この記事では、「Adobe Premiere Pro(プレミアプロ)」の編集画面(プログラムモニター)に“枠線”を表示させる方法を紹介してみようと思います。
⇒ 枠線というのは以下のようなものです。
こんな感じで、プログラムモニター内に枠線を表示させることが可能なんですね。
ちなみに、この枠線の名称は「セーフマージン」と言い、
表示方法も超簡単です!
プログラムモニター内にセーフマージンを表示する方法
それでは、実際にプログラムモニター内に「セーフマージン(枠線)」を表示する方法を紹介していきますね!
セーフマージンを表示させるには、プログラムモニターの右下にある「+」のアイコンをクリックします。
そうすると、「ボタンエディター」という画面が開きます。
この中にある赤枠で囲っているのが、プログラムモニター内に枠線を表示させるセーフマージンです。
ボタンエディター内にあるセーフマージンを、赤い点線で囲っている領域にドラック&ドロップすることでアイコンを常時表示させることが出来ます。
セーフマージンをドラッグ&ドロップしたら、ボタンエディターの「OK」をクリックして設定を保存します。
セーフマージンのアイコンをクリックすると、こんな感じで枠線を表示することが出来ます!
※クリックする度にON/OFF切り替えることが可能です。
そもそもセーフマージンって何ぞや?
そもそも、セーフマージンとはどんなもので、どのようにして使うのかについて説明していこうと思います。
まず、セーフマージンには名称があって、
外側の線を「アクションセーフマージン」、内側の線を「タイトルセーフマージン」と呼びます。
そして、この機能はテレビモニターなどで正しく表示される領域の目安として使われているんですね。
⇒ 一般的なテレビだと、元の画像の一部(外側)を切り取って中央を拡大して表示させます。
そこで、タイトル(テキスト)素材をタイトルセーフマージンの内側に置き、その他の素材をアクションセーフマージンの内側に置くことで、テレビ画面からはみ出すのを防ぐことが出来るという訳です。
一見、中央揃えなど細かな位置調整をするのに使用する機能のようにも見えますが、厳密に言えば素材が切れないようにするための目印のような役割があるんですね!
まあ、
位置調整する機能であることに違いはないので、素材の細かな表示位置を調整する時に使用するという感覚で使えば良いかと思います。
整列機能と併用するのがお勧め!
中央揃えなど、素材の位置を調整する時は「エッセンシャルグラフィックス」の「整列と変形(赤枠で囲っている部分)」からワンクリックで出来ます。
かなり細かく位置を調整したい場合は、セーフマージンと併用するとより正確に位置を設定することが可能です。
最後に一言
以上、「Adobe Premiere Pro(プレミアプロ)」でプログラムモニター内に枠線(セーフマージン)を表示する方法や使い方についての説明をしてきました。
表示方法はとても簡単なので、必要に応じて使ってみて下さいね!
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