TwitterなどのSNSでよく見かける、「LINE(ライン)ID紹介」⇒「誘導(登録)」という流れ…
大抵は「副業で効率よく稼ぐ方法を教えます」とか「Twitterで収入を得る方法」「月〇〇稼いだ方法公開!」と言った文言(フレーズ)で「稼げる」というニオイを漂わせた上で、上記のようなLINE誘導をしている場合がほんどです。(←副業で稼ぐ方法を教えます的な感じですね…)
僕のTwitterのダイレクトメッセージでも頻繁に来ますが、僕の知り合いの人も「最近は凄く多くなったね(笑」と、僕と同じように頼んでもいないのに一方的にバンバン送られてきているようです(笑
この記事を見ている方、恐らくは僕と同じようにこのようなメッセージ(勧誘)がTwitter上で来ていて「何だこれ?」と思って、ネットで調べてここに辿り着いたのではないでしょうか。
何れにしても、「怪しいものなのか?(詐欺なの?)」とか「実際に登録したらどうなるのか?」が気になっている人も多いはずです。
どんな理由にしても、何か“意図”があって勧誘しているのは間違いないですからね!
なので、以下では「Twitter上でライン誘導してくる理由(意図)」や「怪しい情報商材に騙されないとっておきの方法や注意点」と言った感じの事を詳しく書いていこうと思います。
もくじ
TwitterなどSNSでLINEに誘導してくる理由
TwitterなどSNSでLINEに誘導してくる理由は、既に感づいている人も多いと思いますが「モノを販売する為(稼ぐ為)」であることは間違いでしょう。
では、具体的にどんな仕組みかと言うと…
- 自分の商品を売る(情報商材など)
- オプトインアフィリエイト
上記のいずれかであることがほとんどでしょう。
流れとしては、最初にLINEに登録してもらって「繋がりを持つのが目的」です。
メールアドレス(個人情報)をGETするのが目的というイメージですね。
その後、定期的に「購買意欲」を煽るメッセージを何度か送った後、最終的には商品やサービスを販売するといった感じです。
それが、自分で作った商品やサービス(情報商材がほとんどかと…)なのか、アフィリエイト商材の場合もあるでしょう。
※アフィリエイトとは、分かりやすく言うと他人の商品(サービス)を代理で販売し、売れた場合は売り上げの1部をキャッシュバックといった感じです。
そして、「オプトインアフィリエイト」というのは、何らかの媒体にメールアドレスを「登録」させるまでが目的となります。
なので、LINE登録をした後に、何らかの媒体にまた登録を促すような仕掛けになっている場合は、オプトインアフィリエイトだと思って良いですね。
とはいっても、登録しただけでは登録した側にお金は発生しませんが、なぜそれで紹介した側にお金が入るのかと言うと、シンプルに個人情報は何よりのお金になるからです。
つまり、TwitterとかでLINE誘導してくる人たちは、見込み客を探しているような感じです。(※オプトインアフィリエイトの場合)
全く興味が無い人は何もアクションを起こさないし、逆にコンタクトを取って登録までしてくる場合は興味がある人である可能性が高いので、そういった人の情報を“誰か”に紹介することでお金を得るという仕組みですね。
その“誰か”は見込み客だけにアタックすることが出来るので、購買率は高いはずですし、わざわざ自分たちで見込み客を探さなくても良いので、時間をお金で買っているとも言えます。
通常のアフィリエイトは、既存の商品やサービスを代理で販売するのに対し、オプトインアフィリエイトは、購入意欲の高い人を紹介するのが目的だと言えます。
LINEとTwitterの圧倒的利用者数の多さ
じゃあ、なんでTwitterやLINEが頻繁に使われるのかと言うと、それはこの2つの媒体の利用者数の多さにあります。
SNS媒体 | 利用者数(国内) | 発表時期 |
---|---|---|
LINE | 約8,600万人 | 2020年 |
約4,500万人 | 2018年 | |
約3,300万人 | 2019年 | |
約2,600万人 | 2019年 | |
TikTok | 約950万人 | 2018年 |
こうやって見ると、LINEの利用者数が抜けて多いというのが分かりますよね。
そして、TwitterやInstagramなど若者が気軽に利用できるようなSNS媒体が上位を占めていることが分かります。
利用者数の多さ=ビジネスチャンスの多さ
ビジネスをするなら多くの人がいる市場に参入した方が、少ない市場で勝負するよりも圧倒的に有利ですよね。
良く店を出店する時の「場所の重要性」で例えられる話ですが、ほとんど人通りのない山奥で商売をするか、都会の駅近で商売をするか…売る商品の「質」以前に、人目に触れなければどんなに良いモノを扱っていたとしても売れることはありません。
ネットの媒体にも利用者数の多い少ないが当然存在し、人が多い媒体というのは、まさに都会の駅近でビジネスをするのと同等というイメージです。
なので、利用者の圧倒的多いLINEやTwitterというのは同じ他のSNSよりもビジネスがしやすいという事なんですね。
つまり、人目に多く触れる機会が多い分、そこにはビジネスチャンスもいっぱい眠っているという事でもあります。
SNS最大のメリットは「集客力」
情報商材ビジネスとかアフィリエイトってかなり昔からあって、オプトインアフィリエイトも10年前くらいから流行ったと記憶しています。
昔は、ブログに訪れた人にメールアドレスを促し、そこから後の流れは同じ…と言う感じでしたが、オプトインアフィリエイトに関しては今はもうLINEが主流となっていて2019年頃が全盛期だったと思います。
昔のようにブログからSNSで集客するのが主流になった理由については、大きく分けて2つあります。
1つ目が、今から始めるブログ初心者が「稼ぐ系ジャンル」でアクセス数を集めいるのは絶望的に難しい(少なくとも時間が掛かります)
そして、2つ目がSNSの集客力が最強という点です。
ブログでアクセスを集める為には、検索順位で上位表示させる必要があります。
・・・が、検索エンジンが年々強化されて行っている関係で、昔に比べかなり上位表示が難しくなったジャンルも存在します。
少なくとも、検索エンジンで上位表示させるにはGoogleの検索エンジンから「良質な記事」と評価を受けたものだけなんですね。
特に、「稼ぐ」とか「アフィリエイト」といったキーワードは昔から強豪がたくさんいます。
始めたばかりの初心者がそのジャンルに飛び込んで“いきなり”結果をだすというのは、難しいを通り越して無理です。
これがTwitterであれば、経験者や初心者とか関係成して投稿した文章(つぶやき)を誰でも届けることが出来るし、自分から他人にフォローやダイレクトメッセージを送るというアクションも出来ます。
なので、ブログに比べてTwitterの方が圧倒的に集客の面で言えば優れていると言えるんですね。
メルマガとLINEの開封率にも圧倒的な差がある
ブログで集客している場合は、メールアドレスを登録してもらって、そこに「メルマガ」を配信するというのが一般的な方法です。
ただ、メールの開封率って5通に1通とか、少ない時は10通に1通とかそんなレベルなんですね。
つまり、メルマガは読んでもらえる確率がかなり低い傾向にあります。
メールボックスに届くのって迷惑メールも含めかなり複数箇所から来るので、そもそもどこから来たのか分からない=読む必要ないと判断しがちですよね…
特に、メールがいっぱい届く場合だと、他のメールに埋もれて存在すら気付いてもらえないということもあるかと思います。
これに対してLINEの開封率は、、、
なんと、怒涛の約8割くらい
かなり高確率で見てもらえるというデーターがあるんですね。
※確かに、大手企業とかでもメルマガからLINE@に力を入れているところも増えています。
メールは1つのメールボックスにズラーッと並んで見にくいですが、LINEはご丁寧に通知されて、1人1部屋と言った感じにトークルームが個別に用意されているので分かりやすいですよね。
何れにしろ、メルマガとLINEでは開封率にも圧倒的な差があるので、集客率や開封率を考慮すればSNSの方がビジネスがしやすいと考えるのは普通の事だと思います。
SNSからのライン誘導ってヤバイやつなのか?
LINEに誘導する行為は別に違反行為でも何でもなく、大手企業でもごくごく普通に取り入れられている集客ビジネスなので、これ自体は何も問題は無いと言って良いです。
ただ、少なくとも頼んでもいないのに一方的に「おいしい話」を持ってきて、LINE登録を迫ってくる場合はヤバイやつです。
普通に考えて、どこの誰も分からない人に本当に儲かるような話をする訳がありませんからね。
なんで頼んでもいないのに一方的にアプローチしてくるのか、、、
それは、まあ見込み客かどうか判断するというのもあると思いますが、それよりも先に「自分が稼ぐことしか頭にない」という思考が働いているからでしょう。
稼いでいる人と言うのは、ユーザーにとって価値ある情報を配信してユーザー側からアプローチされるような人です。
※相手に価値を提供して、その対価としてお金を頂くというのがビジネスの本質ですね!
Twitterの場合は、確かな運用実績やフォロワー数がいないと発言する内容に信憑性がどうしても少ないです。
⇒ 結局、集客最強の媒体で稼ぐにも多くのフォロワーがいなければ無理でしょう。
それが全くできていない段階でいきなりLINE登録してくれっていわれても、控えめに言って怪しすぎますよね…
それをすっ飛ばして、どこの誰かもわからない人にアプローチしまくるって…もう頭の中「カネ、カネ、カネ…」と、金の亡者そのものだと言えます(汗
・・・いくら集客力が最強のSNSと言えど、他の媒体よりかは人目に触れる機会が多いというだけで、物が売れるか売れないかは別の話です。
むしろ、そんな「頭の中カネ」状態でアプローチしまくっていると、自分がヤバイ人だというとをわざわざ他人に植え付ける行為になってしまうので、そういう当たり前の事に気付けていない時点で「ヤバイ」としか言いようが無いでしょう。
TwitterでLINE誘導する流れは今後も続く?
このTwitterでLINE誘導するというのは、オプトインアフィリエイトであることがほとんどだと思うのですが、そう息は長くないと思っています。
実は似たようなことが昔「mixi(ミクシィー)」であって、機能の一つである「足あと」を不特定多数の人に付けまくって自分のページに誘導し、そこから情報商材を売るという手法がメチャクチャ流行った時期があったんですね。
同じ手法が流行りまくると、コピペで全く同じ(ほぼ似た)文章で集客し始める人とかが増加して、そうすると一般のユーザーも最初は「良く分からない」と思っていても、「ヤバイやつ」という耐性が徐々に付いてきて、「また来たヤバイやつ」と、もうスルースキルを習得するんですね。
または、ウザすぎて通報する人とかもいるでしょう。
結局、ミクシィーでは規制が入って、その時点でこの集客モデルはオワコン化した訳なんですが、今のTwitter ⇒ LINE誘導はミクシィーの時のやり方と酷似している感じがします。
Twitterで規制がかかるかどうかは分かりませんが、何れにしても「ユーザーがヤバイと広く認知」して、さらにLINE誘導をする人も増加していけば競争率も上がっていくので、自然と厳しい状況になってくると思います。
とはいっても、これらに変わるSNSが他にあるかと言えば、現状は「NO」なので、特別な理由がない限り無くなる事もないでしょう。
怪しい商材(サービス)に騙されない唯一の方法
情報商材と聞くと「詐欺」みたいな悪いイメージが強く、実際に詐欺まがいな商材やサービスも多く蔓延しているのも事実です。
※情報商材の全てが詐欺という訳ではありません。
今でも情報商材で騙されたという報告は絶えず聞きますが、だからと言って購入した側がどんなに騒いでも後の祭りです…
なので、もうだまされない方法としてはただ一つ、
「お金を払わない」これ1点に尽きます。
・・・「当たり前だろ…」と思うかもしれませんが、もうコレしかないですね(笑
アプローチしてくる人の最終目的は「商品(サービス)を売る」=「お金を出させる」というところにありますから、お金さえ払わなければ120%騙されることも無くなります。
どんなに多くアプローチを受けて、その都度LINEに登録してしまったとしてもお金さえ払わなければ「本気で騙された」と思う事も無くなりますよね。
自分の良く分からない事には絶対に手を出さない(お金を払わない)を徹底しておけば損することも無くなります。
分からない事は人に聞くな!自分で考えろ!
分からない事は詳しい人に聞いて確認するということも大切ですが、今の情報社会ではネットで調べれば解決できることが多いので、まずは自分で納得できるまで調べる癖を付けるのがメチャクチャ重要です。
特にお金に関わることは、本当に信頼できる人じゃない限り他人に意見を求める癖は付けない方が良いです。
なぜなら、お金を稼ぐ方法に正解や不正解なんて存在しなく「誰が何をするか」で結果は全く違ってきます。
一番ヤバいのは、相談した相手が最初からアナタを騙そうとしていた場合、どう転んでも最終的に「お金を出させる」という結果へ向かうという事です。
そういう人は、知識が無くお金のニオイがする人の扱い方に慣れていますので、極端な話をすると周りにそういう人しかいない場合は、誰に何を相談しても騙されるという道しかないんですね。
情報社会で価値ある情報を簡単にネットで見つけられる反面、それが本当かどうかは別の話です。
「何が正しくて何が間違いか?」
こればかりは、自分で調べまくって精査する以外に方法はないので、分からない事は分からないままにしないで“即調べる”という癖を付けて耐性を身に付けていくと良いですね!
コメントを残す