YouTubeで動画配信をしていると、再生数が伸びる動画もあれば、あまり伸びが良くない動画もあるかと思います。
中には、伸び続けてビックリするような再生数を叩き出すような動画もあったり、その逆で全く伸びないといった動画もあるかも知れません。
動画1本作るのって、かなりの労力を使いますから
アップした動画が思うように伸びてくれたら素直に嬉しいですよね!
ただ、頑張って作った動画が全く伸びなかった場合は
「全然ダメだなぁ~」と、ちょっぴりネガティブな気持ちになってしまうあるかも知れないです(汗
⇒ 特に全然伸びなかった動画に関して、「削除」した方がいいのかと考える方も多いようですね。
これに関しては、ただ再生数だけで削除するというのは勿体ないと感じます。
じゃあ、どんな動画は削除し、どんな動画であれば残しておくのかという判断の目安を以下で僕なりに書いていこうと思います。
もくじ
再生数の少ない動画を削除したくなる理由
まず、
なぜ再生数が少ない動画を「削除しようかな・・・」という思考になる理由としては、以下の事が考えられます。
▸再生数が少ない=質が低い
▸再生数が少ないとチャンネルの見た目が悪い
再生数が少ない=質が低いとは限らない
動画の質が悪いから再生数が伸びないと考える人が多いですが、これは全く違います。
⇒ 再生数が低いという事は、まだ多くの人に見られているわけでは無いので、質の良し悪しは判断できませんよね!
質の良し悪しの判断は、「YouTube Studio」のチャンネルアナリティクスから判断できます。
アナリティクスでは該当の動画データを見ることが出来ますが、主に見るべきは「動画の視聴維持率」「チャンネル登録者」と言えます。
動画視聴維持率に関しては、どれくらいが良いのかという明確な数字はありません。(通常、長くなればなるほど低くなってきます)
・・・が、最低でも40%以上は欲しいところです!
チャンネル登録者数に関しては、アナリティクスの「チャンネル登録者の総再生時間」の詳細 ⇒ チャンネル登録元から、どれだけ増えたのかだけでは無く、減った数字も正確に分かるようになっています。
例えば、動画視聴維持率が低く、チャンネル登録者数の減少が激しい動画だった場合、これは削除するか考えても良いかと思います。
ただ、動画視聴維持率が高く登録者も多い動画は、それに興味のある方にしっかりと価値を提供できていると判断できるので、再生数が少ないという理由だけで削除するのは勿体ないです!(後から伸びる可能性も全然あります)
再生数が少ないとチャンネルの見た目が悪い?
例えば、チャンネル登録者数が1万人規模だったとして、再生数が2桁とか3桁だと傍から見れば「何でこんなに少ないんだろう」って思われるかもしれません。
中には、再生数は登録者と同じくらい行って当然と思っている人も少なくないようですね…
ただ、YouTubeの動画配信はそんなに甘くなくて、全ての動画が思うように伸びるってことはなかなか無い…というか難しい世界です。
上記で書いたような、数万人規模のチャンネルであっても、動画とか時期によっては全然伸びないことなんて普通にあります。
▸再生数を稼ぐには、視聴者層の多いニーズの高い内容を扱う必要がありますが、そもそもライバルが多い…
▸新しい内容を投稿すると、登録してくれている人が多くても興味の無いものであれば絶望的に再生されない…
重要なのは、ターゲットに対して価値を提供できているかどうかなので、やはり先ほども書きましたが、再生数だけで動画を消すというのはしない方が良いでしょう。
⇒ 視聴維持率やチャンネル登録者数の推移をしっかりと確認して判断することが大切です!
再生数の多い動画の割合は想像以上に少ない!?
YouTubeのホーム画面(トップページ)を見ると、数百万再生とかビックリするような再生数の動画ばかり出てきますよね。
なので、YouTubeで動画投稿をしたことが無い人からすればそれが普通に感じることも多いはずです。
ただ、それはYouTube側がオススメした動画なので、星の数ほどあるチャンネルのごくごく1部に過ぎません。
実際は、再生数が10万を超える動画というのは全体の約1%程度、1,000再生を超える動画ですら全体の1割ほどと言われています。
それだけ動画を投稿する人が増え、毎日のように大量にYouTube上に新しい動画が増えていることを意味しているのだと思います。
動画が増えても視聴者が増える訳ではありませんので、なかなか再生数を上げるのは難しい事だというのが分かりますよね。
ただ、僕はこうやってブログを書いていますが、
ブログって、記事を作っても検索順位で1ページ目に表示さなければ絶望的にアクセスがありません。
確かに、人気キーワードで上位を取れば結構な検索流入が見込めますが、そういくつものキーワードで上位を取るなんて至難の業です。
それに、上位に来るまで最低でも数ヶ月とか掛かりますからね(汗
それに比べて、YouTubeは動画をアップして比較的すぐに2桁とか3桁の再生数って行きますよね。(特に登録者が増えてこればすぐ行きます)
これって、ブログで考えると結構ありえない事なんです。
YouTubeは参入者が多すぎるので再生数が稼ぎにくいと言われることも多くなっていますが、
その反面、アップしたら比較的すぐに数十人~数百人に動画を見てもらう事が出来ます。
なので、例え2桁再生であっても、
「50再生しか行かなかった」・・・では無く、「50人もの人に見てもらえた!」と思う気持ちが大切だと感じます。
⇒ 実際に始めたばかりで直ぐに50人に届けられるって凄い事ですよね!
そうやって、価値ある情報を発信し続けることでチャンネルの大きな成長に繋がって来るものだと思っています。
長く続けているの再生数が上がらない場合は改善が必要
YouTubeは、続けていれば必ず平均の再生数は伸びてきます。
当然、中にはグーンと伸びる動画もあれば、時に思うように伸びない動画もあったりしますが…
ただ、
例えば、1年以上続けているのにほぼ全ての動画の再生数が2桁とか、3桁など低い位置で一定の場合は改善が必要です。
※ただし、チャンネルを伸ばさなくても良いというスタイル(完全に趣味など)で投稿している場合は別です。
長い期間、ある程度の投稿頻度で続けているのに再生数が全く上がらない場合は、再生数が上がらない方法で動画投稿を続けている可能性が高いからです。
YouTubeの公式にも書かれていますが、チャンネルはランク付けされていて、あまりにも再生数の伸びない動画ばかりの投稿を続けてしまうと、オススメ表示されず、何時まで経っても伸びないという状態が続く恐れがあります。
チャンネルを伸ばすには、同ジャンルで伸びているライバルをチェックするのが手っ取り早いと言えます。
「企画」「タイトル」「サムネイルの作り方」「動画の構成」など、良い部分は積極的に取り入れることでクオリティーの高い動画が作れるキッカケになるかも知れませんね!
まとめ(最後に一言)
以上、YouTubeにアップした動画の再生数が低い時に削除した方が良いのかどうか判断する目安について思う事を書いてきました。
その目安をザックリまとめてみますと…
▸再生数だけで判断するのはNG
▸動画視聴維持率とチャンネル登録者状況で判断
※視聴維持率が低く、登録者減少の激しい動画は削除の対象
と言った感じですね!
再生数が少なくても、まだ誰にも見られていない(発見されていない)というだけで、超優良動画かも知れません。
なので、まずは見てくれる少数の人にでもしっかりと価値を届けられるような動画内容であることが1番重要だと思う今日この頃です。
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