今や情報発信が誰でも簡単に出来るようになっていて、自分の好きな知識を文字や動画を使って不特定多数の人々に届けることが可能な時代です。
情報発信するにあたってよく利用されるのは、YouTubeの動画サービス、ブログやSNS(ツイッターとかフェイスブックなど)といった感じで、多くのサービスが存在します。
中でも、今はYouTubeで動画配信をする人が急激に増えていますよね。
YouTubeは利用者がメチャクチャ多い市場で、しかも収益化することで自分の作った動画から稼ぎを得ることが出来るのが魅力的なところです。
なので、YouTubeで収益を得る「ユーチューバー」を目出して動画配信を頑張る、もしくはこれから始めようと考えているという方も大勢いらっしゃるかと思います。
そんな魅力的なYouTubeですが、動画配信をしていると絶対に避けては通れない問題が出てきます。
それは、「アンチ」の出現ですね(笑
良く「〇〇さんのコメント欄が炎上した!」というのを聞いたことがあるかと思いますが、実際に炎上した有名人のコメント欄を見てみると、中には的確な意見で叱ってくれている人もいるので、厳しい言葉が必ずしもアンチとは限りません。
ただ、一方的に情報発信者に対して暴言とか人格を否定するだけのコメントを見たことがある方も多いはずです。
これが、正真正銘のアンチ(コメント)ですね!
アンチコメントに対しては、全く気にしない人もいれば、逆に心が病んでしまう方もいっぱいいて、これがYouTubeを辞める(諦める)大きな原因ともなりえます。
ただ、今の情報社会ではアンチに対しての「耐性」が絶対に必要です。
もし、YouTubeを始めたばかり(始めようとしている)で、「アンチが来たらどうしよう・・・」と、一歩踏み出せないでいる方に「アンチに対する考え方」を知ってもらおうと思い、この記事を書いています。
以下では、アンチは気にする必要はない、むしろ情報発信者にとって必要な存在すらあるという事を知り、「アンチ耐性」を付けるきっかけになっていただければ幸いです。
YouTubeはアンチの巣窟
昔から「アンチ」という言葉は有名でしたけども、今やこのアンチが発するコメント1つで社会問題まで発展することも非常に多くなってきました。
今年、2020年は特に有名人とか著名人に対する誹謗中傷問題が目立ち、自殺してしまったという悲しいニュースで世間を騒がせた年でもありましたよね。
ただ、これほど大きな社会問題に発展した事実がありながらも、残念ながらアンチが居なくなるということは無いでしょうね。。。
「人の不幸は蜜の味」とは言いますが、それほど人は他人の不幸とか困っている姿を見ることに喜びを覚える生き物なんだなぁ~と、つくづく思いますね。
ちなみに、アンチが来やすい媒体というのは「匿名」でコメントを投稿できる場所です。
YouTubeとかツイッターは匿名でコメントを投稿できるのでアンチが多いのが見分かるかと思います。
逆に、実名で登録するフェイスブックでは、アンチによる誹謗中傷と言うのは少ないし、社会問題に発展するような事態も聞いたことが無いですね。
いずれにしても、YouTubeは利用者が多いので、アンチの巣窟となっているのは紛れもない事実です。
僕もYouTubeで動画配信をしていて、この記事を書いている時点ではチャンネル登録者数が2,400人くらいの底辺ユーチューバーですが、このくらいでもちょいちょいアンチコメントを頂くことがあります。
これについて思ったのは……
「アンチコメントありがとうございまーす!!」
って感じですね。
アンチの数は人気(レベルアップ)の証拠
普通に動画配信をしていれば、やり始めからいきなり大量のアンチが沸くってことは絶対に無いです。
炎上を意図的に狙ったような動画ならまだしも、結構攻めた内容の事を言ったとしても、なかなか最初からアンチから攻撃を受けることは、まあ無いですね。
基本、どんなに良い動画を作ったとしても人の考え方や捉え方には違いがありますので、良いと思う人もいれば、そうは思わないという人がいて当然です。
なので、100%完璧なんてものは無く、もし仮に全員が「良い」と答える動画があるとすれば、それは誰もが常識として捉えている在りきたりな内容でしょう。
言ってしまえば、価値のないコンテンツですね。
良い(面白い)コンテンツというのは、他の人がまだやっていないことをするという事だと思うんですが、新しい情報というのは賛否両論があって当然ですよね。
とはいえ、YouTubeは初心者に厳しく、やり始めから大量にアクセス数があるかといえば、その逆で全くない状態が続きます。。。
ユーザー自体が少ないし、最初からコメントなんてなかなか頂けるものでは無いので、アンチなんて気にするようなものでは無いんですね。
更新を続けて順調に再生数を稼いでくると、嬉しいことにファンとなってくれる人もボチボチ出てくると思います。
恐らく、チャンネル登録者数1,000人いると、ファンの数って10人とかそのくらいの割合だと思うんですよね。
それと同時に、このくらいになるとアンチもちょいちょい登場するようになってきます。
つまりは、アンチに目を付けられるのって、ファンを獲得するのと同じくらい(もしくはそれ以上)難しいことだと気付くはずです。
炎上レベルっていうのは、マジで有名人クラスじゃないと不可能です。
なので、アンチが来たら情報発信者として(ユーチューバー)として成長した証ともいえるので、ブルーな気持にならず、むしろ素直にレベルアップを喜ぶべきですね!
アンチは養分(YouTube動画配信者を救う)
アンチコメントは、人によっては鬱病とか、時に最悪な結末をもたらすこともあるので、アンチの人にはそういう事実もあるんだという事を知って欲しいというのが本音ですね。
でも、YouTubeを始めて「再生数」とか「チャンネル登録者数」が増えてこれば、どんなチャンネルであっても例外なくアンチは沸きます。
情報発信という道を選んだからには避けては通れない道なんですね。
なので、気にしないのが一番ですが、そうは分かっていても気になってしまう人もいるかと思います。
まず、アンチコメントを過剰に恐れてしまったり、気になりすぎてしまうという方に伝えたいのは、アンチは養分という考え方です。(というか事実です)
これはどういう事かと言うと、ちょっと言い方が悪くなってしまうかもしれませんが、要はアンチはお金になるという事ですね。
炎上商法といって、ワザと意図的にアンチを狙ったビジネスが成立している時点で、これが事実だということが分かるかと思います。
YouTubeだと、自分の動画URLに来てもらえば動画が再生されて収益に繋がるといった感じですが、収益化できている場合は、とりあえず再生数が多くなればなるほど、それに比例して収益も多くなってきます。
アンチの習性というのは、とにかく粘着質というのが特徴でしょう。
動画を出す度に、ファンに負けないくらいの頻度で飛んできてくれます。
実は、YouTubeにはアンチが来るような仕掛けが仕込まれているんですが、それが「コメント」と「低評価ボタン」です。
アンチがチャンネルに訪れるには、
- アンチコメントをする
- 低評価ボタンを押す ←特にコレ
上記のアクションをする為に、わざわざやってくるという場合が多いんですね。
一応、コメントと評価ボタンは設定によって非表示に出来るんですが、評価ボタンはどれだけ押されたかの数が見えなくなるだけで、押すことは可能です。
以前に、YouTubeの低評価ボタンが無くなるかもしれないという話題があったのですが、結局無くならず今もありますよね。
この理由は、表面上では良い悪いを判断する為というものですが、本当の理由はアンチの来る目的を奪う行為となり、アンチが離れて収益が減るのを恐れたからとも言われています。
それほどまでに、アンチは情報発信者を救ってくれているんですね…
なぜなら、アンチは「アンチコメントをしたい!」「低評価ボタンを押してやる!」という目的で来てくれますが、動画が再生された分だけお金に変わっているんですからね(笑
有名ユーチューバーでも、アンチは一定数居た方が良いとか、いっぱいいた方が良いという方もいますが、理由はシンプルにお金に変わる存在だからですね。
アンチは基本的にフルシカトでOK
たまにアンチコメントに対して感情的になってしまい、言い争いをしている人がいますが、基本的にフルシカトで良いと思っています。
なぜなら、アンチって相手を困らせようとして発言しているわけですから、そういう人に対して何言おうと会話にならないことがほとんどなんですよね。
別に気にならないという場合は、そのままアンチコメントは放置しておいて良いと思うし、気になる場合はコメント削除とか、そのユーザーをブロックするという方法もあります。
相手にする時間とか、気にする時間はマジで勿体ないので、スルースキルを身に着けて気にしない努力していれば、そのうち本当にアンチコメントに対して何も思わなくなってきますよ(笑
まとめ
YouTubeのように匿名でコメントを投稿したり、評価ボタンを押すような媒体では、今後もアンチが無くなることは絶対に無いです。
でも上記で書いてきた、
- アンチはファン獲得と同じ(情報発信者としてレベルUP)
- アンチの数以上にファンもいる
- わざわざお金を落としに来てくれる(養分)
- 【結論】アンチが沸いても自分が止まらなければ問題なし
という考えでいれば、気にしすぎな人でもちょっとは気が楽になるかと思います。
アンチコメントに過剰に反応してしまったり、気にして手を止めてしまえばそれこそアンチの思惑通りになってしまいますので、気にしないメンタルを鍛えていくのが重要だと言えますね!
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