YouTubeの機能「ショート動画」を投稿するメリット・デメリットについて【投稿方法や収益化は?】

YouTubeの機能「ショート動画」を投稿するメリット・デメリットについて【投稿方法や収益化は?】

YouTubeで動画配信している方、またスマホからYouTube動画を見ている人なら既にご存じかと思いますが、「ショート動画」なるサービスが開始されましたね!

⇒ 簡単に言うと、TikTokのYouTubeバージョンといった感じです。

「ショート」というように短い時間(1分以内)限定での動画に限ることから、企画などを考えずに気軽にアップできるのが魅力な機能だと言えます。

スマホからYouTubeを見ると、ショート動画一覧だけが表示される部分が用意されていて、多くのアクセス数を集めることが出来ればチャンネルの成長に繋げられる可能性も高いので、積極的に取り入れていきたいところ…

・・・とはいえ、

現在のショート動画の機能であれば、チャンネルによってはメリットにもなるしデメリットにもなる場合があると感じます。

なので以下では、

YouTubeのショート動画をアップするメリットとデメリットについて思うことを書いていこうと思います。

また、ショート動画の作り方や収益化についても解説していきます。

YouTubeのショート動画の作り方について

まず最初に、YouTubeのショート動画の作り方について簡単に説明してみたいと思います。

ショート動画を作る条件としては以下のようなものがあります。

▸基本スマホからの投稿(縦向き動画であること)
⇒ パソコンからでも投稿は可能

▸再生時間が60秒(1分)以内であること

▸タイトルの最後に「#shorts(#Shortsでも可)」を入れること

これらの条件を満たした上で動画を投稿すると、その動画は「ショート動画」として認識されるようになっています。

ちなみに、ショート動画一覧を見るには「#shorts」を付けて検索する必要があるようです。(今後は変わる可能性はあります)

ショート動画も収益化できるのか?

YouTubeの収益化の条件としては、、、

▸チャンネル登録者数1,000人以上

▸直近12ヶ月の総再生時間が4,000時間以上

これらの条件をクリアして初めて申請⇒合格後に収益化が出来るといった感じですが、ショート動画に関しては収益化の対象外となっています…

⇒ つまり、収益化できません!

その代わり、YouTubeショートファンドという収益化の代わりになる基金が設けられています。

ただ、これに関しては収益が受け取れるのは毎月、最も多くのエンゲージと再生数を獲得した数千人のクリエイターと記されているだけです。

有名ユーチューバーのショート動画の再生数を見ると、かなりエグイ数になっているので一般の人はかなり敷居が高いと言わざるを得ないと感じます(汗

まあ、Googleという巨大な組織が運営しているサービスですから、もしかしたら今後は通常の収益化のように敷居が低くなるかもしれないし、ならないかもしれないです…(期待したいところですね!

YouTubeでショート動画を投稿するメリットについて

YouTubeでショート動画を投稿するメリットは以下のようなものがあると思っています。

▸動画の投稿頻度を高めてチャンネルの成長に繋げる

▸ちょっとした驚きや感動を共有できる

▸通常動画のパフォーマンスに影響を与えない

動画の投稿頻度を高めてチャンネルの成長に繋げる

ショート動画は、60秒以内という短い動画になるので特に企画を入念に練って動画を作る必要は無いんですね。

普段は動画に出来ないようなちょっとしたことを気軽にアップできるのがショート動画の魅力的なところなので、普通の動画と併せて投稿すれば投稿頻度を高めることが出来ます。

また、ショート動画に多くの再生数を集めることが出来れば、それだけチャンネルの認知にも繋がるので、登録者を増やすことも可能だと言えます。

特に今はショート動画の再生数が伸びているというデータがあるそうなので、とにかくチャンネルを広く認知してもらいたいという場合は使わないのが勿体ないくらいの機能と言っても良いのではないでしょうか。

※ちなみに、1日(世界中)のショート動画の再生数は65億にも及ぶそうです…

ちょっとした驚きや感動を共有できる

スマホで撮影した映像で、「良い映像が取れたから他人と共有したい!」というモノを投稿するという使い方も出来ます。

まさに、ツイッターとかTikTokに投稿する感覚ですね!

それによって、幅広い層のユーザーに動画を見てもらえる可能性が高まり、多くのチャンネル登録を獲得することも出来ると言えます。

チャンネルを成長させるには、何を言ってもまずはユーザーに訪れてもらわなくては始まりませんので、そのキッカケ作りにショート動画は有効であると言えます。

通常動画のパフォーマンスに影響を与えない

これはYouTubeの公式で明言されていますが、ショート動画は通常動画のパフォーマンスに大きな影響を与えません。

これはどういう事かと言うと、例えばYouTubeのアルゴリズムは動画の視聴維持率とかクリック率でオススメ動画に表示させやすくなったり、ランキング付けしているんですね。

なので、いかにクリックしてもらいやすいようなサムネイル作りとか、最後まで(長い時間)見てもらう動画作りが大事になってきます。

…が、ショート動画に関しては、これらの要素がチャンネルに影響を与えることがないので気兼ねなく動画投稿できるという訳です。

また、既にチャンネル登録しているユーザーに対しても、ショート動画を良く見ている人にだけショート動画の通知が行くよう配慮されています。

YouTubeでショート動画を投稿するデメリットについて

YouTubeでショート動画を投稿するデメリットは以下のようなものが挙げられます。

▸チャンネルによっては多用しない方が良いかも・・・

▸チャンネル内が見づらくなる…かも

▸収益化が出来ない

チャンネルによっては多用しない方が良いかも・・・

例えば、専門的な知識を発信しているチャンネルだったとして、価値ある情報を伝えるにはショート動画はどうしても不向きです。

⇒ 60秒で価値ある情報を伝えることって難しいですよね!?

YouTubeで動画配信をしていると、どうしても「再生数を伸ばしたい」「チャンネル登録者数を増やしたい」と思って、投稿頻度を高めるなど何でもいいから投稿したい気持ちになりますよね…

でも、あまり価値のない短い動画を大量に投稿しすぎると、逆にユーザーが離れてしまう可能性も無きにしも非ず…といった所なので、チャンネルによっては諸刃の剣になる可能性もあると思っています。

チャンネル内が見づらくなる…かも

ショート動画を投稿すると、チャンネルの動画一覧を開いたらズラリと表示されます。

全てのチャンネルに言えることではありませんが、動画一覧を開くと通常の動画とショート動画がごちゃ混ぜになっているのを見ると見た目が悪く感じることがあります。

例えば、通常の動画とショート動画を分けて表示するような機能があればスッキリ見せることが出来て良いのですが…

今のところそのような機能は無いようですね。

ショート動画を投稿しまくって、通常の動画が埋もれてしまうと動画一覧から通常の動画が探しにくくなるという点は少々デメリットかなと感じます…

収益化が出来ない

これは既に書きましたが、ショート動画は収益化の対象外となっています。

なので、100万回、1,000万回、それ以上…と果てしない再生数を稼いでも収益を得ることはできません。

まあ、企業はお金を出して広告を出しているので、さすがにショート動画で収益化が対象外なのは分かる気がします。

とはいえ、収益化を目的としての利用は出来ない点はデメリットと言わざるを得ないでしょう。

お勧めのショート動画の投稿の仕方

個人的にショート動画を投稿するお勧めの方法は…

ショート動画専用のアカウントを作って、通常の動画とは別で投稿するという方法です。

この投稿方法であれば、通常の動画とショート動画を完全に分けることが出来ますので、チャンネル内の見た目を全く気にする必要はありません。

また、専門的なチャンネルを運営している場合でもアカウントを分けることで気兼ねなくショート動画を投稿しまくれます。

ショート動画を投稿しているアカウントをサブチャンネルとして、メインチャンネルに導線(リンク)を引けば、メインチャンネルの宣伝も出来ます。

…まあ、ここまでする必要性は無いかもしれませんが、メインチャンネルでショート動画を投稿しようか迷っている人は、ショート動画専用のサブチャンネルから始めてみるのも良いかも知れませんよ!

最後に一言

以上、YouTubeのショート動画のメリットやデメリット、またショート動画の投稿の仕方は収益化について詳しく書いてきました。

まだ、開始されたばかりの機能なので不明な点が多いかもしれませんが、再生数を底上げ出来る機能であることは間違いないです。

今後、ますますショート動画の機能が充実してくる可能性もあるので、今のうちから取り入れていくのも良いですね!

 

 

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