※この記事では、動画編集ソフトの「Filmora(フィモーラ)」で映像を早送り(倍速)やスローモーションといった「再生速度」を変更する方法について詳しく説明していきます。
動画編集を行っていると、「この部分の再生速度を変更したい」という部分が必ずと言って良いほど出てきます。
再生時間が長い場合はカット作業をすることでスッキリさせることが出来ますが、カットすると“撮れ高”もそっくりそのまま消去してしまうわけなので、あえてカットせずに「早送り(倍速)」したり…
または、特に重要な部分とか「この部分を是非、見て欲しい!」と言う場合にはスローモーションで再生したり…などなど
再生速度を上手く変更(調節)することによって、動画自体の魅せ方もメチャクチャ変わってくると言っても過言では無いんですよね。
「Filmora(フィモーラ)」では、映像の再生速度を調整することは容易に出来ますので、以下で詳しく手順を説明していきます。
⇒ 映像の再生速度を早くしたり遅くしたり「再生速度」を変更したいという場合の参考にして頂ければと思います。
Filmora(フィモーラ)で再生速度を変更する方法
「Filmora(フィモーラ)」で再生速度を変更する方法はとても簡単です。
まず、編集領域に読み込ませている映像で「再生速度を変えたい部分」を「右クリック」します。
そうすると、縦にズラーっとメニューが表示されるので、その中にある「スピードと再生時間」をクリックすると、再生速度を変更する画面が表示されます。
※「Ctrl + R」のショートカットキーでも開くことが可能なので、多用する場合は覚えておくと便利ですね!
こちらが、再生速度を変更する画面になります。
「速度」の項目にあるレバーを右に移動すれば早送り、左に移動すればスロー再生となります。
また、黄色い枠で囲っている「1.00」の数値を手動で入力して再生速度を変更することも可能です。
この辺りは、実際に再生しながら動画に合わせて速さを調整すると良いでしょう。
※ちなみに、設定した再生速度を後から消したい(クリア)場合は、対象の映像を右クリック ⇒「スピードと再生時間」で再生速度を変更する画面を再度開き、数値を「1.00」にすることで通常の速度に戻すことが出来ます。
部分的に再生速度を変更したい場合
上記のように、1本の長い映像にそのまま再生速度を設定した場合、映像の「全て」に設定した再生速度が適応されます。
・・・ただ、ほとんどの場合は映像の1部分だけの速度を変更するという使い方をすることの方が多いはずです。
なので、映像の1部分だけの再生速度を変更する方法もご紹介しますね!
まず、映像の「ここから~ここまでの速度を変更したい!」という場所の両端にカットで切り込みを入れます。
そうすると、再生速度を変更したい(切り抜いた)部分だけを選択できるようになりますので、そこで先ほど紹介した「右クリック」⇒「スピードと再生時間」をクリックして設定画面で再生速度を設定すればOKです。
再生速度を変更すると、、、
早送り設定した場所は赤色のラベルで「速く(倍率)」、スローモーション設定した場合は青色のラベルで「遅く(倍率)」と言った感じで、編集領域を見るだけで設定した場所と値が一目で分かるようになります。
再生速度を変更した場所をミュート(消音)にしたい場合
再生速度を変更すると映像が早送りになったり、スローモーションになるだけでは無く「音声」も映像の速度に合わせて変化します。
再生速度を変更した問題点としては、場合によっては音が耳障りに聞こえることも多かったりするんですね。
⇒ その場合は、消音(ミュート)推奨です!
音声に関しては、簡単にミュート(消音)にすることが可能です。
ミュートにするには、まず該当(音声を消したい映像)を右クリックします。
そうすると、開いたメニューの中に「ミュート」がありますので、それをクリックすれば完全に音声を消すことが出来ます。
※ミュートを解除する場合は、これと全く同じ操作をもう1度すればOKです。
ミュートに設定した音声は「灰色」に表示関わりますので、画像のように色が変わっていれば再生した時に音声が流れることはありません。
※再生速度を変更したからと言って、必ずしもミュートにした方が良いという訳ではありません。
実際に映像を再生してみて、消した方が良いなと感じればミュートに指定し、逆に消す必要が無い場合はそのままでも問題ないでしょう。
最後に(まとめです…)
以上、動画編集ソフト「Filmora(フィモーラ)」にて再生速度を変更(早送り/スローモーション)する方法について説明してきました。
この機能を使うにあたって、特に難しい操作は何一つありませんので、動画編集を始めたばかりの初心者の方でも簡単に使いこなせるはずです。
動画の種類によっては、この「早送り」や「スロー(モーション)」の機能は度々使う事が出てくるはずです。
これらの機能を上手く使いこなせれば、ユーザー(視聴者)の動画に対しての印象もガラッと変わってきますので、どんどん取り入れていくと良いですね!
※Filmora(フィモーラ)の詳しい使い方は、以下の画像をクリックして移動したカテゴリーページで紹介しています。
「コレだけ知っていれば大丈夫!」と思うような項目を記事ごとに紹介していますので、ご興味がありましたら是非ご覧になってみて下さいね!
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