この記事では、「Adobe Photoshop(フォトショップ)」の機能である「シャープ」の使い方を紹介しております。
⇒ シャープ機能を使えば、ほとんどの写真(画像)は見た目がより引き立つようになります!
この「シャープ機能」というのは画像(写真)の「ボカシ(ブレ)」を調整することが出来る機能です。
⇒ カメラで撮影する時に、ピンボケしないようにレンズを調整するようなイメージに似ています。
これにより、ちょっとしたブレを修正することで画像(写真)がシャープに引き立つという訳で、特に綺麗に魅せたい場合は絶対に欠かせない機能と言っても過言ではありません。
という訳で、、、
以下、「Photoshop」のシャープ機能の使い方を画像付きで詳しく説明していきますね!
Photoshopのシャープ機能について
まず最初に、「Photoshop」のシャープ機能の場所について説明していきます。
上部メニューバー内にある「フィルター」をクリックして表示される項目内に「シャープ」があるのが確認できますね!
項目のシャープにカーソルを合わせると、シャープ機能のメニューが出てきますので、そこから機能を使用することが出来ます。
画像を”クッキリ”と鮮明に魅せたい場合
記事の最初に、この機能を使えば「ほとんどの画像(写真)が引き立つ」と書きましたね!
では、実際にシャープ機能を使って試していきます。
例えば、使用する画像(写真)が若干ブレている場合は、とりあえず「シャープ」または「シャープ(強)」を試してみて下さい。
上の猫の画像は、左がシャープをかける前、右が「シャープ」をかけた後になります。
かける前の画像は、なんとなく全体的にぼやけて見えていますが…
かけた後はブレが修正されて、全体的にクッキリ鮮明に見えますよね。
シャープ機能は、画像(写真)全体に及びますので、猫の部分だけではなく他の背景なども同じようにブレを修正してくれます。
⇒ その結果、画像(写真)が引き立って見えるようになるという訳です。
一部分だけにシャープを適応させる方法
シャープ機能をそのまま使うと、画像(写真)全体に適応されます。
…が、場合によっては1部分だけにシャープ機能を使いたいという場合も出てくるかもしれませんので、その方法も紹介しておきますね。
1部分だけにシャープを適応させたい場合は、「なげなわツール」などを使って、範囲を指定してしまいます。
試しに、先ほどの画像の猫の右半分だけに範囲指定して「シャープ(強)」をかけてみます。
…ちょっと分かりにくいかもしれませんが、指定した部分(猫の右半分)だけにシャープ機能が適応されます。
⇒ このように、予め範囲を指定した上でシャープ機能を使えば、その部分だけにしか適応されないので覚えておくと便利です。
シャープの「強さ」を指定(調整)する方法
自身でシャープの細かな設定を調整することも可能です。
その時に使う主な機能と言えば、、、
画像にある、「アンシャープマスク」と「スマートシャープ」があります。
ちなみに、両者の違いは、、、
アンシャープマスクは、画像(写真)全体にシャープネス処理(ぼやけてい輪郭を強調)し、コントラストが上がったような感じになります。
特に輪郭がハッキリと出ることが多いので、印刷用の編集に良く用いられる機能でもあります。
続いて、、、
スマートシャープは、アンシャープマスクのように輪郭を過度に強調させることなく処理が出来る機能となります。
これらの機能的な違いから、普段の画像処理で使われるのは「スマートシャープ」の方が多いかもしれませんが、「アンシャープマスク」でしかできないこともあるので、両方使いこなせるようになっておくのが理想と言えます。
ちなみに、スマートシャープを選択すると↑設定画面が立ち上がります。
ここの「量」や「半径」、「ノイズを軽減」といった項目の値を動かすことで調整することが可能です。
⇒ プレビュー画面を見ながら、自分で見て「良い感じ!」に調整すればOKです!
画像左が加工前、右が「スマートシャープ」を適応させたモノです。
ブレだけを修正することが出来るので、最初の方に紹介した「シャープ」とか「シャープ(強)」の細かな設定が可能なバージョンといった感じの機能です。
コチラは、「アンシャープマスク」を選択したときに表示される設定画面です。
「量」、「半径」、「しきい値」を動かすことで調整できます。
⇒ ここも、プレビュー画面を見ながら作業すると良いですね!
画像左が加工前、右が「アンシャープマスク」を適応させたものです。
アンシャープマスクの場合は、画像のコントラストが上がったような感じになり、色合いが加工前よりも強くなっているのが特徴です。
スマートシャープをかけた後に、アンシャープマスクで調整するといった使い方も出来ます。
いずれにしても、シャープ機能は「かけすぎ」には注意です。
⇒ シャープが強すぎると画像の見た目が一気に崩れるので、ほどほどが一番です!
最後に一言…
以上、「Adobe Photoshop(フォトショップ)」を使って、ブレを修正する方法を紹介してきました。
⇒ シャープ機能を使った方法ですね!
とりあえず、
どんな画像(写真)でも「シャープ」をかければ、多少のブレが修正されて見た目が良くなる(引き立つ)ことが多いので是非、試してみて下さいね!
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