ブログを始める時にほぼ全ての人が悩むポイントとして、「特化ブログ」にするか「雑記ブログ」にするかというものがあります。
※雑記ブログは、雑多ブログとか、ごちゃまぜブログなんていう風に色々な呼び方がされています(笑
まず、特化型というのは1つのジャンルに絞った専門的なブログのことを指し、雑記型というのはジャンルに縛られることなく複数のジャンルと取り扱ったり、自分の好きなことを記事にするといった感じのものですね。
もしかしたら、今現在ブログを始めようとして絶賛迷い中の方もいるかもしれませんね!?
僕はどちらのブログも運営しているのですが、実際にやってみて感じたことは双方にメリットとデメリットがあるので、「絶対にコッチでやるべき!」というのはまず無いと思って良いという事です。
その上でどっちを選ぶべきかといえば、、、これはもう完全に自分のスタイルに合った方を選ぶのが良いと言えますが、これからブログ始める方にとっては、双方の特徴とかメリット・デメリットが全くイメージできないと思いますので、その辺りの話を詳しくしていこうと思います。
ブログは副業でも良く利用されるので、稼ぐという観点にもフォーカスして書いていきますね!
もくじ
特化型ブログの特徴やメリット・デメリット
まずは、特化ブログの特徴やメリット、デメリットを詳しく説明していきますね!
上記でも書きましたが、「特化」という名前の通り1つのジャンルに絞って記事を書くのが特化ブログです。
これは、専門ショップをイメージすると分かりやすいと思いますが、そのジャンルの商品だけを取り扱ったお店のような感じを演出できるのが特化型の特徴といえます。
専門に特化することで得られるメリットもありますが、逆にブログを書く上ではデメリットとなる部分もあります。
特化ブログのメリット
特化型のブログには主に以下のメリットがあると思っています。
メリットを挙げれば多々あるかと思いますが、ブログ運営で特に重要な部分だけをピックアップしてみます。
- その分野で突出した存在になれる
- アフィリエイトで成果が出しやすい
上記2点は、特化型でブログを運営する最大の強みとなるのは間違いないですね。
まず、1つの分野に絞って記事を作成するとなると、そのブログだけでそのジャンルのあらゆる情報を訪問したユーザーは得られることになります。
そうすると、
「〇〇で困ったらこのブログを見たら間違いない!」
「このブログの運営者は〇〇のジャンルに長けている人なんだ」
・・・などなど、ユーザーから見ても色んなジャンルが乗っているブログよりも、何か1つの事に特化したブログの方がイメージは段違いに良いです。
※既に名が通っている人の場合は、この辺りは気にする必要な無いでしょうけどね。
これは、ブログアフィリエイトで成果を出すことにも繋がってきますが、例えば以下の2つのブログがあったとします。
- ユーザーが求めるジャンルだけを専門的に取り扱うブログ
- 色んなジャンルを取り扱っていて、たま~に欲しい情報があるブログ
この2つなら、確実に①の方が成約率が高いです。
なぜなら、ユーザーは商品を購入する時はサイト(ブログ)の信用性もかなり意識するからです。
経験がある人も多いと思いますけど、どんないい商品を載せていても「このサイト(ブログ)なんか怪しい・・・」と思うような所で商品を買おうとは思わないですよね?
必ずブラウザバックして、商品だけを検索して調べてから別の場所で購入するというアクションを取るはずです。
まあ、上記は極端な例ではありますが、より専門的なブログほど、そのジャンルに興味があるユーザーからの信用性は得られやすく、アフィリエイトでも早い段階で成果が出しやすいのは特化型の場合は圧倒的に多いです。
特化ブログのデメリット
では、次に特化ブログのデメリットの部分で「これはキツイ・・・」と思うような部分をピックアップしてみます。
- 圧倒的ネタ切れ
- ジャンルによっては強豪が強すぎ
特化ブログっていうのは、数多くあるジャンルの中から基本1つのジャンルに絞って記事を書くわけですから、「ネタ切れ」を起こしやすいのが最大のデメリットだと言えます。
何となく想像しやすい部分でもあると思います…
「いやいや、俺は〇〇のジャンルなら誰にも負けない自信があるし記事も無限に書く自信がある」
・・・そう思った方もいるかもしれません。
僕もブログで成果を出してから、いろんな人に教えて欲しいと言われてアドバイスをしてきて、「絶対にネタ切れなんてあり得ない」という人を多く見てきました。
が、1年以上続いた人は誰一人いませんでしたね(汗
これは、特化型に限らず雑記型でも言えることなんですが、ブログは継続がメチャクチャ大変なんですね。
ただ、ジャンルを1個に限定した特化型だと、ジャンルに縛られない雑記型に比べて「ネタ切れ」しやすいのが想像できるかと思います。
また、ブログでアクセスを稼ぐには検索順位で上位表示させるのが必要になってきます。
そのためには、タイトルの付け方とか文章の書き方など色々な工夫や対策が必要ですが、どんなに頑張ってもなかなか上位表示の難しいジャンルもあります。
起業(法人)サイトが上位を占めていたり、アフィリエイト報酬が高いジャンルがソレに当たります。
こういったジャンルで特化ブログを書く場合は、上位サイトと同じ路線で戦ってもまあ勝てないことがほとんどなので、なかなかアクセスが集まりません。
既に上位サイトが強豪揃いの場合は、SNSとか別媒体からブログへ導線を引くなど色々な工夫が必要といえます。
雑記ブログのメリット
では、雑記型のブログで運営するメリットについて書いていこうと思います。
- 書きたい事をネタに出来る
- ネタ切れの心配が少ない
- アクセス数が集まりやすい
雑記型、雑多、ごちゃまぜ、、、などなど色々な呼ばれ方をしますが、雑記ブログの最大のメリットはジャンル縛りが無いので、書きたいと思ったことをそのまま記事にすることが出来る点ですね。
まあ、これが本来のブログの姿なのかもしれませんが、書きたいことをそのままかけると言うことはネタ切れの心配も特化型に比べて圧倒的に少ないのも魅力的な部分です。
また、色んなジャンルと取り扱うとジャンルごとに「キーワード」もブログ内に増えていくので、検索に引っ掛かりやすくアクセス数も稼ぎやすくなります。
「アフィリエイトをする場合は特化ブログの方が良い」ってよく言われることもありますが、確かに上記の特化ブログところでも書いたように専門性が合った方が信用度が高くなるので間違いでは無いと思っています。
ただ、記事ストックがいっぱい出来て情報が充実してこれば、普通に雑記ブログでもアフィリエイトで成果を上げることが出来ますし、何よりアクセス数を稼げるブログでは「Googleアドセンス広告」を張り付けておくだけで収益が得やすいのでネタ切れで手が止まるくらいなら自由な事を書ける雑記ブログの方がお勧めだと言えます。
雑記ブログのデメリット
今度は雑記ブログのデメリットの部分をピックアップしてみますね!
- 結果を出すのに時間がかかる
- 労力が分散される
この部分が、成果を出す上で大きなデメリットになってくる部分かと思います。
例えば、特化型のブログであれば特定のジャンルだけに絞ってその道を一直線に突き進んでいくイメージと同じです。
なので、目的地まで早く辿り着くことが出来るため、目標達成(成果が出やすい)がしやすいです。
逆に、雑記型だとジャンルを増やせば増やすだけ多くの道が出来ますが、進むスピードもそれぞれゆっくりになってしまいますよね。
つまり、取り扱うジャンルが多ければ多いほど、労力が分散されて目的地に辿り着くのが遅くなります。
※1日10記事とか超絶ストイックに出来る人なら別
とはいえ、ブログは継続性が一番大事なので、ゆっくりでも続けてさえいれば成果は出ます。
特にジャンルにこだわりが無く、書きたいことを書いて、後から収益も得られれば良いといった考え方なら雑記で多くのジャンルを取り扱うのも良いですね!
特化型は1ジャンルじゃなくても良い!
ジャンル決めは確かに重要な部分ではありますが、ちょっと気楽に考えてみるのもアリだと思います。
例えば、僕の場合のお勧めは以下の2通りです。
- ジャンルを3~5個くらい取り扱う
- 特定のジャンルに特化しつつ、たまに違う記事を入れる
ジャンルを3~5個くらい取り扱うブログにする
雑記ブログは多くのジャンルを取り扱えるメリットはあるけれど、その分だけ労力が分散されて成長が遅れるというデメリットがあると説明しましたね。
だったら、取り扱うジャンルを数個に限定してしまうという考え方です。
これだと、1個のジャンルに縛られることが無いのでネタ切れもしづらいし、特定のジャンルだけを攻めていくことになるので、専門性も出しやすいメリットがあります。
それに、ジャンルの分だけキーワードも増えてきますので、ジャンルごとに検索結果に表示されやすくなりアクセス数の増加に繋がる可能性もあります。
あと、上記の特化型のデメリットで競合がメチャクチャ強い場合は上位表示が難しく、アクセスを集めにくいと書きましたよね。
ジャンルを複数扱えば、その内の数個が強豪ぞろいのジャンルだったとしても、違うジャンルからアクセスを呼び込んで、サイト内の色んな記事を見てもらえる可能性も出てきます。
なので、ジャンルは1つだけにとらわれずに、上手く取り入れていけばブログ運営を有利に進められることもあるんですね!
特定のジャンルに特化しつつ、たまに違う記事を入れる
これは、ジャンルは1つに絞ってブログを運営するんだけども、、、たまには全く関係ない記事を書くというスタイルですね。
コレは僕も良くやっています(笑
特化ブログを運営していると、絶対にそのジャンルだけじゃなきゃダメっていう思考になりやすいですが、全然そんなの必要ないんですよね。
むしろ、たまに全く違った記事を入れた方が運営している人の人間性とかが見えてユーザーに好印象を与えることだってあります。
書くことはホント何でも良く、面白いネタとか、ふと思ったこと、日常的に感じている事、経験した事などなど…
ただ、どんな記事であったとしても、「ユーザーが見て良かった」と思う情報を取り入れることが大切です。
自分が面白いと思ったり、為になったと感じた情報と言うのは、必ずそれを欲している人が世の中にはいます。
その人たちに向けて記事を書くといった感じですね。
特定のジャンルだけを取り扱う特化ブログは、似たような情報を常に取り扱うことになるので時にキツイと感じることもあります。
そこで、たまには全く違った記事を書くと、メチャクチャ新鮮な気持ちになって新しいアイディアとかネタも浮かびやすく、ブログ運営でも凄く役立ちますよ!
最後に…
特化型、そして雑記型、、、どっちが良いというのは無いけれど、かなり迷う部分なのは間違いないです。
そんな時は、ここまで書いてきたことを是非ご参考にして頂ければと思います。
僕も5年以上前からブログを運営していますが、その間にGoogleのアルゴリズムが変動して随分と以前とは状況が変わったなと感じています。
簡単に言うと、昔のやり方が今では通用しないという事です。
まあ、これはブログに限らず世の中すべてのことに当てはまりますけどね…
今は、ブログに限らずYouTubeとかSNSで誰もが簡単に情報発信できる時代になっていますよね。
つまり、個人でも情報発信の仕方次第で、前面に自分をアピールすることが出来る時代です。
その1つとしてブログがあり、大きなメディア化している個人ブログも多々出てきました。
ジャンル選びも大事だけれど、あまりそこだけにとらわれすぎずに、自分のメディアを運営していくという考え方が今後ますます必要だと思っています。
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