ブログ運営をしていると「記事代行」とか「記事を外注する」といったサービスを聞くことがあるかと思います。
ブログって記事ストックが多くなるまでは思うようなアクセス数を集めるのが難しいので、代行とか外注で“他人に”記事を作ってもらう事に魅力を感じる人も多いのではないでしょうか。
ブログを書くのが好きな人でも毎日欠かさず更新するのってかなり骨が折れる大変な作業になるので、他人の力を借りることが出来ればそれほど心強いことは無いですよね。
そんなブロガーのニーズに答えてくれるのが記事を外注(アウトソーシング)で、実はそういったサービスを提供する専門のサイトも存在しています。
「記事作成を他人にまかせて大丈夫か?」という不安もあるかも知れませんが、要点さえ押さえておけば”素晴らしい戦力の一つ”として有効活用できるのもまた事実。
僕も以前に別ブログで記事を外注していましたが、その内いくつも検索上位に表示されて大量のアクセス数を稼いだという実績と経験からもそれは断言できます。
とはいえ、記事を外注するにあたってはリスクも存在し、特にブログに関しての知識が浅い初心者は要注意しなくてはいけないポイントがもあります。
※外注(代行)サービスは、便利と同時にリスクある事を念頭に入れておく必要があります!
以下では、記事代行サービスを利用するメリットとデメリット、注意すべき点について詳しく説明していきます。
もくじ
ブログ記事を外注(代行)するサービスとは?
ブログ記事を外注するには、インターネット上で不特定多数の人たちに業務をお願い出来る「クラウドソーシング」と呼ばれるサービスを利用します。
中でも「ランサーズ」や「クラウドワークス」が有名どころで、これらのサイトではライティング(記事作成)やホームページ作成など、パソコンを使った作業とかウェブ関係の仕事を専門的に取り扱っていて、個人から法人まで幅広く利用しているんですね。
利用の仕方も簡単で、登録さえ済ませてしまえばすぐに利用可能です。
後は記事作成依頼を出して応募を待ち、実際に応募してきてくれた人にお願いするといった感じです。
※詳しい流れや料金の支払い方法などは、書くクラウドソーシングを提供するサイトでご確認ください。
仕事をお願いすることも出来ますし、逆に仕事を請け負う事も可能です。
副業の一つとしてもクラウドソーシングサービスを利用する人は多いんですね。
記事を外注する際の「金額」について
記事を外注する場合、一番気になるのが「1記事あたりいくら?」という部分ですよね!?
記事を作成すると言っても、文字数によって金額は変わってきます。
※1,000文字が1,000円だったとして、3,000文字も1,000円でやるかといえば割に合わないですよね…
「1文字=1円」というように、1文字単位で値段を設定している場合も見受けられますが、多くの場合は「1,000文字以上=1,000円」と言った感じでザックリと設定していることがほとんどです。
僕も前に記事を外注している時は1文字単位の設定では無く、ザックリと設定して依頼していました。
最低2,000文字以上は書いて欲しいという場合は、「2,000文字以上」で作成依頼を出しておけば問題ないでしょう。
ちなみに、僕が以前に利用していたクラウドソーシングサービスは「ランサーズ」ですが、当時は1,000文字くらいで1,000円(1文字あたり1円)が相場、、、というかこのくらいの案件が多かったです。(さらに高額案件もザラにありました)
・・・ただ、今は前と比べてかなり安くなっています。
1,000文字以上で500円、、、300円とかも普通にあります。(←当時の3分の1くらいの金額です)
と言った感じで、結構安い案件も目立ってきています。
これの理由としては、記事作成を副業とする人(参入者)が増加して価格競争が起こっているというのが1つ大きな理由と言っても良いかと思います。
安くお願い出来るという事は、記事を外注する側からしてみれば以前よりも安く出来るので得だと言えます。
とはいっても、安ければ良いというものでは無いです。
自分の立場になって考えてみれば分かる事ですが、格安で超良いモノを作れなんて言われても「無理(即答)」ですよね。
自分の大事なブログに掲載する記事になるので、せっかく作ってもらうのであれば価格以上に「質」を重視すべきだということを忘れてはいけないです。
ブログ記事を外注するメリット
ブログ記事を外注すると、どんなメリットが得られるのかについて説明していきます。
それは、、、
- 効率よく記事作成が出来る(スピード加速)
- 専門的な知識が無くても質の良い記事が作れる
他にも色々とあるかと思いますが、特にブロガーにとってメリットになる部分は上記の項目が挙げられます。
効率よく記事作成が出来る(スピード加速)
なぜ記事作成を他人に依頼したいか、、、それは書くのが大変だからと言う理由が第一にありますよね…
ブログは記事ストックが多ければ多いほど検索結果に引っ掛かる可能性が高くなりますから、記事が多いほど有利なのは間違いありません。(同時に質も重要です)
記事を多く書くには「継続」するということが必須になりますが、質を意識した記事作成を毎日継続するのってかなり大変な作業になるはずです。
もし、1ヶ月で15記事ペースだったとすれば、2日に1記事ペースと言うことになります。
・・・が、もし記事を「15記事」外注で頼んだとすれば、月に30記事、1日1記事ペースと速度が倍増する計算になります。
こんな感じで、記事を量産することが出来るので短いスパンで大量の記事をアップすることも可能です。
お金はかかりますが、時間をお金で買うという発想そのものなので、ブログの記事ストックを爆速的に増やすことが出来るのが外注を利用する大きなメリットであると言えます。
専門的な知識が無くても質の良い記事が作れる
基本的にブログは自分の好きな事、専門的な知識のある分野を攻めることが多いはずです。
とはいえ、アクセスアップを狙うには時に難しい内容の記事に挑戦する必要も出てくるかと思います。
そんな時にクラウドソーシングサービスを利用して、書きたい記事ジャンルの専門に特化した人を探し、その人に記事を書いてもらえば質の良い記事が作りやすいというメリットもあります。
やっぱ専門的な知識が無い人の場合は、時間を掛けて調べて書いても専門的な知識を持っている人には勝てないんですよね。
専門知識のある「その道のプロ」であれば、普通の人では分からないような知識も知っていますし、良い部分や悪い部分も身に染みて分かっている事が多いので、経験しているということは何よりの強みとなります。
そんな人にブログ記事を書いてもらえたら質(価値)の高いモノが出来るというのは想像が出来ますよね。
なので、自分の専門外のジャンルや苦手な事なんかは自分で書くよりも、その道に詳しい人に外注した方が満足度の高い記事に仕上がるというのも大きなメリットと言えますね!
企業では記事作成を専門性の高い人に外注するところも多いし、個人ブロガーでも「外注で自動化」といって、全て外注だけで運営している人もいるくらいです。
ブログ記事を外注するデメリット
次に、ブログ記事を外注するデメリットの部分を紹介していきます。
それは、、、
- 低クオリティーの記事
まあ、代表的な事で言えば上記の1点が挙げられるかと思います。
※ちなみに、基礎的な注意事項(初心者が特に注意すべき点)に関しては次の項目で詳しく説明していきます。
出来上がった記事が低クオリティーの場合がある
ブログは書き方が凄く重要で、長く運営してアクセスを集めるためには「ユーザー目線」で「価値を提供する」という部分を強く意識する必要があります。
ただ、他人に書いてもらう以上は出来上がった(納品された)文章を見るまでは判断が出来ません。
せっかく外注したのに、納品された記事のクオリティーが低いと凄く残念ですよね…(汗
自分でクオリティーが低いなぁと思うような記事って、恐らくブログにはアップしないで終わる事が多いはずです。
なぜなら、質の低い記事と言うのは今後Googleの検索順位を決めるAI(アルゴリズム)から除外(淘汰)される可能性が高く、ブログ全体が低評価と判定される可能性も無きにしも非ず…
それを避けるために、まずは依頼する人の「ポートフォリオ(作品集/過去の作品)」は必ず前もって確認するようにし、初回から複数記事をお願いするのではなく、まずは1記事作ってもらって内容次第で次を依頼するか決めた方が良いですね。
※専門知識に特化している=質の高い記事が”書ける”とは全くの別物です。
ブログ記事を外注する際に初心者が注意すべきポイント
初めてクラウドソーシングサービスでブログ記事を外注する「初心者」に、「ここだけは絶対に確認しろ!」と言うべき注意事項やポイントがあります。
絶対に確認すべき項目とは、、、
- 盗用問題に要注意
- 記事は全て丸投げしない
上記のポイントについて詳しく説明していこうと思います。
盗用問題に要注意!
ブログ記事を外注する時の一つのリスクとして盗用問題と言うのがあります。
これは、他人のブログ記事の内容をペタペタとコピペしただけの文章を納品されてしまうという悪質なものです。
この問題点は大きく分けて2つ。
一つ目が、他人の素晴らしい記事をコピペすることがほとんどなので、パッと見た感じでは「クオリティーが高い」と思って好印象を持ってしまうという事。
そして二つ目は、コピペの記事をアップした場合、Googleからコピーコンテンツ判定(ペナルティ)を受ける恐れがあり、もしペナルティ対象となった場合はブログそのものの評価がガタ落ちするという事です。
今でこそほとんど無いかも知れませんが、昔は結構あったんですね…(汗
対策としては、レビューが高く実績のある人に仕事を任せる事、そして納品されてきた記事は必ず「コピペチェック」で盗用でないか確認することです。
※コピペチェックは、ネットで検索すると無料で利用できるものがいっぱい出てきます。
記事を依頼する時は「丸投げ」しない
自分の満足のいく記事を作ってもらうためには「丸投げ」はしない方が良いです。
つまり、全て相手に任せきりにしない方が良いという事ですね。
外注を受ける側もある程度の情報(注文)があった方が記事を作成しやすいし、どんな情報(記事)を書けば良いのかをイメージしやすくもなります。
結果的に納品された記事も満足が行くものである可能性も高くなるので、出来るだけ最初に記事の方向性は伝えるべきです。
お勧めの方法としては、「タイトル」と「見出し」だけはコッチでザックリと考えたものを渡す方法です。
タイトルが分かっていれば、記事の全体的な構成をイメージしやすくなります。
見出しと言うのは「目次」にもなる「h2」や「h3」の部分で、これも分かっていればその内容を書けば良いだけなので、自分が欲しい情報だけ書いてもらえるし、また書く方も書きやすいですよね。
なので、出来るだけ最初は密に注文を出して要点を決めた方が、お互いにとっていい結果になる事が多いです。
全て任せきり(丸投げ)というのは、ある程度の信頼関係が出来てからの方が良いですね!
最後に
上記では、
ブログ記事を外注する方法やメリット・デメリット、初心者が特に注意すべきポイントについて説明してみました。
これらを総合して判断すると、ブログ記事の外注は上手く取り入れれば効率よく運営することが出来るのでお勧めです。
ブログの記事ストックを増やしたい時や、専門外(苦手なジャンル)を書く時なんかは、ときに「時間をお金で買う」ということも大切なことかもしれませんね!
いずれにせよ、外注するという事は相手あっての事なので、せっかくクラウドソーシングサービスを利用するのであれば、信頼関係を気付けるような人と出会えるような使い方が出来れば最高ですね。
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