Adobeの「Photoshop(フォトショップ)」は、数多くある画像処理ソフトの中でも“右に出るものはない”というくらい王道的なソフトとして昔から有名です。
⇒ Photoshopを使いこなすことができれば、どんな加工も出来てしまいますからね!
そんな素晴らしい機能を有する「Photoshop」ですが、使ったばかりの初心者から「jpgで保存が出来ない!」「pngで保存できない!」など、画像を保存する際に保存形式の項目が無いという問題が良く出てきます。
⇒ 僕も使い始めた頃は、この症状で困った経験をしています…(汗
画像であれば「jpg」なんかは良く用いられるので、その形式で保存できないとなると困りますよね…
とはいえ、流石にjpgやpng、gif形式で保存できないなんてことは絶対にあり得ません。
ちょっとした設定の変更や別の保存方法を試すことで、難なく任意の保存形式が使えることもあります。
以下では、画像を保存する際に「jpgとかpngとかgifが無い!」という場合に確認すべき部分や対処法なんかを説明していきます。
もくじ
該当の保存形式が見当たらない時に確認すべきこと
画像を保存するときに、jpgやgif・pngなどの形式が見当たらない場合に確認すべきことは、、、
▸「RGBモード」で「8bit」以外の設定になっている
▸ファイルのサイズが「30,000ピクセル」を超えている
▸ファイルの容量が「2GB」を超えている
まずは上記の点に該当するかを確認します。
RGBモードで8bitの設定になっているか確認するには?
RGBモードかつ8bitなどの設定は以下の方法で確認ができます。
上部メニューバーの「イメージ」 ⇒ 「モード」をクリックします。
ここで、画像のように「RGB カラー」と「8 bit/チャンネル」の部分にチェックが付いていることを確認します。
もし、これ以外の設定になっている場合は上記の設定に変更することで保存形式の項目が増える場合があります。
ファイルが「30,000ピクセル」「2GB」を超える場合
jpgで保存する場合は、ファイルの寸法が「30,000px×30,000px」を超えると保存が出来ません。
また、「2GB」を超える場合も同様に保存が出来ません。
⇒ 上記の2点に該当していないかをチェックしてみましょう!
※もしサイズオーバーしている場合は、上記のサイズ以内に変更する必要があります。
正直、「30,000px × 30,000px 以上」or「2GB 以上」というのはかなりの大きさなのであまり該当することはないかもしれませんが…
形式によっては画像のサイズや容量に上限があるということを覚えておくと良いですね!
複数のレイヤーがある場合は「統合」する!
レイヤーが複数ある場合は、それらを統合することで保存できる形式が増えることがあります。
レイヤーを統合する方法については以下をご参照ください。
レイヤーを全て選択(ctrlを押しながら左クリック)します。
全選択されている状態で、レイヤーを右クリックすると出てくるメニュー内に「レイヤーを統合」するという項目があります。
【ポイント】
▸レイヤーが「背景」と統合された状態になれば、複数の保存形式が出てくるはずです。
もし、レイヤー内が「レイヤー1 ~」に変更されている場合は、保存形式が以下になっている場合があります。
↓コレ↓
※「JPEG 2000」と「JPG(JPEG)」は異なる形式となります。
この場合、
一旦「PNG」で保存して再度その画像を「Photoshop」に読み込みます。
その後に、再度保存を試みると画像のように複数の形式が表示されますので一つの方法として覚えておくと便利です。
書き出し形式を指定して強制的に書き出す!
「Photoshop」では、自分で書き出し形式を指定することも可能です。
その方法としては、、、
上部のメニューバー内にある「ファイル」 ⇒ 「書き出し」 ⇒ 「書き出し形式…」を選択します。
表示された画面の右上にある「ファイル形式」の形式の部分で「png」「jpg」「gif」などが選べるようになっていますので、任意のモノを選択した後に書き出しをすればOKです!
⇒ とりあえず早く画像を作りたいという場合は、この方法が手っ取り早くて良いかもしれません。
最後に一言
以上、画像処理ソフト「Photoshop」で目当ての保存形式が見当たらないときに確認すべきことや対処法について説明してきました。
上記で紹介した通り、いくつかの対処法がありますので、何れかを試していただければ解決できるかと思います。
「Photoshop」は機能が多いので慣れないうちは戸惑うことが多いです。
ここで説明したファイル形式が見当たらないというのも、初心者に多いことから「操作に慣れていない」というのが1番の原因だと思います。
なので、ここで書いてきた対処法を踏まえつつ「Photoshop」を操作しまくって慣れてしまえば、この辺りの操作で戸惑うことは無くなるでしょう!
⇒ 慣れが一番ですね!
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