この記事では、画像処理ソフトの「Photoshop(フォトショップ)」を使って「吹き出し」を自分で作成する方法を紹介していこうと思います。
ちなみに、「吹き出し(画像)」というのは以下のようなものを指します。
↑こんな感じで、よく漫画とかで人が喋っている文字を入力するのに用いられるアレですね!
吹き出しに関しては、ネット上で「フリー画像」から拾ってくるのも良いし「シェイプ」を使うのも良いですが、シーンに合わせて使い分ける場合は自分で作れるようになっておいた方が便利です。
それに、「Photoshop」の機能を使えば簡単に吹き出しが作れますので作り方を覚えておくのも良いですね!
という感じで、、、
以下では、「Photoshop」の機能を使って吹き出し画像を作る方法をご紹介していきます。
もくじ
一般的な吹き出し(丸いタイプ)を作成する方法
最初に、一般的によく使われる↑画像のような丸いタイプの吹き出しを作ってみようと思います。
まず最初に、左のツールバー内にある「楕円形ツール」を使って図形を作成します。
※四角い吹き出しを作りたい場合は「長方形ツール」を使えばOKです。
次に、画像の赤枠で囲っている部分を作っていきますが、ここの作り方としては2パターンあります。
▸「図形(三角形ツール)」+「ペンツール」を使う
▸「ペンツール」だけで作る
↑上記の方法を詳しく説明していきます。
図形(三角形ツール)とペンツールで作成する方法
左のツールバー内にある「三角形ツール」を選択後、上部メニューバーにある「シェイプを結合」を選択してチェックを付けます。
三角形ツールで図形を作成します。
三角形ツールで作った図形を↑画像のように重ねます。
この時、「シェイプを結合」を選択していると重なった部分が結合した状態になるので、画像のように綺麗な吹き出しが出来上がります。
画像のように矢印の部分を曲げたい場合は、左ツールバー内にあるペンツールの「アンカーポイントの追加ツール」を使います。
ツールを三角形の上に合わせてクリックを押すと、アンカーポイントを付けることが出来ます。
最初は、↑画像の位置にアンカーポイントを打って感覚を掴んでいただければと思います。
後はアンカーポイントの「□」と「〇」の部分を動かすことで自由に線を変形できます。(拡大しながら作業するとやりやすいです!)
ちなみに、吹き出し画像を移動させるときは「パスコンポーネント 選択ツール(画像上)」を使いますが、画像の一部を伸ばしたりするときは「パス 選択ツール(画像下) 」を使います。
⇒ Windowsでは「Ctrl」、Macでは「command」を押しながらアンカーポイントをクリックすると簡単に切り替えれるので覚えておくと便利です。
※アンカーポイントを移動する場所を間違った時は、Windowsでは「Ctrl」+「Z」、Macは「command」+「Z」で戻すことが出来ます。
気に入った形に変形させれば完成です!
ペンツールだけで作成する方法について
左のツールバー内にあるペンツールの「アンカーポイントの追加ツール」を使って直接、吹き出しを加工することも可能です。
ちょっと分かりにくいですが、画像のように3点アンカーポイントを打ちます。
アンカーポイントを3点付けて真ん中を引き延ばすと、↑画像のような良い感じの吹き出しになります。
※両サイドのアンカーポイントを付ける位置によって、出来る三角形の大きさ(幅)が決まるといった感じのイメージです。
後は上記で説明したように、必要に応じてペンツールで好きな形に変形させれば完成です!
フワフワの吹き出しの作成方法
画像のような、フワフワした吹き出しの作り方を紹介していきます。
⇒ コチラの吹き出しもよく使われるタイプですよね!
まず最初に、左のツールバーにある「長方形ツール」で“土台”を作ります。
次に、左ツールバー内にある「楕円形ツール」を選択。
その後、上部のメニューバーに表示される「シェイプを結合」を選択します。
楕円形ツールで1個だけ丸を作って、後はそれをコピー&ペーストで画像のように適当で良いので並べていきます。
【コピー&ペースト】
Windows:「Ctrl」+「C」⇒ 「Ctrl」+「V」
Mac:「command」+「C」⇒ 「command」+「V」
配置した図形は設置した後に自由に変形することが出来ます。
⇒ 設置した後に形を整えればOKです。
後は上記で説明した手順と同じで、
▸「図形(三角形ツール)」+「ペンツール」を使う
▸「ペンツール」だけで作る
上記の方法で、↑画像の矢印の部分を作成すれば完成です!
ギザギザの吹き出しを作成する方法
画像のようなギザギザの吹き出しを作成する方法を紹介していきます。
⇒ これは、叫んでいるときの吹き出しとしてよく使われますよね!
先ずは、左のツールバー内にある「多角形ツール」を選択し、ドキュメント(編集場所)のどこでもいいのでクリックを押すと「多角形を作成」という画面が立ち上がります。
⇒ とりあえず最初は、↑画像と同じ値で試して頂ければイメージが掴めるかと思います。
「多角形を作成」で値を入植すると、画像の左側のギザギザを自動的に作ることが出来ますので、後はギザギザに付いている「□」と「〇」の部分を引っ張ったり縮めたりして形を作れば完成です。
また、パス選択ツールで、
Windowsでは「Alt」、Macでは「option」を押しながら動かすと図形を複製することが出来て、画像を重ねることで良い感じのギザギザが作れますので覚えておくと便利です。
最後に…
以上、「Photoshop(フォトショップ)」を使って「吹き出し」を作る方法をいくつか紹介してきました。
上記で紹介した方法に、影とか立体感などの効果を付けて色々とアレンジしてみるのも良いですね!
是非、自分だけのオリジナルの吹き出しを作ってみてくださいね!
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