ブログ運営をするには、まず何を中心に取り扱うブログなのかを決める必要があります。
⇒ そう、ジャンル選びの事ですね!
ジャンルを決める際は、何か1つの事に特化した「特化ブログ」や、ジャンルに囚われることなく好きな記事を取り扱う「雑多ブログ(ごちゃまぜブログ)」の2タイプに大別することが出来ます。
双方、メリットやデメリットが存在するかと思いますが、ブログを何年も長期運用していく場合、僕がお勧めするのは「雑記ブログ」の方です。
少なくとも、ネタ切れで記事を書く手が止まってしまったり、ブログ自体を諦めてしまうくらいならジャンルは気にしないほうがマシです。
以前は「雑多ブログよりも特化の方が良い」という声の方が多かったように思いますが、今ではそこまで気にする必要は無いです。
⇒ ブログで成功している人は複数ジャンルを取り扱っていることも多いです。
それに、雑多ブログを運営するメリットというのは実は多々存在します。
以下では、僕が思う「ジャンルに囚われない雑多ブログ(ごちゃまぜブログ)を運営する良さ(メリット)」なんかを中心に書いていこうと思います。
※今からブログ運営を始める方のジャンルに対する考え方のヒントになれば幸いです!
もくじ
ブログは専門性を持たせた方が良い!?
僕はブログ運営を本格的に始めたのは6年近く前になりますが、ブログ自体を始めたのはもっともっと前で、かれこれ10年以上はやっているかと思います…
当時からジャンルに関する様々な意見や考えを聞いてきましたが、「ブログは専門性を持たせた方が良い」という声が圧倒的に多いです。
その理由としては、
- 専門性を高めた方が印象が良い
- ページビューが増えやすい
- 検索順位で優遇されやすい(?)
↑という理由が挙げられます。
専門性を高めた方が印象が良い
まず、専門性を高めると確かにユーザーからの印象は良くなるのは間違いないと言えます。
例えば、検索して訪れたユーザーが知りたいジャンル(興味のあるジャンル)だけを取り扱うブログと複数のジャンルを取り扱うブログでは、やっぱ興味のあるジャンルがズラリと並んでいるブログの方が第一印象は良いですよね。
そして、専門のジャンルだけを取り扱っているブログだと、「このブログを書いている人はこのジャンルに詳しい人なんだ!」という、「ちょっとなんか凄い人」的な印象も与えることが出来ます。
⇒ 一つのことを極めている人って、やっぱ印象が良いですよね!
ページビューが増えやすい
専門性のあるブログの方がページビューが増えやすい傾向があります。
良く、「アクセス数」と「ページビュー」は混合されがちですが、ページビューというのは「何ページ見られたか」というものです。
⇒ 例えば、1人のユーザーが合計で3記事見たとしたら、1アクセス3ページビューとなります。
専門性のあるブログというのは、いわば1つのジャンルに特化した「特化型ブログ」の事を指します。
そのブログのジャンルに興味のあるユーザーが訪れれば、その記事だけではなく他の記事にも興味を持ってもらえる可能性が高く、複数の記事が読まれやすいというのは想像が付くかと思います。
⇒ 全ての記事がユーザーに興味のあるジャンルですからね!
検索順位で優遇されやすい(?)
これは昔から言われている事なんですが、、、
「特化ブログの方が検索順位が上がりやすい」
…というものがあります。
まあ、これに関して思う事は、特化ブログであれば確かに1つのジャンルの「キーワード」が量産されてくるので、理論上は検索結果にヒットしやすいというのは頷けます。
ただし、検索順位の上位にあるサイトが必ずしも特化型ブログかといえば、全くそんなことはありません。
確かに、1つのジャンルだけを攻めれば、それに関するキーワードが量産されてアクセスされやすくなる可能性を高めることは出来るかもしれません。
・・・が、じゃあ特化ブログにしたら必ず結果が付くかと言えば全くそんなことでは無いので、検索結果で優遇されるという部分はあまり意識する必要は無いと思っています。
※ただし、記事数の少ないうちは同ジャンルの記事の多い特化型ブログの方が、それに関連するキーワードが多い関係で、アクセス数は稼ぎやすい傾向があるのは間違いないでしょう。
雑多ブログを運用するメリットについて
上記で書いてきたことを見ると、「特化ブログの方が良くね!?」ってついつい思ってしまうかも知れませんが、ここからは雑多ブログを運用するメリットとブログ運営の本質的な部分を書いていきます。
- 記事を量産すれば専門性が出る
- 検索順位で優遇されるされないはコンテンツ次第
記事を量産すれば雑多ブログでも専門性が出る
記事数が少ない時の雑多ブログというのは、記事毎に違ったジャンルがポツンポツンとある状態なので、方向性が定まっていないような感じにも見えるかもしれません…
・・・が、これは最初だけで記事を多く量産すればカテゴリー毎に記事ストックが増えてきて専門性が出てきます。
そもそも、ブログ運営に必要なのは「継続性」で、継続が出来ないと現在はブログ運営で結果を出すのはマジで難しいです。(←というか無理ですね…)
一つのジャンルだけを攻めても継続できるなら良いですが、特化型ブログを意識しすぎたあまりネタ切れしてブログを書く手を止めてしまうと全く意味がありません。
それであれば、ジャンルは気にしないで好きな事を書く雑多ブログを運営した方が「長い目」で見れば良いです。
確かに最初は、様々なジャンルを扱う関係でキーワードが分散されるのでアクセス数は集めにくいかもしれませんが、継続して記事を量産しまくっていれば色んなキーワードが量産されてアクセス数も伸びてきます。
なので、1つのジャンルだけに囚われずに自分の好きなジャンルを「全て」取り扱ったり、書きたいと思った事を記事にするなどジャンルに囚われない書き方の方が継続しやすくてお勧めです。
⇒ ネタ切れで困るよりは100倍マシです。
検索順位で優遇されるされないはコンテンツ次第
上記では、特化ブログは昔から検索順位で優遇されやすいと言われていると書きましたが、少なくとも今は特化ブログというだけでは優遇されないと断言できます。
その理由としては、Googleの検索エンジンは「記事のコンテンツ」を最重要視しているからです。
そもそもブログ運営というのは、
- 分からない事を検索する
- 検索結果から気になる記事をクリックする
- 記事で有益な情報を得る
という、「ユーザーの為に記事を書き」、かつ「価値ある情報を提供する」というのが本質的な部分となります。
↑これって、別に特化ブログとか雑多ブログというのは全く関係ないんですよね。
⇒ ジャンルどうこうという問題では無く、記事の内容が重要という事です。
例えば、、、
【A】全く同じ記事ジャンルが100個あるけど、全く欲しい情報が無い
【B】たまたま興味あるジャンルが1個あって、それがメチャクチャ為になる
↑この二つを比較した時、ユーザー目線でどっちが良いかと言えば、120%【B】ですよね。
それに、ユーザーはブログのどこから入ってくるかと言うと、ほぼ全てが各記事の何れかであって、ご丁寧にトップページから入ってくることは無いんですね。
⇒ 分からないキーワードを検索窓に入力して検索すると、トップページでは無くそれに関連した記事が出てきて、それをクリックしますよね。
なので、検索して出てきた記事がユーザーにとって価値あるものであれば、それこそGoogleの評価が高くなり検索順位で優遇されると言えます。
確かに、特化ブログであれば他の記事も見てもらいやすいというメリットはあるかも知れませんが、まずは訪れてくれた1記事でしっかりと価値を与えることの方が重要です。
Googleに評価されて検索順位が上がれば、どんなジャンルを取り扱っていたとしても、嫌でもアクセス数やページビューは底上げされてきます。
⇒ ジャンルどうこうで悩むくらいなら、書きたい記事をさっさと決めて、どうやったらユーザーに価値を伝えられるかで悩んだ方が良いですよね!
今後はジャンルに囚われない運営が必要不可欠
ブログ運営において、ジャンルは重要な部分ではありますが、長期的に続けていくには雑多ブログ(ごちゃまぜブログ)のほうがネタ切れの心配が少なく継続しやすいです。
今の時代は、ブログ以外にもYouTubeやSNSで情報発信するのが当たり前になってきているので「継続する」ということが特に重要です。
時代が変われば、世の中の欲している情報もガラッとかわりますから、当然ながらブログで書く記事も変化に合わせる必要が出てきます。
また、時間が経てば書きたいジャンルの一つや二つも出てくるはずです。
そのことから、長くブログ運営を続けるのであれば雑多ブログのようなジャンルに囚われないブログのほうが有利だと言えますよね。
ただし、最初からあまり多くのジャンルを取り扱うと専門性を持たせるまでにかなりの記事ストックと時間がかかるので、雑多ブログを運用する場合でも最初はジャンルを3個~5個程度に絞った方が良いです。
⇒ ある程度、記事ストックが溜まって各カテゴリーに専門性が出てきてから他のジャンルを攻めていくのがお勧めです。
最後に(まとめ)
以上、雑多ブログ(ごちゃまぜブログ)を運営するメリットについて書いてきましたが如何だったでしょうか。
特化ブログと雑多ブログ…双方メリットデメリットはあると思いますが、どちらも共通して重要な部分というのは、「1記事1記事ユーザーに価値を与える内容を書く」ということ。
今のGoogleの検索エンジンでは、コンテンツの質を最重要視していて、価値の低いコンテンツはどんどん淘汰されていっています。
⇒ 極論ユーザーに価値を提供できる記事であればなんでもOKという事になります。
ジャンル選びで迷っていたり、ネタが無くて困っているという方は、どうせブログは長く続けていくことになるはずなので、迷っているだけ勿体ないです。
⇒ 好きな事を書きましょう!(ただし、ユーザー目線で!)
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