ビデオカメラなど撮った映像を動画編集ソフトに取り込んでみると、思ったより色合いが薄いと感じたり、全体的に暗いなんてことがあるはずです。
また、ビデオカメラを複数機で使い分けていると、カメラ毎に画質が違っているなんてこともあります…
当然、ビデオカメラには機種によって画質に差があって、メチャクチャ綺麗な高画質の映像が撮れるビデオカメラとなると高価なものが多いんですよね(汗
ただし、映像の見せ方というのは動画編集ソフトの機能をちょこっとイジルだけで、ビックリするくらい綺麗にすることが可能だったりします。
…超極端に言うと、安いビデオカメラで撮った映像でも
動画編集ソフトの機能で、高価なビデオカメラで撮ったような画質に近づけることも出来るといった感じです。(あくまでも極端な例です)
以下では、動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro(プレミアプロ)」を使って、映像を綺麗に見せる方法を紹介していきます!
コントラストと明るさを調整する
画像処理ソフトで画像(写真)を綺麗にするときは、
最低限、コントラストと明るさ調整をすることで限りなく本物(もしくはそれ以上!)のような綺麗さにすることが出来ます。
動画も全く同じで、動画編集ソフトの機能(コントラストや明るさ調整)を使えば、映像そのものを綺麗に見せることが出来るという訳なんですね。
…ちなみに、「Premiere Pro」でコントラストや明るさを調整するには「Lumetriカラー」から行えます。
Lumetriカラーの使い方について
まず、Lumetriカラーのある場所ですが、、、
上部メニューバー内のウィンドウをクリックし、表示された項目の中にLumetriカラーがあるのが確認できますね。
この機能にある、赤枠で囲った「露光量(明るさ調整)」と「コントラスト」の2つ値を変更することで映像をかなり綺麗にすることが出来ます。
※とりあえず、コントラストを上げて映像の色の変化を試しに見ていただければと思います!
大抵の場合は、「露光量(明るさ調整)」と「コントラスト」をイジルだけで映像を綺麗に見せることが可能だと思います。
…が、画像を見ていただければ分かるように、他にも多くの項目があります。
なので、
色んな項目の値を変更してみて、映像がどのように変化するのか試してみるのもお勧めです!
⇒ 使える機能があれば、今後の動画編集でも大いに活用できますからね!
Lumetriカラーを適応させるときの注意点について
この機能を使う場合の注意点というか、覚えておいた方が良いことを一つ紹介してみますね!
それは、、、
この画像のように、映像にカットを入れた後にLumetriカラーを適応させたいという場合は、細かくカットした映像一つ一つに適応させていく必要があるのでカットした数が多ければ多いほど面倒な作業になります…
⇒ 複数同時に適応させることは出来ないようになっています。
なので、
最初からLumetriカラーを適応させる場合は、映像をシーケンス内に入れたらカット作業する前に適応させた方が楽です。
⇒ 1つの映像データ全てに適応させれば、その後カットしまくっても、その映像には既にLumetriカラーが適応された状態となっていますからね!
あと、注意点があるとすれば、
それは、あまりにもコントラストや明るさを強くしすぎると、綺麗を通り越して逆に不自然に見えることがあるという点ですね。
映像すべてにLumetriカラーを適応させると、もしかしたら部分的に色が明るすぎたり色が濃すぎる…という事もあり得ます。
なので、Lumetriカラーを適応させた場合は映像を流して不自然な部分が無いかしっかり確認するという作業も怠らないようにすべきです。
最後に…
以上、「Adobe Premiere Pro(プレミアプロ)」の機能であるLumetriカラーを用いて映像を綺麗に見せる方法を紹介してきました。
使い方は非常に簡単で、使わないのが勿体ないくらい優秀な機能だと言えます。
映像を少しでも綺麗に見せたいという場合は、是非「Lumetriカラー」を適応してみて下さいね!
※映像素材だけではなく、画像にも適応させることが可能です!
■他にも「Adobe Premiere Pro」に関する様々な機能や使い方などを紹介した記事があります!
ご興味がありましたら、是非ご覧になってみてください!
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