初心者でも簡単に高クオリティーな動画がを作成することが出来ることで大人気の動画編集ソフトに「Filmora(フィモーラ)」があります。
「Filmora(フィモーラ)」は、多くの機能が最初から備わっていますが、定期的にアップデートされる度に新しい機能と使い勝手がさらに良くなっていくのが魅力的な部分と言えます。
少し前に「Filmora 9」から「Filmora X」にアップグレードしたんですが、その時に新しく実装された機能の一つに「キーフレーム」があります。(今までなんで無かったのか不思議なくらいです…)
キーフレーム機能を使えば、映像や画像を自由自在に動かすことが出来、この機能があるだけで動画編集の幅は一気に広がります。
※キーフレームの実装により、今まで以上に機能面とコスパ面で優れた動画編集ソフトになったといっても過言では無いです。(マジで使い易い…)
以下ではキーフレームを使ったテクニックをいくつかご紹介していきます。
この機能を使いこなせれば、映像や画像に複雑な動きを付けることも可能で、動画編集の幅も一気に広がりますので覚えておくと超便利です!
もくじ
キーフレーム機能を使って出来る事
キーフレーム機能は、動画の最初や最後の部分に使われているテロップ(字幕)に動きを付ける際に良く使われています。
・・・が、「Filmora(フィモーラ)」に搭載されているキーフレーム機能は、特に「画像(映像)を自由自在に動かす」ことに特化しているように思います。
例えば、
- 画像に回転を加えたい
- 動画の動きに合わせて画像も動かしたい
- 画像の大きさを自由に変更したい
- 画像の位置を自由に動かしたい...などなど
とにかく、画像(映像)を動かしたいという場合にキーフレーム機能を使う事で簡単に実現できるという訳です。
キーフレーム機能を使って画像を動かしてみる
まず最初に、動かしたい画像を「Filmora(フィモーラ)」に読み込ませ、編集エリアに挿入します。
編集エリアに挿入した画像を右クリックするとメニューがズラリと出てきますので、その中にある「アニメーションを追加」をクリックします。
アニメーション内にある「カスタマイズ」を選択すると、キーフレームを設定する画面が出てきます。
ここで、画像(映像)に回転を加えたり、スケール(大きさ)を変更したり、ポジション(位置)を動かしたり、不透明度(透明度の強弱)の調整も自由に設定できます。
キーフレームを使って画像を動かしてみよう!
実際にキーフレームを使って、画像に簡単な動きを付ける手順を説明していきますね!
【①】まず最初に、読み込ませた画像の「開始位置」を決めておきます。
⇒ 画像が動き出す出発点となるので、任意の場所に画像を動かしておきましょう。
【②】どこからキーフレームが発動するのかを決めます。
⇒ 縦線(ハサミマークのやつ)を「ここから画像を動かしたい」という場所に持ってきます。
【③】①②が終わったら、「追加ボタン」を押します。
そうすると、水色の点が画像の上に表示されましたね!
これが、キーフレームの開始点となります。
⇒ この後から動画や映像に動きを加えたり色々と変化を与えることが出来るという訳です。
先程設定した開始地点(①)から、ここまで画像に変化を加えたいという場所でキーフレームの設定を変更します。
⇒ 変更した時点で自動的にキーフレーム地点(②)が設定されます。
上記の設定では、①⇒②にかけて、、、
「10回転しながら」+「画像の大きさ100%⇒10%に変更しつつ」+「画面左上に移動」という変化を与えています。
※①⇒②にかけて徐々に上記のように変化していきます。
↓こんな感じ…
このように、キーフレームを使えばA地点からB地点まで画像や映像を好きなように変化させることが出来るんですね。
⇒ B地点からC地点、C地点からD地点…と言った感じで続けてキーフレームを設定することが可能です!
キーフレームで高度なモザイク処理も可能
キーフレーム機能を使えばモザイク処理を施すことにも使えます。
とはいっても、「Filmora(フィモーラ)」には既にエフェクト内にモザイク機能が用意されているのでそれを使えば問題ないかもしれません…
ただ、動く映像にピンポイントの箇所にモザイクをかける場合は、追跡させるのが難しい場合があるので、その時はキーフレームで代用することで解決できます。
↓のように、画像を自由自在に動かせるので、隠したい場所に合わせて画像を動かせばOKです。
これでモザイクの追跡も簡単に実現できるのですが、実は既存のモザイクのエフェクトにキーフレームは設定できません。
なので、自分で用意した画像を読み込ませ、それにキーフレームで動きを付けてモザイクの代用にする必要があります。
※キーフレームを使ったモザイク処理の仕方は、以下の記事で詳しく説明しています。
複雑な動きの1部に自然とモザイクをかけたい場合は是非、以下の記事をご参考にして下さい。
映像を拡大して見せる時も便利な機能
↑動画は、もともと小さくしか見えないメダカを拡大し、かつ追跡しながら表示する設定をしています。
このように、キーフレームを使えば、
映像の見せたい部分だけを見せるという編集が簡単に出来ます。
⇒ 簡単な動きであればエフェクト効果や他の機能を使わずとも、キーフレームだけで十分な場合も多々あります。
そう考えると、キーフレーム機能がどれほど優秀なものか分かりますよね!
この機能が使えるだけで動画編集の幅が広がり、様々な見せ方が出来るようになりますので、是非使い慣れておくことをお勧めします。
他にもFilmora(フィモーラ)の様々な機能を紹介しています!
※動画編集ソフト「Filmora(フィモーラ)」の様々な機能や使い方に関しては、以下の画像をクリックして移動したカテゴリーページの中で紹介しています。
「コレだけ知っていれば大丈夫!」と思うような機能や使い方を事細かに説明していますので、ご興味がありましたら是非ご覧になってみて下さいね!
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