最近は、今からブログを始めるなら「ワードプレス(WordPress)」と「ノート(note)」のどちらで始めるべきか(お勧めか?)と、この両者が比較されることが非常に多いですね。
ワードプレスといえば、圧倒的なシェアを獲得しているオープンソースのブログソフトフェアで有名ですが、なんと世界中のサイトの3割以上がワードプレスから出来ていというデータがあります。
なので、今やワードプレスは「世界一のブログサービス」といっても過言では無いでしょう。
※日本国内でも、80%以上という圧倒的な利用者を誇っています。
そして、この巨大なシェアを持つワードプレスとよく比較される「note(ノート)」ですが、コチラも利用者が多く、月間のアクティブユーザーが6,000万人を軽く超えるほど賑わっているサービスです。
利用者数が多いということは、それだけアクセス数が集めやすいという事にもなるので、「ワードプレスよりもノートの方が良い!」という声も少なくないようですね。
ただ、どっちが良いかというのは、ハッキリ言って「目的」とか「ジャンル」によって変わってくると断言できます。
理由は、ワードプレスもノートもメリットもあればデメリットも存在しているからです。
なので、最初から「絶対にワードプレスが良い!」「今ならノート一択!」と決め付けるのではなく、双方のメリットとデメリット見た上で「どっちを選ぶか」というのを総合的に判断するのが望ましいと言えます。
以下では、ワードプレスとノートのメリット・デメリット、どういう場合にお勧めかと言うことを書いていきます。
もくじ
ワードプレスとノートの特徴を知ろう!
まず大前提として、どっちだから絶対にアクセス数が大量に集められるというのは無いです。
※ただ、立ち上げ当初は差があります。(後述します)
それは、これから書く両者の特徴を知れば理解できるので、ご参考にして頂ければと思います。
ワードプレス(WordPress)の特徴
ワードプレスの特徴は、何と言っても独自ドメインのオリジナルサイトが初心者でも簡単に作れるという所でしょう。
また、SEOにも強いと言われることがありますが、確かにこれはGoogle側も認めていて、ワードプレスにGoogle公式のプラグインも存在することからも、「ワードプレスはSEOに強い!」ということが伺えます。
そして、注目すべきところは圧倒的な利用者数ですね。
上記でも書きましたが、国内でも80%のシェアを占めていて、世界での利用者数は全体の実に3割以上にも及びます。
これだけ利用者数が多いということは、分からないことがあってもGoogleとかYahoo!で検索すれば有益な情報が簡単に手に入ります。
また、ワードプレスを有利に運営するためのプラグインも次々に出てくるでしょうし、オリジナルのテーマ(テンプレート)も多く存在するので、これが初心者でも簡単に利用できる理由でもあり、システムのアップデートによってSEOにも有利な方へ行くことも予想されます。
ノート(note)の特徴
ノートの特徴は、アメブロのようなブログサービスをイメージして頂ければ分かりやすいと思いますが、note内で記事を書いている人通しで情報を共有しやすところだと思います。
そして、利用者数が6,000万人(アクティブユーザー)を軽く超えるプラットフォームです。
なので、開始早々からアクセスが集めやすいというメリットがあるんですね。
画像にあるように、人気順、急上昇の記事、、、そして新着記事(出したばかりでも見られる可能性アリ)という、note内で様々な導線が引かれていつので自分の記事を見つけやすい作りになっています。
また、良いねボタンとかフォローのようなアクションも出来るので、人と繋がりやすくコミュニケーションも取りやすい環境でもあります。
そして、noteがアクセス数を集めやすい理由はまだあって、それは「note.com」というドメイン自体のパワーが非常に強いところにもあります。
noteは、共有ドメインといって「note.com/自分のドメイン」という感じになるので、この強力なドメインの恩恵を受けることが出来ます。
アクセス数が集めやすい、人と繋がりやすい環境がnoteの魅力的な部分だと言えますね!
ワードプレス(WordPress)のデメリット
ワードプレスはSEOに強いと言われますが、これはまあワードプレスに限らずアメブロやnoteのようなプラットフォームでない場合は、立ち上げ当初のアクセスは絶望的か数しか来ません。
例えば、アメブロとかnoteだと、1ヶ月後には1日に数百PVとか普通にいったりしますけど、ワードプレスでは3か月間くらいはほぼアクセスが無いと思った方が良いです。
よく言われるのは、何もない山奥にポツンと店を出すようなイメージで、誰からも認知されていない状態なんですね。
そこから記事を量産しまくって、少しずつ、、、ホント少しずつ認知してもらってアクセス数が増えていきます。
各ジャンルやキーワードにもよりますが、どんなに記事を書いてもすぐに成果に繋がらない、、、つまり努力が報われない時間が長いというのがワードプレスの特徴であり、デメリットでもあると言えます。
ワードプレスのデメリットの先にあるメリット
・・・しかし、GoogleやYahoo!で検索すると、上位を占めているのはほぼワードプレスのサイトであるという事実があります。
これは、ワードプレスのサイトがどれだけSEOに有利かが見て伺えます。
僕もワードプレスでブログを複数運営していますが、どれもがアクセス数が伸びるまで3ヶ月~6ヶ月かかっています。
質の良い記事を量産して、徐々に検索エンジンから評価を得ていくと、ある地点から急激にアクセス数が上昇するという現象が見られるんですね。
検索エンジンから評価されるまでは大変ですけど、逆に良い評価を得ることが出来ればそれ以降の上昇は急速に高まるというのがワードプレス最大の魅力です。
ノート(note)のデメリット
ノートというプラットフォームは、アクセスが集めやすい仕組みが出来ている点では、立ち上げ当初は有利だと言えます。
ただ、利用者が多いということは、それだけプラットフォーム内での「ライバル」も多いということが言えます。
先程も出しましたが、noteでは人気記事や急上昇記事、あとは定番記事なんかに自分の記事が載ると多くのアクセス数が獲得できる可能性があります。
ただ、1度こられの場所に自分の記事が載ったからと言って、ずっとあるわけでは無いです。
むしろ、結構な頻度で入れ替わるという印象が強いです。
例えば、同じジャンルで同じ内容を取り扱っている人って他にも大勢います。
他の人が自分よりも質の良い記事を書けば、今まで人目に付きやすい場所に合った自分の記事と入れ替わることが起こります。
これはnoteだけに限ったことでは無いのですが、こういったプラットフォームでは付きものだと思った方がいいですね。
アクセスが集めやすい仕組みではあるけど、ライバルが多い分、それ相当な努力が必要なのはワードプレスと変わらないですね。
両者を比較して自分に合ったものを選ぶ
ワードプレスとノートのメリット・デメリットを比較すると、どっちを選ぶかの基準となるのは「書くジャンル」と、「目的」が重要です。
そして、もう一つ知っておいた方が良いのは、今の検索エンジン事情です。
Googleの検索エンジンのアルゴリズムは、質の良いコンテンツを重要視するとGoogle側も明記していますが、「信頼性」とか「権威性」も重要視しています。
そして、今では企業サイト(法人サイト)が上位に上がりやすい傾向が見られるんですね。
それらを知った上で「ジャンル選び」ですが、例えば今書こうとしているジャンルのキーワードをいくつか検索して見て、上位に法人サイトがズラリと出てくるような場合、これはワードプレスで勝負するとかなり厳しい現実があるのは確かです。
ただ、上位表示は絶対に無理とは言えないですが、たまに更新とか気が向いたら書くというスタイルだと、、、まあ無理(勝ち目がない)ですね。
そういったジャンルでは、ノートで書いた方が様々な機能を利用してアクセスが集めやすいので、オススメと言えます。
逆に、人気のキーワードでもあまり法人が参入してきていないジャンルでは、ワードプレスで記事を量産することをオススメします。
最初はアクセスが全然集まりませんが、伸びてきたらそこからの伸びが共有ドメインと比べて段違いです。
副業などブログで稼ぐ場合
あとは、ブログを利用してアフィリエイトなどで稼ぐ場合ですが、これは基本的に独自ドメイン(ワードプレス)で間違いないと思います。
理由は大きく分けて二つあると思っています。
- 自然検索でのアクセスが最強
- 価値あるコンテンツを作るなら独自ドメインで良い
■自然検索でのアクアセスが最強
まず、ワードプレスでアクセスを集めるにはGoogleやYahoo!からの検索エンジンからユーザーに検索してもらって自分のサイトに来てもらう必要があります。
つまり、自然検索からの流入ですね。
これはもう、考えて頂ければ分かるかと思うのですが、自然検索ではユーザーは疑問に思っている事とか知りたいことなど「ニーズ」で検索する場合がほとんどです。
対して、ノートなどのプラットフォームでは、お勧めに表示されていたからとか、アクセスを集めるために自動ツールを使ってフォローしまくる人も沢山います。
両者にモノを売るとしたら、どちらの市場で店を出した方が良いかを考えれば、一目瞭然ですよね!
自然検索と、ブログサービス内でのアクセスでは、成約率が天と地のさほど違ってきます。
■価値あるコンテンツを作るなら独自ドメインで良い
ブログで稼ぐ為には、ユーザーに価値ある情報を提供できるような記事づくりが必須となります。
理由は、Googleがコンテンツの質を最重要視しているので、この部分が出来ていないと検索エンジンで優遇されることは無く、上位表示も出来ません。
「じゃあ、ノートを使えばいいんじゃない?」と思う方もいるかもしれませんが、ノートも利用者数が膨大なプラットフォームです。
確かにプラットフォーム内の機能を使えばアクセスは増やせますが、それだけで稼げるようになるかと言えば全くそんなことはありません。
ノート自体も記事を販売するという機能がありますが、そもそもこれも価値ある情報を書けなければ買う人は皆無でしょう。
ノートで記事を販売して大きな利益を上げている人の多くは、ワードプレスやYouTubeで実績を出して、そこから導線を引っ張ってノートの販売ページに誘導するといったやり方が目立ちます。
なので、本気で良質のコンテンツを作成する場合はワードプレスで作成して、自分だけのオリジナルのメディアを持つイメージで運営するのがお勧めです。
ただ、どうしてもジャンルによっては、上位が企業サイトで埋め尽くされていることもあります。
そういった場合は、noteを使った方が有利に運営できると言えます。
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