この記事では、画像処理ソフト「Photoshop(フォトショップ)」を使って、文字や図形にグラデーションカラーを指定する方法を詳しく説明していきます。
⇒ 一つの文字に対して複数のカラーを指定する方法です!
画像処理ソフトを使っていると、画像(写真)に文字だったり、他にも四角(□)や三角(△)などの図形、矢印などのシェイプツールを使うことも多々あるかと思います。
当然、それらには自由に色を指定することが出来ます。
基本的には単一のカラーを使うことが多いかもしれませんが、時に一つの文字や図形に対して複数のカラーを使いたいという場合も出てくるはずです。
⇒ 複数のカラーを指定するとより綺麗に魅せることが出来ますからね!
「Photoshop」であれば、簡単に複数のカラーを使いグラデーションを指定することが可能です。
いくつか方法がありますので、お勧めの方法を画像付きで説明していきますね!
もくじ
既存のパターンからグラデーションを指定する方法
文字や図形にグラデーションを指定する時は、「Photoshop」に最初から内蔵されている機能を使うと一瞬で適応できるのでお勧めです。
その機能を使うには、まず最初に上部メニューバー内にある「ウィンドウ」をクリックします。
その後、表示された項目の中にある「グラデーション」を選択します。
そうすると、グラデーション設定画面が出てきて、その中に多くのパターンがあります。
⇒ それぞれのカラーごとに分けられていて、バリエーション豊富です!
ちなみに、↑画像は「ブルー系」の中にあるものを図形に適応させてみたものです。
こんな風に、フォルダー内に様々なパターンが用意されているので、その中から気に入ったものを選ぶだけで瞬時に適応することが出来ますので超簡単!
完全自由に複数のカラーを指定する方法(図形のみ)
上記で紹介した方法は、既に用意されたパターンを使うので一瞬で適応できるという便利さがある反面、それ以外の色を指定することが出来ません。
もし、完全自由に複数のカラーを指定したい場合は以下の方法をお試しください!
※以下の方法は図形のみのやり方で、文字は別の場所での編集となります。
カラーを自由に設定する場合は、上部のオプションバー内にある「塗り」をクリックすると表示される画面から行います。
ちなみに、画面右のパネルエリアにある「プロパティ」からも全く同じ操作が出来ますので、どちらで行っても構いません。
カラーを自由に指定する方法
カラーを自由に指定するには、まず矢印の部分(グラデーション)をクリックします。
そうすると、画面が切り替わり赤い点線で囲った部分が出てきます。
画像の赤枠の部分にアンカーポイントを打ち好きなカラーを指定することで、自由にグラデーションを作ることが出来ます。
ちなみに、画像の赤枠で囲っているボタンを押せばグラデーションの方向を一瞬で逆向きに出来ます。
※アンカーポイントは、可能な限り好きなだけ付けれるので2個~大量にカラー指定することも可能です。
※アンカーポイントを消したい場合は、対象のアンカーポイントをクリックしたまま外に移動させるような感じにすることで消すことが出来ます。
透明度を自由に指定する
バーの下の領域がカラーを指定する場所に対し、上の領域は「透明度」を指定する場所になります。
↑画像のように、透明度の領域にもアンカーポイントを打つことが出来るので好きな場所の透明度を自在に変更することが可能です。
角度の変更や様々な表示パターンを適応する方法
グラデーションの「角度」を変更するには、画像の赤枠で囲っている部分から行います。
※直接数値を入力してもいいし、その右にある時計のようなマークを動かしてもOKです。(時計マークを動かした方がやりやすいです!)
こんな感じで、角度を変更するとグラデーションの向き(方向)を自在に変更できます。
また、↑画像の赤枠の部分をクリックすると、いくつかの面白い表示パターンがあるので覚えておくと良いですね!
文字にグラデーションを付ける方法
今度は、文字にグラデーションを付ける方法を紹介します。
…とはいっても、やり方は上記で説明した図形の方法と全く同じで、編集場所が違うだけです。
※ちなみに、図形はこの方法でも出来るので覚えておくと便利です。
まず、レイヤーのテキストを選択して、
下にある「fx(レイヤースタイルを追加)」をクリックして「グラデーションオーバーレイ…」を選択します。
または、テキストをダブルクリックしても「レイヤースタイル」の画面が立ち上がりますので、その中にある「グラデーションオーバーレイ」を選択してもOKです。
グラデーションオーバーレイの部分にチェックが入っていれば適応されている状態となり、後は設定するだけです。
先ずは、赤枠で囲っているグラデーションの部分をクリックしてみてください。
そうすると、グラデーションエディターが開きます。
その中に、先ほど図形で設定した部分と同じ「バー」が確認できますね!
⇒ 設定方法は全く同じで、好きな位置にアンカーポイントを打って自由にカラーを指定することで文字にグラデーションをかけることが出来ます。
こんな感じで、バーの下の領域にアンカーポイントを打ってカラーを指定すればOKです。
⇒ 上の領域は図形の説明と同じで、透明度を自由に指定できる場所になります。
後よく使う機能としては、
【逆方向】⇒ グラデーションの方向を逆にする
【角度】⇒ グラデーションの方向を自在に変更できる
【比率】⇒ 1カラーの割合を変更(場合によっては結構使えます)
…といった感じの機能をフルに活用して、カッコいいグラデーションの文字を作っちゃいましょう!
最後に一言
以上、画像処理ソフト「Photoshop(フォトショップ)」を使って文字や図形にグラデーションカラーを指定する方法を説明してきました。
綺麗(お洒落)に見せる為にグラデーションは欠かせない編集技術となりますので、使いこなせるようになっておくと良いですね!
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