僕は1年ほど前からYouTubeの動画配信をしているのですが、配信する動画を作るために「動画編集ソフト」が必要になってきます。
最初はフリー(無料)の動画編集ソフトを使っていましたが、半年くらい経ってから「Filmora(フィモーラ)」という有料の動画編集ソフトに切り替えて現在もメインで使っています。
一言で動画編集ソフトと言ってもかなりの種類があるのですが、その中でもフィモーラは特に初心者でも使いやすいというキャッチフレーズから爆発的な人気があって、利用者の多い動画編集ソフトとなっています。
実際に使ってみて思ったのは、既に動画編集に必要な機能が搭載されているので簡単に見た目の良い動画が作れるのが最大のメリットだと感じています。
以下では、Filmora(フィモーラ)を使えば具体的にどんなことが出来るのかを僕が分かる範囲内で紹介してみようと思います。
もくじ
Filmora(フィモーラ)で簡単に出来る事
画像が、Filmora(フィモーラ)の編集画面(インターフェイスと呼ばれる部分)です。
シックな色合いで可視性が良く、使い勝手も凄く良いです。
動画編集をするにあたってコレだけ出来れば立派な動画が作れるというのは以下の作業が挙げられると思います。
- カット作業(カット編集)
- テロップ(字幕)入れ
- 画像の挿入
- BGM(背景音や効果音)
- トランジション
- エフェクト(特殊効果)
動画編集をやったことが無い方が見ると、かなり多くの項目があるので難しいなぁ~と思うかもしれませんが、1つ1つの作業自体はそれほど難しいものではありません。
とはいえ、高度なエフェクト(特殊効果)を作るとなると、それなりの技術が必要となりますが、Filmora(フィモーラ)では最初から多くの種類のエフェクトやトランジションが用意されているので、特別な技術を身につけなくとも短期間で質の良い動画を作る事が可能です。
カット作業とは?
動画編集をするにあたって基礎中の基礎が「カット作業(カット編集)」となります。
超簡単に言うと、カットとは「無駄な部分を取り除いて(カットして)使いたい部分だけを残す」という作業の事を言います。
例えば、話と話の間に空いている間をカットしたり、「あ~」とか「え~」という無駄な部分をカットして聞きやすいような感じにしたりも出来ます。
また、良い間違ったとしてもいちいちカメラを止めて最初から撮り直す必要はなく、納得がいくまで何回も撮って要る部分だけを残して繋げればOKなんですね。
やり方もメチャクチャ簡単で、要らない部分の最初と最後に切り込み(カット)を入れて、「カットしたい部分」を選択して「Delete」を押せば綺麗に消え去るといった感じです。
そうやって、必要な部分だけを残して動画の形を作るというのが動画作成の基本となります。
テロップ(字幕)について
テロップと言うのは、画面に文字を映し出すことですね。
話している内容を目視でも分かりやすいようにするためにテロップを挿入したり、補足したいこともテロップで補うことが出来ます。
■参考動画
動画のように色んな表示方法も実現できて、これも最初から用意されているフレームに文字を入れるだけで超簡単に出来ます。
※動画で紹介した以外にも数えきれないくらいのパターンが用意されています。
画像の挿入について
画像は使いたいものを予め用意する必要があります。
画像さえあれば、動画編集ソフト(フィモーラ)の読み込ませて使いたい部分に表示させるだけです。
画像を多用したり、画像自体を編集する場合は「画像処理ソフト(PhotoshopとかGIMPあたりが有名ですね)」があった方が便利で、そっちのスキルも必要になってきます。
(使いたい部分を切り抜いたり高度な色彩の調整とかする場合は必須です)
とはいえ、動画編集ソフトで画像を使うには素材さえあれば簡単で、基本的には無料で使える著作権フリーの画像サイトからダウンロードできる範囲でも十分な場合がほとんどです。
BGMや効果音について
BGMや効果音も画像同様に素材(音源)さえあれば動画編集ソフト(フィモーラ)に読み込ませて簡単に挿入することが出来ます。
BGMや効果音に関してもYouTube動画配信の人気に火が付いてからは、無料で使える著作権フリーのサイトが多々出てきました。
YouTubeで動画を作るだけであれば、ハッキリ言って有料素材は必要ないというくらい無料でも欲しいものは揃うと思うので、気に入ったサイトを見つけたら即お気に入り登録しておくことをお勧めします。
トランジションって何ぞや??
トランジションは聞きなれない言葉だと思うので、初めての人は「何それ?」って感じですよね!?
このトランジション(Transition)と言うのは、「移り変わり」を意味する言葉で、動画編集ではカットとカットの間に「切り替え効果」を入れることで見た目を良くするために使われる方法の一つです。
■参考動画
動画では4種類のトランジションを使っていますので、実際に見て頂いた方がどういうものかイメージしやすいのでご覧になっていただければと思います。
ガラッと動画の内容が変わる時なんかは、トランジションを入れた方が移り変わる時に違和感が無い感じに出来るのが分かるかと思います。
ちなみに、動画で紹介したトランジション以外にも数えきれないくらいのパターンが用意されています。
(以下の画像参照)
搭載素材は233種類もありますね…
既に用意されたものをそのまま動画に差し込むだけで簡単に使えるので、特別なスキルが必要なく見た目の良い動画を作る事が出来ますよ。
エフェクト(特殊効果)について
エフェクトと言うのは、元の動画に「特殊効果」を付けて見せ方を変えたりする編集方法です。
絶対に使えないとダメというものでは無いですが、使えた方が編集の幅が広がって様々な見せ方でユーザーを楽しませることが出来るようになります。
Filmora(フィモーラ)は、このエフェクト効果も最初から複数のパターンが搭載されているので、それを利用することで超簡単にエフェクト効果を与えることが可能です。
以下の動画で8種のエフェクトを加えてみましたので、是非ご覧ください。
■参考動画
エフェクトも複数のパターンが用意されていて、動画のシーンに合わせて色々と試してみると良い雰囲気が出て面白いですよ!
勿論、特殊なスキルは必要なく既に用意されているパターンの中から好きなものを選ぶだけで簡単に動画にエフェクト効果を加えられます。
ちなみに、この記事を書いている時点では「287種類」ものエフェクトが用意されています。
↑動画で紹介したエフェクトはほんの1部でしかないので、色々と試して動画に合ったものを見つけて頂ければと思います。
動画編集ソフトは無料版より有料版を
動画編集ソフトの「Filmora(フィモーラ)」は、いくつかプランがあって無料で使える「試用版」も用意されています。
ただ、YouTubeで動画配信するにあたって無料版(試用版)は絶対にお勧めできません。
というのも、無料版(試用版)では編集して作成した動画に「透かし(ロゴマーク)」が入る仕様になっているんですね。
こんな感じで動画編集ソフトの名前など、ロゴマークが終始表示されるといった感じです。
フィモーラに限らず、大抵の動画編集ソフトの無料版と言うのは透かし(ロゴマーク)が表示されるのがほとんどです。
僕はYouTube動画を見る時に、動画の上にマウスポインターが乗っかているだけで鬱陶しいと思うくらいなんですが、ロゴマークなんて常時入っていると見ているだけでストレスになります。
昔はYouTube動画にも透かし(ロゴ)が入っている動画がちょいちょいありましたが、今では見かけることがほぼなくなりました。
恐らく皆さんも、YouTube動画を多く見ていても透かし(ロゴ)が入っている動画に遭遇することはほぼ無いと思います。
その中で透かし(ロゴ)の入った動画をアップすると言うことは、他の動画に比べて印象(見た目)が悪すぎるんですね。
YouTubeで動画配信をする上で透かし(ロゴ)が入っている状態と言うのはマイナスでしかないので、お金を払ってでも有料版の透かし(ロゴ)が無いものを使うべきですね。
「Filmora(フィモーラ)」は、公式ページより製品をダウンロードしてすることですぐに使用が出来ます。
「個人向け」や「法人・商用向け」などがありますが、個人でYouTubeの動画配信をするだけであれば、例え収益化したとしても「個人向けプラン」で大丈夫です。(詳しくはコチラの記事で書いておりますので、是非ご覧ください。)
ちなみに、上記の画像が個人向けプランの料金となっています。
1年間プランと言うのは、2年目以降に毎年”同額料金”を支払う(クレジットカード払い)というプランです。
永続ライセンスというのは、1度の支払い(購入)だけでその後も永続的に利用できるといったプランですね。
料金に大して差が無いので、永続プラン(買い切りタイプ)がお勧めです。
「Filmora+Filmstock」というプランは、素材が随時追加されたり、素材ダウンロードが無制限という強みがありますが、そもそも素材はネット上にフリー素材がゴロゴロ転がっているので、少なくとも無理してこのプランにするメリットはほとんど感じないというのが正直なところです…
まあ、まずは一番安いタイプで使ってみて上のプランの方が良いと感じたらその時にアップグレードするという感じでも良いですね。
【重要】Filmora(フィモーラ)使用前の確認事項
動画編集ソフトを快適に使用するには、結構なパソコンのスペック(性能)が必要なんですね。
例えば、使用する動画編集ソフトの最小仕様を満たしていないパソコンで使った場合は、しょっちゅう画面が固まったり、読み込みにいちいち時間がかかる等々…動画編集どころじゃないってことが起きたりします。
画像は、Windows版「Filmora(フィモーラ)」の最小仕様(最低でも満たす必要のあるスペック)の表です。
パソコンを購入する際は、パソコンのスペック部分を確認して上記の項目を満たしたものを選ぶ必要があります。
良く分からない場合は、スマホで写メを撮ってショップで直接店員さんに聞くのも良いですね。
何れにしても、「Filmora(フィモーラ)」に限らず大抵の動画編集ソフトを使用するにはそれなりのスペックが必要で、ここをケチって最低仕様を満たしていない低スペックで「安さ」だけでパソコンを選んでしまうと時間的な損失が半端ないので注意すべきポイントです。
最後に…
以上、「Filmora(フィモーラ)」で出来る事を中心に書いてきましたが如何だったでしょうか。
ちなみに、僕もまだまだ全ての機能を使いこなしているという訳では無いので、スキル次第ではもっともっと高度な編集が出来るようになるでしょう。
とはいえ、「Filmora(フィモーラ)」には最初から様々な素材が実装されていますので、それらを使うだけで初心者でも簡単に見栄えのいい動画が簡単に作れてしまうという点が魅力的なところと言えます。
僕の知り合いにパソコンをあまり触ったことが無い人がいるんですが、その人ですら数週間で使いこなして良い感じの動画をササっと作れるようになったので、「簡単に綺麗な動画が作りたい!」と言う人には、この「Filmora(フィモーラ)」は凄くお勧めの動画編集ソフトです。
※動画編集ソフト「Filmora(フィモーラ)」の使い方を説明した記事も併せてご覧ください!
⇒ 以下の画像をクリックするとカテゴリーページへ移動します。
こんにちは
先日フィモーラの有料版を購入しました。
全く使い方がわからないので、こちらのサイトで勉強させていただきます。
ありがとうございます。
コメントありがとうございます!
当サイトが少しでもご参考になれば幸いです!