動画編集ソフトの「Filmora(フィモーラ)」は、高機能かつ操作性が簡単なので初心者でもすぐにクオリティーの高い動画が作れるという事で有名です。
⇒ エフェクトや文字装飾、トランジション効果など、様々な機能が最初から使え、初心者が作ったとは思えない独自の動画が作りやすい事から非常に人気の高い動画編集ソフトとなっています。
そんな、操作性抜群の「Filmora(フィモーラ)」ですが、編集の際に注意しなくてはならない事もあります。
それが、一通り編集し終わった後にテキストや画像を削除したり追加する時です。
一旦、編集が終わったら最初から再生してみて、不備が無いか確認しますよね。
もし不備があれば当然、該当の箇所を修正する必要がありますが、その時に画像やテキストを削除するとちょっと問題が発生することがあるんですね…(後ほど画像付きで詳しく説明します)
以下では、「Filmora(フィモーラ)」では編集領域の「途中」を削除や追加する時の機能的な問題点と、それの対応策(編集方法)について詳しく説明していきます。
※特にテキストや画像を複数挿入する「複雑な作りの動画」では、この辺りの機能をしっかり理解しておく必要があります。
もくじ
Filmora(フィモーラ)途中編集の機能上の問題点
編集が一通り終わって動画を最初から確認した時に、画像のように“編集途中”のところを「この部分は必要ないから消すか…」と思う事も出てくるはずです。
そして、実際に「必要ないから消そう!」と思って、テキストや画像を削除すると、後続のテキストや画像が前に移動してきて困ったことはありませんか!?
例えば、既に映像の音声と合わせてテキストや画像を表示させている場合は、それがズレる事になりますので、これはかなり問題アリですよね…
「Filmora(フィモーラ)」では、テキストや画像を削除(厳密に言えば再生時間が短縮された時)すると、後続が前倒しに移動してくるようになっているので、後から手を加える場合はこの機能を良く理解した上で修正や追加作業を行う必要があります。
Filmora(フィモーラ)でテキストや画像を削除する方法
上記で書いて来たように、編集領域の“途中”にあるテキストや画像を削除すると、後続のものが前に移動してくる問題があります…
・・・が、これに関しては以下で説明する方法で簡単に解決できますので、是非ご参考にして頂ければと思います。
透明度をゼロにして見えなくする方法
例えば、この画像のように「この部分だけを消したい!」という場合に有効なのは、該当のテキストや画像の透明度を0に設定して可視化できなくする方法です。
■テキストの場合
透明度を0に設定するには、まず該当のテキストや画像をダブルクリックするか、右クリック⇒プロパティを表示するを選択します(①)
その後に、プリセット画面の「合成」にある「不透明度」を0にすると、完全に透明化して見えなくすることが出来ます。(②)
■画像の場合
画像の場合も同様に、該当のものをダブルクリック、または右クリック⇒プロパティの表示するを選択後に、「合成」の「不透明度」を0に設定することで完全に透明化させることが可能です。
※テキストと画像では表示画面が異なりますが、不透明度を0にするというのは全く同じです。
この作業は、透明度を0にして見えなくしただけで削除したわけでは無いので、後続のテキストや画像が前に移動するのを防ぐことが可能です。
⇒ 完全に見えていないので削除したも同然ですよね!
編集部分の「ロック」を活用した修正方法
画像のように、削除したテキストや画像があったとして、その領域の後続に何もない場合は、以下の様に編集するのがお勧めです。
編集したい領域以外を全てロックします。
⇒ ロックした領域に関しては「ロックを外さない限り編集が不可能」となり、後続のテキストや画像が前に移動することも無くなります。
そして、画像のように削除したい領域のテキストや画像の後続に何もない場合は、それを削除しても他に影響を与えることが無いので、こういった編集方法も覚えておくと便利です!
Filmora(フィモーラ)でテキストや画像を追加する方法
画像のように、後から「ここにテキストをと追加したい」「画像を挿入したい」という事もあるかと思います。
空いているスペースに収まるくらいの長さであれば、既に編集している領域の空いているスペースに入れても問題は無いですが、あまりお勧めしません。
というのも、編集に慣れていない時にコレをやると、後続のテキストや画像が動いてしまったり、何かと不都合な事が起こりやすいんですね。
・・・しかも、それに気付き難いこともあります。
ちょっとした編集であればまだしも、テキストや画像を複数使った複雑な編集で問題が起こると少々、、、というかかなり面倒なので以下の方法で編集することをお勧めします。
画像やテキストを後から追加する場合は、既に編集した領域の間に入れるのではなく、新しい領域に追加していく方が思わぬ問題が防ぐことが出来て良いです。
ちなみに、この時は予め一度編集が完了した領域は全てロックしておきます。
⇒ そうすることで、テキストや画像の位置が移動するとかの問題を100%防ぐことが出来ます。
どんな場合であっても、一旦編集が終わって「もう絶対に移動させたくない」という部分は必ず「ロック」する癖を付けておくと良いですね。
新しい領域に追加するとなると、縦長になって見にくくなるかもしれませんが、編集領域にセットしたテキストや画像の位置が変わって問題が発生するよりかはずっとマシです!
動画編集で超使える便利なショートカットキー
動画編集をしていると、テキストや画像を挿入する場所を間違ったり、誤って削除してしまうことも多々あるかと思います。
そんな時は、以下のショートカットキーを入力すると一瞬で元通りに出来ますので、まだ知らない方は絶対に覚えておくべきです。
そのショートカットキーというのが、
「Ctrl」+「Z」の「一つ前に戻る」というコマンドです。
※macの場合は「command」+「Z」になります。
「間違った!」という時に、このコマンドを入力すると、間違える前の状態に戻すことが出来ますので、このショートカットキーを知っておくと動画編集において間違いは怖いものでは無くなります。
勢いあまって戻しすぎてしまった場合は、
「Ctrl」+「Y」で戻す前の状態に出来ますので、覚えておくと便利です。
※macの場合は、「command」+「Y」となります。
※Filmora(フィモーラ)の詳しい使い方は、以下の画像をクリックして移動したカテゴリーページで紹介しています。
「コレだけ知っていれば大丈夫!」と思うような項目を記事ごとに紹介していますので、ご興味がありましたら是非ご覧になってみて下さいね!
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