YouTubeで動画配信をしてすぐは全くと言って良いほど再生数が伸びないことが多いです。
※特に情報配信が初めての人だと、世間からの認知度がゼロの為、動画をアップしても再生数が1桁とか普通です(汗
とはいっても、頑張って動画をアップし続けていれば、再生数のアベレージは伸びてくるものです。(継続が命!)
⇒ たまにではありますが、爆発的な再生数を稼ぐ動画も出てくることがあるんですよね。
※例えば、再生数のアベレージが100くらいの時期に、1本の動画だけが1,000、1万、それ以上!と言った感じです。
そういう動画があると、
▸「なんでこの動画が伸びたんだろう?」
▸「YouTubeは何を評価基準にしているのか?」
など、検索のアルゴリズム(検索順位を決めるAI)や、どんな動画をオススメなどに載せて露出度を高めているのか気になるはずです。
では、検索順位で優遇されたりユーザーに見つけてもらいやすい場所に露出度を高めるには、YouTubeは“何”を重視しているのかを考察してみたいと思います。
もくじ
YouTubeでユーザーが訪れる場所について
「自分の(YouTube)動画にユーザーがどうやって訪れるのか?」
その代表的な入口となる場所は以下となります。
- YouTube検索
- ブラウジング機能
- 関連動画(おすすめ動画)
- 急上昇
- 登録チャンネル…などなど
↑実は、YouTubeでは動画の入口が複数用意されていて、その何れかの目立つ場所に表示されれば爆発的な再生数(アクセス数)を叩き出すことも珍しいことでは無いんですね。
検索結果で上位表示されればアクセス数の増加が見込める
Yahoo!やGoogleのサイトで検索するように、検索結果の上位に自分の動画が表示されればユーザーから圧倒的に見つけてもらいやすくなります。
⇒ その結果、多くのアクセス流入が期待できるというのは想像が出来ますよね!
ただし、検索結果で多くの再生数(アクセス数)を得るには「人気キーワード」で上位表示する必要が出てきます。
※人気キーワードというのは、ユーザーが良く調べる単語(←ニーズの高いものですね!)
逆を言えば、人気の無いキーワードで上位表示されたとしても、それほど多くのアクセス流入は見込めません。
とはいえ、再生数を高めるには検索結果で上位表示させるというのが重要なのは間違いありません。
関連動画やブラウジング機能からの流入が増えれば再生数が爆上げ?
YouTubeは、ユーザーが視聴した動画と関連性の高い動画を「おすすめ動画」として紹介するようになっています。
例えば、動画が終わった後にズラリと表示される「関連動画」や、視聴者の閲覧履歴から関連性の高い動画を表示させる「ブラウジング機能」がこれにあたります。
↑「関連動画」も「ブラウジング機能」も視聴者に合った「おすすめ動画」を探す為の機能という認識でOKかと思います。
これらの機能の素晴らしいところは、
- 検索経由じゃない場所からアクセスが来る
- 有名YouTuberの「おすすめ動画」に表示されると再生数が爆発する…かも
…といったメリットがあるんですね。
特に、有名ユーチューバーの動画に「おすすめ動画」として表示された場合は、そこから大量のアクセス流入が来ることがあります。
⇒ 人気ユーチューバーにタダで広告を付けてもらうようなものですからね!
これらの機能の効果は絶大で、伸びているチャンネルほど検索流入よりも「関連動画」と「ブラウジング機能」からの流入の割合が圧倒的に多い傾向にあります。
他にも動画の入り口としては、急上昇や登録チャンネルなどがありますが、始めたばかりだとそもそも再生数やチャンネル登録者数が少ないので、ココからの流入は考える必要はないでしょう。
なので、最初は「検索流入」「関連動画」「ブラウジング機能」からの流入を意識すべきだと言えます。
…とはいっても、どうすれば上記の3項目に表示されるのかって話ですよね(汗
その施策やポイントについて以下で詳しく書いていきます!
YouTubeで再生数を上げる為の施策(ポイント)
上記で説明した、「YouTube検索」「関連動画」「ブラウジング機能」で検索されやすくするためには以下の施策が必要だと思っています。
- チャンネルの総再生時間
- 1動画あたりの平均再生時間
- チャンネル登録者数
- コメントや評価ボタンの数
チャンネルの総再生時間の重要性と上げる為の施策
YouTubeを運営しているのは、誰もが知る超大企業の「Google」というのは有名ですよね。
このGoogleは、動画の総再生時間をランキング化するAI(アルゴリズム)の特許を取得しているんですね。
↑このアルゴリズムでランキング化する目的というのは、「総再生時間が多い」または「長時間使用される動画」の評価を高めるというものです。
逆に、「総再生数が低い」または「短時間しか視聴されない動画」の評価を落とす役割があります。
そうやってランキング化することで、視聴者にニーズのあるチャンネルや動画をはっきり分けていると考えられます。
■総再生数を上げる方法(施策)
自身のチャンネルの総再生時間を上げる方法としては、
- 動画を多くアップする
- 1動画あたりの再生時間を出来るだけ長くする
- 最後まで見られるようなコンテンツ
出来る限り上記の項目を満たすよう意識する必要があると言えます。
動画を多くアップすれば、それだけユーザーに見られるバリエーションが増えますからチャンネル全体の総再生数の底上げに繋がります。
…ただし、ただ闇雲に動画をアップしても再生時間が短かったり、見られたは良いけどすぐに離脱(ブラウザバック)されては意味がありません。
実は、YouTubeでは「出来るだけ長い動画を作る事を推奨している」為、短い動画よりも長い動画の方が高評価の対象になると思って良いかと思います。
そして、どれだけ再生されるかはコンテンツ次第なので、出来るだけ離脱させない(飽きさせない)工夫した作りが必要と言えますね。
1動画あたりの平均再生時間の重要性について
1動画あたりの平均再生時間というのは、YouTubeでは「動画視聴維持率」と呼ばれています。
例えば、10分の動画を作ったとして、それが平均5分見られているとすれば、その動画の視聴維持率は50%となります。
※ちなみに、動画視聴維持率は「YouTube Studio(管理画面)」のアナリティクスから確認できます。
仮に、10分の動画の視聴維持率が10%だった場合、その動画は平均1分しか見られていないという事が分かるので、改善する必要があると言えます。
⇒ 視聴維持率は視聴者の動向が分かりやすく出る指標となるので、ここが悪いとYouTubeの評価も悪くなると言えます。(←露出度が極端に減る可能性大)
じゃあ、「動画の視聴維持率はどれくらいあれば良い方なの?」と疑問に思う方も多いはずです。
これに関しては、僕が聞いたところ範囲では、、、
- 40%以上:良い!
- 45%以上:メチャクチャ良い!
- 50%越え:神
…と言った感じなので、平均40%以上を目指すのが良いかと思います。
チャンネル登録者数が多い方が露出度が高い?
YouTubeでは収益化する条件として「チャンネル登録者数1,000人」+「直近12ヶ月の総再生時間4,000(時間)」というものがあります。
上記の2項目を満たして初めて収益化することが出来るのですが、以前はこんな条件はありませんでした。(←今後、もっと厳しくなる可能性も十分にあると言えます)
この事から、総再生時間が多いチャンネルであるほど評価が高いという事に加え、チャンネル登録者数が多いほどYouTube側から高評価だという事が伺えます。
⇒ つまり、チャンネル登録者数が多くなってくるにつれて露出度が上がって再生数が上がりやすくなる可能性があるという事です。
多くのチャンネル登録者数を獲得するのは簡単な事ではありませんが、登録者が増える度にチャンネルの成長が実感できるというのは、凄くモチベーションアップに繋がる部分だと思います。
コメントや評価ボタンの数
動画下にある「コメント」や「評価ボタン」の数もYouTube側の評価基準の一つと捉えるべきです。
なぜなら、動画に対して「コメントを書く」「評価ボタンを押す」というアクションを起こさせるという事は、ユーザーの感情を動かす動画だと判断でき、何もアクションの無いものと比べて印象が良いです。
ちなみに、評価ボタンには「高評価」と「低評価」の二つがあって、低評価の数は少ない方が良いと考えるのが普通ですよね。
ただし、僕は低評価ボタンは高評価と同等の価値があるものだと思っています。
⇒ 何もアクションされないより、低評価ボタンを押したというアクションを起こさせることに価値があるという考えです。
実際に炎上商法というのが成り立っているのを見ると、低評価ごとき全く気にする必要は無いですね(笑
YouTubeは動画使用維持率が一番大事!
上記では、YouTubeから高評価を受けて露出度を高める施策として、、、
- チャンネルの総再生時間
- 1動画あたりの平均再生時間
- チャンネル登録者数
- コメントや評価ボタンの数
…といった項目の説明をしてきましたね。
ただ、この中で特に重要だと思うのが、
▸「1動画あたりの平均再生時間」
動画視聴維持率ですね!
動画視聴維持率というのは、言い方を変えれば「滞在時間の平均」という事になります。
動画の平均滞在時間が長ければ長いほど、多くの人から見られる動画だという事が総合して判断できます。
YouTubeの動画に流れる広告は「アドセンス広告」というものですが、コレは各企業がお金を払って広告を出稿しています。
※アドセンス広告は再生されないと広告費が消化されません。
なので、ビジネスの観点からGoogle側も「長く見られる動画(広告がバンバン再生される)」を優遇するのはごくごく当たり前だと言えます。
極端なことを言えば、高い視聴維持率さえキープできていればYouTubeにおいては「優良動画」だと言えるんですね。
なので、「高い動画視聴維持率(滞在時間)」を意識してチャンネル運営を行っていけば、自然とチャンネルの評価が上がって露出度が高まり、再生数の増加に繋がって来るものだと思っております。
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