐに出てくるようなことは調べるべきだとは思います。

実際に、テックアカデミーでも質問する際に「まずは自分で調べる(検索)」それでも分からない場合は、どんな疑問があってどう実現したいのか、、、といった感じで質問してね~、、、みたいな感じでお願いされています。

というのも、プログラミングは情報がネット上に充実していて、疑問に思ったことは調べれば大抵の場合、解決できます。

これは、どう検索するかの「検索力」が重要になり、分からないことをすぐに調べる癖は検索力アップに繋がり、今後のプログラミングに絶対に活きてきます。

ただ、最初は「分からないことが分からない状態」なので、5分~10分くらい調べて分からないことは、どんな小さい事でも気にせずじゃんじゃん質問した方がいいです!

僕はたぶん、「またコイツか・・・」と思われるくらい質問しまくりました(汗

でも、期間中だけの「特権」ですから、使い倒してなんぼです(笑

そのお陰で、短期間でWordPressのテーマを2個も作成することも出来ましたので、結果的に質問しまくってホントに良かったと思っています!

TechAcademy (テックアカデミー)を受講するメリット

テックアカデミーのメリットは、何といっても「完全オンライン完結」という所だと思います。

プログラミングスクールに通いたいけど、家の近くに無い・・・という場合でもネットを通じてプロのエンジニアに教えてもらいながらプログラミングを学ぶことが出来ます。

それに加えて、上記でも書きましたが、

  • 週2回のメンタリング制度
  • 期間中は質問し放題(Slackアプリ使用)
  • 転職保障コース(32歳未満限定)
  • 転職サポート(年齢制限なし)
  • オンライン教材は学習期間終了後も閲覧可

といった感じで、「メンタリング制度」でマンツーマンのビデオチャット、「Slack」での質問し放題、転職サポートまであるので、プログラミングの職に就きたいという方は、スクールの延長線上に就職を狙うことも出来ます。

TechAcademy (テックアカデミー)受講のデメリット

「完全オンライン完結」は、自宅で受講したいという方にとっては嬉しいメリットになりますが、逆に人に直接教えてもらいたいという人にとってはデメリットになりますよね。

テックアカデミーでは、オンライン上の教材を自分のペースで進める形になるので、部屋で一人で勉強するのが苦手で、スクール施設に受講生が集まって先生に直接指示してもらいたいという場合は、テックアカデミーでの受講は向いていないといえます。

また、実際にスクールに通うと自分と同じくプログラミング習得を志す仲間に出会うことが出来ますよね。

完全オンライン完結では絶対に不可能なことなので、もしプログラミング友達も作りたいという場合は、アックアカデミーのような完全オンライン完結ではなく、スクールに通うスタイルを取っているところで受講されるのがオススメです。

僕のように人見知りで、根暗、人と会うのが恐怖でしかないという場合だったり、近くに通えるスクールが無いという場合は完全オンライン完結がピッタリですけどね!

最後に

僕が実際に受講してみた時の経験を併せて、テックアカデミーの特徴やメリットデメリットを書いてきましたが如何だったでしょうか。

要は、

  • スクールに通うのに抵抗がある
  • 通えるスクールが自宅周辺に無い

という場合は、完全オンライン完結のテックアカデミーはオススメと言うことになります。

メンタリングやメンターに質問し放題があるので、自宅に居ながら問題解決もすぐにできる環境が整っているのも魅力的なところですね。

どこのプログラミングスクールでも言えることですが、受講代って高いですよね(汗

ただ、スクールが終わった後にプログラミング関係で就職したりフリーランスに転職して案件を取れるようになったら一瞬で回収できます。マジで一瞬。

なので、支払う費用に対して見返りが大きい、つまり費用対効果がデカイという事実があるんですね。

これは、エンジニアが不足しているというのが最大の理由でしょう。
※今後も不足し続ける業界と明言されています。

需要に対してエンジニアの数が足りていないんですね。

それだけ、習得も難しいということになりますが、諦めさえしなければまず覚えられます!

独学でも習得は可能だとは思いますが、何をどう勉強したらいいのか分からない状態だとあまりにも非効率なので、最初はプログラミングスクールで一気に学ぶのもオススメですよ。

TechAcademy [テックアカデミー]

 

 

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