YouTubeなどで動画配信をするのに必要なのが「動画編集ソフト」です。
動画編集ソフトと言っても、その数は数えきれないくらいの種類がありますが、中でも特に初心者に人気なのが「Filmora(フィモーラ)」です。
「Filmora(フィモーラ)」は、高機能の割には比較的安価で手に入り、しかもかなり高スペックPCが無くても動作するので使い勝手が非常に良いのが魅力的と言えます。
・・・とはいっても、全ての動画編集ソフトに言えることですが、基本的に「ある程度(以上)のスペック(パソコンの性能)」が無いとスムーズに動作しない事がほとんどです。
良く、
▸「動画編集ソフトが重すぎて動かない!」
▸「画面が止まって編集どころじゃない…」
↑といった声を聞きますが、それほど動画編集ソフトと言うのは容量が大きく、それ相当な性能が必要とされるんですね。
もしかしたら、「Filmora(フィモーラ)」を使っている方の中にも、思うように動作がしない…という状態に悩まされている場合もあるかと思います。
なので、
以下では「Filmora(フィモーラ)」が重すぎて思うように動作しないという時の対処法や確認すべきポイントを説明していきますね。
もくじ
まずはPCのスペックが満たされているかチェックしよう!
まず、大前提として動画編集ソフトを使用する場合は、
▸「パソコンのスペックが満たされている事が条件」
となります。
では、「Filmora(フィモーラ)」を使用するのに必要なPCのスペックを見ていきましょう!
Filmoraの必要スペックについて
コチラが「Filmora(フィモーラ)」の公式ページに書かれている最低限、満たしていなければならないスペック表となります。
※画像はWindows版です。(macをお使いの場合は公式ページをご確認ください)
(参照元:Filmora公式ページ/動作環境)
なんだか色々と書かれていて難しく思われるかもしれませんが、動画編集ソフトで注目すべき箇所は以下の項目です。
- CPU
- メモリ(表には書かれていない)
「Filmora(フィモーラ)」の場合では、CPUは「Intel core i3以上」が推奨されています。
メモリは表に表記されていませんが、動画編集をするなら「最低8GB」は欲しいところです。
ちなみに、「CPU」や「メモリ」について良く分からないという方は、以下の記事で詳しく説明しています。
ご興味がありましたら是非ご覧になってみて下さい。
動画編集ソフト「Filmora(フィモーラ)」で言えば、、、
- CPU:(Intel)Core i3
- メモリ:8GB
上記を満たしていれば、動作に何ら支障なく編集作業が出来るでしょう。
もし仮に、お持ちのパソコンが必要スペックを満たしていない場合は、基本的に買い替えるしかないです。
⇒ メモリは増設できますが、CPUの変更は不可能です。
「Filmora(フィモーラ)」に限らず、動画編集ソフトを使う場合は、そのソフトに必要なスペックを満たしているかを事前にしっかりとチェックするのが重要です。
GPUの設定をチェックする
「Filmora(フィモーラ)」のGPU設定を変更することで動作が軽くなることがあるので、その方法を紹介します。
①ソフト上部にある「ファイル」をクリックします。
②縦にズラリとメニューが出てきますので、表示されたメニュー内にある「設定」をクリックします。
表示された設定画面の「パフォーマンス」を選択します。
そうすると、画面の「GPU」に、2つのチェック項目があるのが確認できますね。
もし、ここにチェックが入っていない場合は2つともチェックを入れます。
ちなみに、この2つのチェック項目の意味は、簡単に言うと、、、
▸「機能性を向上させて高速化させる」
と言った感じです。
変更後は、再起動(一旦ソフトを閉じて再び立ち上げる)することで有効化されます。
プロキシファイルの作成項目にチェックを!
GPUの下方に「プロキシ」というチェック項目があるので、そこにもチェックを入れておくことをお勧めします。
ちなみに、このプロキシというのは「代理」という意味です。
つまり、プロキシファイルとは、、、
▸動作に支障のあるような重たいファイルがある場合は他の軽いファイルに置き換えることで動作を軽くする効果をもたらします。
置き換えられたプロキシファイルというのは、編集のみ有効なファイルとなります。
書き出し(エクスポート)する際は元のファイルに変換されるため画質等に影響を与える心配はありません。
プレビューを「レンダリング」してスムーズに再生
映像の左端にある「プレビューレンダリング(ボタン)」を押すと、動画(映像)を最適化してスムーズに流れるようにしてくれます。
「動作が重くて(カクカク)して思うように映像が流れない…」
↑こんな時は是非、レンダリングを利用してみて下さいね!
プレビューレンダリングの注意点
レンダリングを使うと、動画(映像)を最適化してスムーズに動くようにしてくれます。
…が、レンダリングする度に、そのファイルがどんどん蓄積されてくるんですね。
なので、レンダリング機能を多用する場合は、最適化したファイルがどんどん蓄積されていくことが原因で動作が重くなる可能性があります。
なので、使わなくなったら小まめにファイルを削除しましょう!(削除の仕方は以下参照)
「ファイル」をクリックすると出てくるメニュー内に「プレビューレンダリングファイルを削除」という項目が確認できますね。
それをクリックすればOKです!(一瞬で完了します)
画質を変更して動作を軽くする
映像の直下に「1/2」と表示されている部分があるので、そこをクリックします。
そうすると、「フル」~「1/16」まで複数あるのが確認できますね。
フルに近いほど画質が良く「重い」ので、「1/4」~「1/16」にすることで映像が荒くなる代わりに動作を軽くすることが出来ます。
※映像が荒くなるといっても、あくまでプレビュー画面に過ぎませんので書き出し(エクスポート)動画に影響しません。
音声はMP3ファイルに変換してからソフトに取り込む
動画編集と言えば「効果音」や「BGM」など、様々な「音声」使いますよね!
特に、再生時間の長い音声ファイルはかなり容量が重いので、そういった音声ファイルを読み込んだ瞬間、いきなり重たくなることは良くあります。
音声ファイルと言っても、ファイル形式によっても重さが異なります。
⇒ 一番のお勧めは「MP3」です。
もし、使用する音声ファイルがMP3以外のファイル形式である場合、MP3に変換してから使用することで動作を軽くすることが出来る可能性があるので是非お試しください!
※フリーの変換ソフトを用いれば簡単にファイル形式を変更できます。
途中で書き出して再度編集を行う【荒業】
比較的長い動画を作る場合は、読み込むデータが多くなることが多いですよね。
そうなると、PCのスペックを満たしていたとしてもカクカクすることは全然あり得る話です。
編集作業に支障が無い程度であれば良いのですが、カクカクしすぎて作業どころじゃない…ましてや編集の途中でソフトが強制終了する…という場合は「途中で書き出し(エクスポート)」するのも一つの手として有効です。
編集した複数のデータをMP3ファイルで書き出し(エクスポート)して一つの動画にすれば、いっきに容量が軽くなります。
それを再度読み込んで、後半を作っていく…と言った感じです。
※後半を作って書き出し、最後に前半と後半をくっ付ける…というのもアリですね。
ちょっと面倒ではありますが、確実に軽く出来る方法ではあるので、
「どうしてもカクカクして編集どころじゃない!」という場合の対処法の一つとして覚えておくと何かと便利…ダトオモイマス。
Filmora(フィモーラ)の機能や使い方はコチラ
▸当ブログでは、Filmora(フィモーラ)の機能紹介や詳しい使い方を説明した記事を多々用意しております!
※Filmora(フィモーラ)の詳しい使い方は、以下の画像をクリックして移動したカテゴリーページで紹介しています。
「コレだけ知っていれば大丈夫!」と思うような項目を記事ごとに紹介していますので、ご興味がありましたら是非ご覧になってみて下さいね!
コメントを残す