この記事では、「Adobe Photoshop(フォトショップ)」で矢印を作成する方法を紹介していきます。
↑こんな感じの「矢印」ですね!
「Photoshop」で矢印を作成する方法と言えば主に、、、
▸「シェイプ機能を使って作成する方法」
▸「ラインツールを使って作成する方法」
といった作成方法がありますが、ここでは後者の「ラインツールを使って作成する方法」で矢印を作成していきます。
それでは、以下で詳しく(画像付きで)説明していきますね!
もくじ
Photoshopの機能「ラインツール」について
まず最初にラインツールですが、、、
左のツールバー内にある「 / 」のマークをクリックして出てくる項目(サブメニュー)の中に「ラインツール」が確認できますね!
ちなみに、このツール…
「ラインツール」というくらいだから、その名前から「線を引くツール」というイメージが強いかもしれませんね。
確かに真っすぐな線を簡単に引くときに使えるツールでもありますが、実はこのツールの設定を変更するだけで簡単に矢印が作れてしまいます。
ラインツールで「矢印」を作る方法
この機能を使うのが初めての方は、まずは以下の画像のように設定してイメージを掴んで頂ければと思います。
ラインツールを選択すると上部のオプションバーに、「線の太さ」という項目があるので、そこを「50 px」に設定。
その後に、左にある歯車(⚙)のマークをクリックすると「パスオプション」が開きますので、「矢印」以下の項目の「開始点」にチェックを入れ、「幅」120px、「長さ」60pxに設定。
後はドキュメント(編集エリア)に、ラインを引くように操作すると画像のように矢印が出来上がります。
※「塗り」で矢印のカラー、「線」で外枠の色と太さを設定できます。
設定を変更して矢印の形を変えてみる
歯車(⚙)をクリックして表示される「パスオプション」の一番下にある項目に「へこみ具合」という項目があります。
ここの値を「40%(値は任意)」に設定して矢印を作成すると、画像のようにちょっとカッコいい形の矢印が作ることが可能です!
今度は、「パスオプション」の矢印直下の項目にある「終了点」にもチェックを入れてみます。
そうすると、画像のように両サイドに矢印を作ることも可能です。
このように、ラインツールだけでも様々な矢印を作ることが出来ます。
実際にこの機能を使用する際は、上部オプションバーにある「線の太さ」や、歯車(⚙)の中(パスオプション)にある「幅」「長さ」「へこみ具合」の値を色々といじってみて下さいね!
ラインツール(矢印)のお勧め利用法について
ラインツールを使って矢印を作成する場合、使用するたびに設定を変更するのは結構大変、、、というかシンプルに面倒のはずです…
なので、矢印を多用する場合のお勧めの使用法を一つ紹介しておきます。
まず、ラインツールで矢印を作る際は↑画像にあるように「パスオプション」で値を入力します。
※一度設定した数値は、次回以降も引き継がれます。
なので、自分が使いやすい矢印の形に値を設定しておけば次回も全く同じ矢印が作れるので便利です。
そして、矢印を作る際は大きめで作成し、後から「パスツール」で大きさを変更すればどんな場面でも対応できるようになるのでお勧めです。
ちなみに、パスツールは画面左のツールバー内にある「パスコンポーネント 選択ツール」です。
これを選択した上で、作成した矢印の前後左右にある4点を伸ばしたり縮めたりすることで自由に大きさが変更できます。
シェイプで矢印を作るのも簡単でお勧め
「Photoshop」では、シェイプと呼ばれる機能を使うことでも簡単に矢印を作ることが可能です。
↑画像のように、複数のパターンから好きなモノを選んで簡単に作成することが可能です。
ちなみに、シェイプ機能を用いて矢印を作成する方法に関しては、以下の記事で詳しく説明しています。
ご興味がありましたら是非ご覧になってみて下さい。
最後に一言
以上、「Adobe Photoshop(フォトショップ)」のラインツールを用いて矢印を作成する方法について詳しく説明してきました。
自分のよく使う形で値を入力しておくと、次回以降も使いたい時にすぐ使える便利な機能です!
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