失敗したことが無い人ほど信用(信頼)できないものは無い【失敗の数=経験値(価値)】

失敗したことが無い人ほど信用(信頼)できないものは無い【失敗の数=経験値(価値)】

「自分は失敗したことが無い」と自慢げに話をする人がいますが、正直この発言は自分の価値を超絶までに落としてしまう危険ワードです。

なぜなら、人は新しいことに挑戦し続ければ例外なく失敗することも多々あるからですね。

例え、前もって情報を集めたり入念な準備をしたとしても、失敗と言うのは絶対に避けては通れない道です。

料理をあまりやったことが無い人が、初めて難しい料理に挑戦する時ってブログやYouTubeなどで情報を集めて頭では理解しているんだけど、実際にやってみると全然上手くいかないということって良くありますよね!?

でも、失敗することで改善点が見つかり、次やった時は必ずもっと良いモノが作れるはずです。

このように、見たり聞いたりする情報よりも、実際にやってみて失敗することで得る経験の方が何倍も価値ある事なんですね。

・・・この上で、「失敗したことが無い人」というのはどんな人かと言うと「挑戦しない(したことが無い)人」です。

そして、失敗したことが無いという人は他人から信頼されることはありませんし、信用を得ることも出来ません。

じゃあ、何でこの「失敗したことが無い人」が圧倒的に信頼や信用されないのかを以下で詳しく書いていこうと思います。

失敗したことが無い = 才能やセンスでは無い

失敗したことが無いという事を自慢げに言う人は、「失敗しない」「才能がある」とか「センスがある」と思っている場合が多いですが、コレは大きな勘違いです。

どんなに天才的なセンスの持ち主であっても、新しいことにチャレンジし続ければ当然、失敗することも多々あります。

ただ、「1を知り(聞いて)10を知る」といったように、1つの失敗(経験)から多くを学び、誰も思いつかないような発想が出来たり、成長の早さが尋常じゃないって人もいますが、僕はこういう人が天才とかセンスのある人だと思っています。

でも、そんな凄い人でも例外なく失敗を経験しながら成長していきます。

そもそも、天才とかセンスのある人というのは客観的に見た印象の場合がほとんどですが、実際そういう人たちって自分が活躍できる場所を見つけた(発見した)人に他なりません。

自分が活躍できる場所を見つけるためには、とにかく多くの事にチャレンジして、失敗し、様々な経験を経て自分の得意分野(自己分析)が出来て初めて分かるものだと思います。

つまり、「失敗したことが無い」というのは、それはセンスでも才能でも無く、ただただ自分が新しいことにチャレンジしない人だと周囲の人に公言している行為と同等で、さらに自己成長が出来ない人間だということが一発でバレる発言と言うことです。

失敗したことが無い人の圧倒的信用力の無さ

失敗したことが無いということは、新しいことにチャレンジしない人ということは上記でも書いてきましたね。

つまり、失敗を経験している人と比べると様々な面で圧倒的「経験不足」ということになります。

まず、”自称”失敗したことが無い人の問題点は以下のものがあると思っています。

  • 向上心が無い
  • 何かを任せると必ず致命的問題を持ってくる

自称「失敗しない人」は向上心がまるで無い

失敗しない人というのは、そもそも「失敗=悪」と思い込んでいる人が多いように思います。

なので、失敗しないような生き方しかしないんですね。

失敗しないように生きるには、説明書通り誰がやっても絶対に出来るようなことにしか手を出さないって感じですね。

当然、失敗しようがない事だけやっていれば、失敗することはありませんからね…

ただ、説明書通りやっていれば誰でも出来るようなことをずっとやっていても自己成長には繋がらないし、失敗しなければ新しい発見も無いので現状維持のまま時間だけが過ぎていきます。

現状維持は決して悪い事ではありませんが、少なくとも向上心の無い人に何か新しい事(特に重要な事)を任せるなんて絶対にしないですよね。

そして、失敗は悪だと強く思っている人は、仮に失敗した場合どのような行動や思考が働くかと言うと、とにかく自分を守ろうとするんですね。

具体的な例で言うと、失敗を他人のせいにしたり、言い訳ばかりするといった感じですね。

この場合は、失敗から何一つ学ぶことは無いのでこの先も全く同じ失敗を繰り返す可能性が高いと言えます。

そんな人が、他人から信頼や信用されることは120%無いのは想像が付きますね。

何かを任せると必ず致命的な問題を持ち込む

「失敗したことが無い」と聞いて、「この人は今まで失敗したことがないから新しい仕事を任せても大丈夫だ!」と思って何かを任せるのは超危険な行為です。

上記でも散々書いてきましたが、失敗したことが無い人というのは、新しい事にチャレンジしたことが無い人です。

そんな、新しいことにチャレンジしたことが無い人に新しい事を任せるとどうなるか想像してみて下さい…

ほぼ確で失敗しますし、おまけに致命的な問題まで持ち込むケースがメチャクチャ多かったりします。

僕がサラリーマンをやっていた時に、絵に書いたような“失敗しない人”を装っていた人がいたんですが、新しいプロジェクトを任されてしばらくした時に、取引先からクレームがバンバン入ってきたんですね。

内容は、説明とサービスが全く違うとか、レスポンスが遅すぎるというものでした。

本人は故意に偽ったつもりは無いと言っていましたが、出来ない事を出来ると言って契約すれば当然、クレームに繋がりますよね(詐欺と変わらないですからね…

レスポンスが遅いというのもビジネスでは致命的で、すぐに返信すれば丸く収まるものでも、すぐ連絡するといって何日もほったらかしにすれば、相手からの印象が悪くなるし信用もどんどん下がっていきます。

上記はあくまでも1例ですが、そんな感じで「失敗したことが無い人」と言うのは、何か新しい事を任せると「失敗」+「致命的な問題」をセットで持ち込むことが不思議なくらい多いです。

※特に致命的な問題でも黙認して後から大問題に発展するケースが非常に多いように思います。

そんな人に重要な仕事を任せることは絶対に出来ないので、いつまでも信用(信頼)されることは無いでしょう。

失敗しても諦めなければ本当の失敗ではない

ここまでを簡単に要約すると、失敗したことが無い人と言うのは、新しいことにチャレンジしたことが無い人なので、何かを任せれば120%失敗するとも言い換えられる。

さらに、向上心が無いため失敗してもそれを認めず他人のせいにして自己成長能力が皆無….

よって、他人から信頼されることは無いし、信用されるなんてこともあり得ない…と言うことですね。

なので、もし今自分が「失敗したことが無い」と本気で思うのであれば、それを才能とかセンスで片づけるのではなく、「今まで何かに挑戦したことがあったか?」と真剣に自分と向き合う必要があると言えます。

そして、何か新しい事を始めれば壁にブチあたって失敗や挫折を経験することも多々あるはずです。

そもそも成長するということは、

  • やってみる⇒ 失敗 ⇒ 改善
  • やってみる⇒ 成功 ⇒ 良い部分を取りだす

もう、このサイクルを高速で回転させるといった感じで、失敗すればどこが悪かったのか改善策を考え再度挑戦、成功した(上手くいった)場合も何で今回は良かったのかを考え良い部分を取り入れるといった感じを継続することが大切です。

ちなみに、仕事をする上でよく使われる「PDCAサイクル」よりも注目されている「PDR仕事術」は、上記サイクルを回す上でとても役に立ちます。

以下のリンクは、PDR仕事術について詳しく書いた記事になりますので、ご興味がありましたら是非ご覧になってみて下さいね!

まあ、上記でも書いてきたように、人間だれしも絶対に失敗は何度も何度も経験するのが普通です。

物事に限らず人間関係だって全く同じですよね。

成長(成功)において、「失敗しないこと」よりも「失敗をどれだけ本気で価値ある事か理解している」と言うことの方がメチャクチャ大事です。

それだけ失敗には学びのヒントが多く隠されているという事なんですね。

いずれにしても、多くの事にチャレンジする場合はかならず失敗は付きものなので、そんな人の口からは「自分は失敗したことが無い」なんてワードは120%出る事は無いです。

最後に…

以上、「失敗したことが無い」という人ほど信用(信頼)出来ないものは無いという話をしてきました。

…まあ、本当の失敗というのは「諦めた時」だと思うので、、、

▸「失敗したから今がある」

  ↓

▸「だからアレは失敗では無かった」

  ↓

▸「失敗したことが無い!」(失敗を失敗だと思わない)

↑こういった思考の持ち主で、目に見える結果を出している人というのは、チャレンジャーでメチャクチャ向上心のある人だと言えます。

もし周りに「失敗したことが無い」という言葉を口癖のように言う人がいる場合は、チャレンジャー精神旺盛の人か、、、又は全く行動しない人なのかという「裏側(本質)」を見抜くことも重要だと思っています。

 

 

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